2013年10月20日

映画「そして父になる」

映画「そして父になる」を観た。


率直な感想から言うと、親と子の本質を捉えているなと感心した。

途中から子供の心を慮(おもんばか)って涙が目の中で留まったままだった。

一粒の涙が流れるでなく乾くでもなく、じっと目の中にあって涙目で見ていた。




女性の実感として「お腹を痛めて産んだ子」というのがある。母親としての揺るぎない自信に満ちた言葉だ。

しかし

現代人はなんでもかんでも頭で理解しようとする癖がついていて、出産を経験しても母親になった実感がつかめないで戸惑う人が多いのではないだろうか?

私の場合妊娠してつわりを経験してお腹が大きくなり嗜好も顔も幾分変わるので、母になるというシチュエーションは整っているのに、出産という大仕事をしても頭は母親になったことを理解しないで母性の芽生えもなにも起こらなかった。

27時間の陣痛に耐え、可愛い赤ちゃん!女の子ですよ。と助産師さんのありがたい言葉を聞いても、ただただ無事に済んだ。痛みから解放された、五体満足でよかった。と思っただけだった。


30年立って思い返すと、新生児を抱いた軽い重みと肉体の感触と体温を身体で受け止めた時、母になったなと思う。

頭で理解するのではなく、身体で実感することが母親としての一歩だったのだ。

子は常に身体を触れ合うことを求める。


親の頭脳なんか全然求めてはいない。

おっぱいであり、優しい掌であり指先、大きな背中、時には足に纏わりつくこともある。

そして満面の笑顔を真っ直ぐに向けてくる。


DNAが違っていても血のつながりがなくても、あの肉体の感触は消すことはできない。
1000日に及ぶベタベタの肉体関係が親子を親子たらしめるのだと思う。

昔の人は言った。
「生みの親より育ての親」と。


もし、この肉体の感触を父親が実感することなく過ごしてしまったら、親の責任を果たすだけの人になるだろうなと思う。




子供は子供時間の世界の人だ。
その子その子それぞれの成長の時間軸で生きている。

大人は頭で自分をコントロールする空間の中で生きている。


大人になると子供時間の頃の自分を忘れる。

親になるとは、子供時間の頃の自分をもう一度思い起こし、大人になって巨大化してしまった頭でそれを理解して、更なる本物の大人に進化することではないだろうか?


子が親にしてくれる。子が親を本物の親に成長させてくれる。


そんなことを考えた映画だった。





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posted by win-manma at 22:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 暮らし

2013年10月14日

久しぶりの野良猫写真

あまりの天気の良さにカメラを持って芦屋海岸へ行った。



餌をやっているらしい小父さんが以前はいたが、ちょっと早かったのか野良猫達は集まっていなかった。




諦めて帰ろうとしたところ駐車してあった軽トラの下から一匹現れた。



_MG_7651.JPG



_MG_7653.JPG




まだ若いようだ。


「なんだ餌持ってないのかよ」という顔つきで睨まれた。

「ゴメン、ゴメン」σ(^_^;)アセアセ...





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2013年10月13日

小鹿田焼の里へ

昨日秋の行楽日和のなか小鹿田焼きの里に行った。


大分県日田市の山奥にある焼き物の里。


平成7年、陶芸技法が国の重要無形文化財に指定された地域。



一度行きたいと思っていた所の一つで、
出来れば運営サイトのT'it craftで売りたいとも思って出かけたのだが、
窯元から一つひとつ選んで来て、一つひとつ売っている今の方法では遠すぎると無理なので諦めた。ヽ(*'0'*)ツ ワァオォ!



