高校2年女子17歳の将来は政治家になって世の中のためになる人になりたい。
どう思いますか?と、岡田斗司夫さに回答を求めたものでした。
その回答が、「最優秀の人材が政治家や官僚になるべき」と考え、実行してきました。でも、この試みは完全に失敗しました。頭が良い奴ほど、ズルをするとタチが悪い。政治家や高級官僚のズルは完成度が高いので、追求したり反省させたりするのにひと苦労します。・・・
以上のように、政治問題の大部分は「一流の人材を議会や官僚組織に」という発想自体にあります。・・・
一流の人材ってどういう人のことなんでしょう。
旧帝大・早稲田の政経をストレートで来た人は優秀だと一般的には言われます。
弁護士や医者も優秀な人材ですよね。
成績優秀な人が優秀な人材だと決める社会の視野の狭さは問題だと思うんですよ。
官庁訪問を経験すると分かりますが、成績優秀なだけの人は篩(ふるい)から落とされます。
頭でっかちでは使い物にならないと思っているようです。
わが子は決して優秀な人材では無いとmanmaは思っています。
しかし、一流の人材になって欲しいとは思っています。
国家公務員というのはある意味、国民のために働いてはいません。
国の為に働いているのだと思います。
国家が円滑に成り立つように国全体の動向を見つめています。地球の中の日本を見ています。
このまま直進すれば犠牲者は5万人なる。しかし、舵を右に15度切れば犠牲者が1万人で済むな。
そんな判断を迫られるのが政治家や官僚の仕事です。
15度と決めた根拠はなんだ、18度にすれば良かったのに、いや90度にすれば良かった。
これが国民や社会が政治や官僚を見る目です。
誰かが決断するしかない決断をする。それが国の役割なんじゃないですか。
今の日本は平和ですから利害や健康被害に終始していますが、
外国では兵役があります。国が開戦を決めれば国民は命を懸けて戦線に曝されるわけです。
アメリカなんて実際に戦死している人が今もいっぱいいる。
戦争に駆り出されて心身を病んだ人もいっぱいいる。
国がその決定をし、国民の命を潰す決断を下している。
司馬遼太郎の坂の上の雲を読んでいると腹が立ちます。
人の命を何だと思っているんだ!!
その決断で無駄に死んだ人が何千人いるんだ!!
涙が出るほど腹が立ちます。
manmaは思います。
官僚として、その判断を間違わない腹を据えた頭脳の持ち主に育って欲しいと。
腹の据わっていない。人の顔色や世間体や儲け話にうつつを抜かすのは品性の問題であって、
一流二流の人材の云々ではないと。
優秀な人材が国の軸を担ってもらわなくてはいけません。
しかし、優秀な人材が皆品性が備わっているとは決して言えない。
優秀な人、一流の人材、品性の備わった人材を混同してはいけません。
一流の企業人、二流の人材にだって政治家や官僚を利用して儲けようとする狡賢い人がいっぱいいますね。
また、社会の為の企業として大きく世の為人のために努力する企業人だっている。
それって、人格や品格であって、頭脳や成績優秀とはなんら関係ないですよ。