日田は古くから林業で栄えた土地、狐や狸猪に遭遇しそうな林道を心細い思いをしながら進むと通行止めにあい、迂回路を行かされたあげく途中離合できず難儀した。


村に着くとかなりの人出で賑わっていた。
シャトルバスで来た人たちは日田方面から来たようだった。
なんせ、スマホのナビでも不安になるような所だった。



村の数箇所に水車があり土を粉砕していた。
川のせせらぎの音と、土を砕く水車のコットンコットンという音が響くだけの静かな村である。




通常

陶芸は陶土を堀出し、寝かせ、篩(ふる)いにかけ、粒子を細かく砕き、水に晒して寝かせ、水分を抜いて適度な粘土にして

手びねりや轆轤(ろくろ)で成形し、乾燥させ、素焼きし、色を掛け、本焼きし、紙やすりなどで底に付いた
余分な土片を取り除いて売られる。

※ 小鹿田焼は蹴轆轤



小鹿田焼きの窯元は、代々長子相続で技術を伝え(一子相伝)、弟子を取らなかったため、開窯以来の伝統的な技法が伝えられていると聞いた。


飛び鉋の技法が主に用いられている。
大正から昭和にかけて民芸運動で有名な柳宗悦やイギリス人のバーナード・リーチが訪れた。

ピッチャーやカップの取っ手部分、全体のフォルムに外国人のエッセンスが感じらる部分があった。



今、多くの人が洋食に合う和食器を探しているのではないだろうか。

現代の日本人が求めているのは、ダイニングテーブルにマッチするスッキリしたデザインの食器なのだ。
ショップの売れ筋商品を見ているといつもそう思う。
スッキリしたデザインと土の温もりが欲しいのになかなかそういう物に巡り合えない。(゚ー゚;Aアセアセ






10軒の窯元を訪ねた中で3軒は仕事がとても丁寧だと感じた。


やはり、丁寧な仕事をする人の物は形が美しい。


_MG_7550.JPG



この壺に何を入れて楽しもうかと買った後で悩んでいる。


この里には食事を提供する店が一軒しかない。

ここで鮎の塩焼きを戴いた。



「村の中心を流れるこの川で獲るのですか?」と聞くと日田から持って来ていると言われた。

そうだ!水郷日田は鵜飼船があって舟遊びの伝統がある。


上等の塩と炭火で焼かれた30cm程もあろうかという焼き鮎が1匹500円だった。

これに、新米のしっかりした大きな美味しいおむすびが1個100円!! 

なんという贅沢だ(*^▽^*)oエヘヘ! 


2013年の秋を堪能した一日だった。




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2013年10月08日

ETV特集「トラウマからの解放」

2013年10月5日(土) 夜11時からのETV特集「トラウマからの解放」を見られただろうか。


心理学がこれほど進歩しているとは知らなかった。


この番組はほんとうに衝撃的だった。というかショックを受けた。



過去に心的傷害を受け、それがトラウマとなってうつ病や、摂食障害などの複雑な心の病、自傷行為・薬物依存などに悩む人は数知れないほどいらっしゃるのではないだろうか。

本人は勿論だが、周りの家族や友人も絡みあう問題だと思う。



このETV特集「トラウマからの解放」ではその治療方法が紹介された。


----------*

スーパーのトイレで悪戯目的で当時三歳の可愛い盛りの娘を殺され、用水路に棄てられた父親の治療の様子が紹介された。

父親は多くの人の役に立つならばと撮影に協力してくれたそうだ。

思い浮かぶのは最期に振り向いた娘の笑顔。
あの時呼び止めればと後悔し続けていた。自分も死んで娘の元に行きたいと願った。仕事もできない。
しかし、残された妻と子のためにもう一度立ち直りたいと望んだ。

医師は深層心理に入り込み、機械を使って視覚を制御しながら辛い心情と向き合い、話し合いながら心をほぐしていっていた。


又、

20代の対人恐怖で仕事に支障が生じる女性

彼女には6人の隠れた人格があった。ドラマでオカルト的に取上げられた多重人格というものだろうか。

幼児の○○ちゃん、中学生の○○○○ちゃん、、、、


幼児の○○ちゃんは大声の小父さんに怯えている。
逃れられないで、うずくまっている○○ちゃん。
20代になった○○さんは、今も大声の小父さんが職場にいることで苦しんでいる。
身体が反応して動けなくなる。

中学生の○○ちゃんはトイレで従兄弟に性的悪戯を受けた。
そのショックから男性恐怖になった。


心理士が心の奥深くに入り込み、視覚を制御しながら幼児の○○ちゃんと話をする。

幼児の○○ちゃんはその当時の幼児語で話す。
「逃げていいんだよ」と気付かせてやると、納得してそれ以後幼児の○○ちゃんは出てこなくなった。

中学生の○○ちゃんは、パンツを取られて心細くて辛い。
ここでは、パンツを履かせて安心したイメージを抱くことができて心が軽くなったと話していた。




アメリカで戦場の兵士の傷ついた心を癒し、社会復帰させることを目的として開発された治療方法なのだそうだが、
現在では育児放棄や家庭内暴力で傷ついた子供が薬物や暴力や犯罪に進むケースが多い中、政府の援助と寄付で治療が進められているという。


多くの犯罪や自殺の背景にはなんらかの心的要因が隠れている。


誰にでも触れられたくない心の傷はある。

その傷が大きくいつまでも薄れずに苦しんでいても、人として仕方のないことなのだと今までは半ば諦めるしかなかった。


しかし、治療方法があるなら賭けてみたいと思う人は少なからずいると思う。



アメリカでは政府援助と寄付で受診はどんな人でも可能なようだった。

日本の場合は保険適用なのかどうかが問われるところだが、たぶん保険は効かないのではないだろうか。
番組内ではこのことには言及していなかった。



興味のある方には再放送があります。
【再放送】2013年10月12日(土)午前0時45分 ※金曜日深夜







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2013年10月04日

食い意地

NHKの朝ドラあまちゃんが終わってちょっと楽しみが減ってしまった感が否めない。


次のごちそうさんに期待していたが、早くもがっかりしている。


食欲旺盛な子供の姿に生命力の強さを感じて好感を持つ人も多いのかもしれないが、
食べ物に目の色変える様は美しいとは言いがたい。


子供の頃、美味しそうな物を見て唾を飲み込む、涎を流すなど我が家では許されなかった。

それでも兄弟三人の目の前でカステラを切り分けられる時など、
目を皿の様にして一ミリでも大きい一切れを取ろうと身構えていた。(笑)



カステラを見て生理的に涎が出るのは許されなくて、小皿に切り分けられたカステラの争奪は構わないという教育(躾)の根拠が今もって分からない。(;´▽`A``


何となくだが、本能に近い部分は制御しなさい!ということだったのかもしれない。



動物は食べ物を戴いて生きている。


その食べ物の戴き方は洋の東西を問わずマナーの基本だといえる。


背筋を伸ばし、両手を使って優雅に美しく味わって食べる。

どんなにお腹が空いていようとも、優雅に食べる。
目の色変えて抱え込むなんてことは絶対にしない。



茶道の事はよくは知らないが、一服の茶を喫する為の作法(マナー)を説いてあるように思う。

ということは、喉を潤す為の茶と、茶道のお茶は違うということになる。


設(しつら)えや道具に奥深さを感じ取り、優雅な動きに時の流れを楽しむ。

日本人は特に武家は、この文化や精神を生活のあらゆる面に取り入れた。



ゆえに、食べ物に執着して己を見失うことを戒めた。

本能に近い部分であるからこそ特に厳しく躾けたのかもしれない。



たくさん食べて叱られたことはない。

しかし、頬張り過ぎて口をモグモグさせるような食べ方をすれば睨まれた。


朝ドラの「ごちそうさん」は、食べることを題材にしているようだが、これはなかなか難しいテーマだ。

ドラマの脚本の芯に食の文化を持っていなければ下品になる。



「あまちゃん」は登場人物たちそれぞれに上質の芯があったからあれほどの視聴率が出たのだと思う。


宮藤 官九郎さんありがとうございました。


楽しかったです。(*^▽^*)o








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posted by win-manma at 22:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 暮らし

2013年10月01日

思い込み

以前手に入れたと書いた北の匠の食器棚。


最近の物は前面がフラットになっているのだろうが、古い物は下段と上段に分かれていてちょっとした物が置けるくらいの棚状になっている。

035-2.jpg

この部分に埃が積もる。


「あー埃がヽ(*'0'*)ツ !」と思いつつ、放置する。

そのうち、その埃が舞い上がる。鼻がムズムズする。


なぜ、放置するのか。


ハンディーモップを取りに行くのが面倒なのだ。あせあせ(飛び散る汗)



そして、ハンディーモップをマメに替えないとハンディーモップから埃が舞い上がる。



ハンディーモップから舞い上がる埃を見ると、ちょっとイラッとする。

しっかりキャッチしといてよね!と思う。



そんな日々の中、先日気付いた。


この程度の埃ならティッシュで拭けば良いんじゃない exclamation&question



気付いた時にティッシュで。

ドレッサーのテーブル部分の埃もティッシュでいいんじゃん。(笑)



なぜ今まで気付かなかったんだろう。


埃を払うのは専用のお掃除道具だという思い込み。(゚ー゚;Aアセアセ


毎日ドレッサーに向かって身だしなみを整えるのに、

アー埃がと思いつつ、化粧品の粉をお顔にはたいてた。(笑)



なんで人は思い込みをしてしまうんだろう。

不思議だ。





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