2017年01月31日

トランプさん

昨夜プライムニュースでトランプさんについて話し合われていた。

終わり頃をちらりと見ただけなので番組内容に対しての感想ではないが、最後に城内実氏(自由民主党衆議院議員 元外務副大臣)がトランプ氏の印象について語っておられた事が印象的だったのでちょっと触れてみたいと思った。

氏はトランプ氏はなかなか頭が良くて冷静でしたたか、本筋を間違わない人ではないかと言っていた。


実は私もそんな気がしている。

世界情勢とか他国との交渉術とかお構いないしに乱暴に権力を振るう危ない大統領だと見る報道が流れているが、大筋だけを聞いている主婦が偉そうなことは言えないことは百も承知で言わせていただければ、女の第六感(私の第六感)で見ると世間が言うほど危険極まりないという風には見えず、逆に誠実そうに見える。

そして彼の目はあながち間違っていないようにわたしには思える。

トランプ氏が当選した背景には、世界が抱えるブルーカラーと言われた労働者階級が貧困に苦しんでいる現実がある。
教育を受けられず、また恵まれた環境にないままに成人し重・軽の労働につくことになったが、世界の情勢はグローバル化の中で労働による仕事が他国に奪われてしまい生活を脅かされている。
他国からの脅威だけではない、ロボットが人間の労働に取って代わり、彼らの仕事を奪っている。
その悲痛な叫びがトランプ氏を大統領に押し上げた。

世界の発展を推し進める政治経済人の多くがこの労働者達の行く末を見て見ぬ振りをしてきた。
しかし、世界には多くの労働階級の人たちがいて、彼らをどう養っていくかのかという道を指し示す人がいない。
そこにトランプ氏がグローバル化の波に押し流されるアメリカ国民を助けなければいけないんだと唱え、受け入れられ大統領になった。




が、そこからが難しい。問題はその手法である。
支持者が分かる施策を行わなければ彼らの気持ちに応えることはできない。


メキシコとの国境に壁を作り移民を阻止する。
TPPは国益に反すると判断して反故にする。
中東諸国から来ている人々を入国・再入国させない。
医療保険制度改革オバマケアの撤廃や見直し
等、等、等、


今、トランプ氏は支持者の気持ちに答えなければならないとばかりに大統領令を出しているがアメリカ大統領は支持者のみの大統領ではない。
世界の超大国アメリカの大統領なのだからそんな支持者目線の認識で済むはずが無い。
その事をトランプ氏はよく分かっているのではないかと私は感じている。

早いうちに支持者へのお返しは終わらせて、世界とアメリカの関係に重心を移すのではないだろうかと期待している。

世界はバランスの上に成り立っている。
世界経済を生み出し育て押し進めているのは、教育をじゅうぶんに受け、世界を見据えたグローバルな環境で活躍してきた人たちである。
そして、その対岸にいるようなギリギリの生活にあくせく働く労働者達いる。
この労働者達が安心して幸せに暮らせる社会にするべく私は大統領になった。
アメリカ国民が豊かに暮らせる為にどうするべきか、その事を根底に抱いて動き出す。

さてどう動くか

アメリカ・ファースト(アメリカ第一主義)をトランプ氏は大きく訴えてきた。
でも、もともとアメリカはそういう国だったではないか。(笑)
世界の国々に難題を押し付けて煮え湯を飲ませ優位に立ち儲けて来た。
日本は何度煮え湯を飲まされたことか。
それでもしたたかに日本は経済大国になった。
しかし、日本は敵ではない。一緒に儲けましょうと固く同盟している。

イギリスはなんといっても元をたどれば出発点。
命を掛けても一緒に戦ってくれる国だ。
その両国首脳とはすでに会っている。
なかなか強かな内面がみえるではないか。押さえるところは押さえている。


懸念は中国だ。

トランプさん中国を強く警戒していると私は思う。
今、経済の流れが中国に注いでいる。
中国はアメリカの脅しに屈するような国じゃない。
中華思想の国なのだから。
<中華思想(ちゅうかしそう)は、中国が宇宙の中心であり、その文化・思想が神聖なものであると自負する考え方 (ウィキベディアより)>



両国とも貧富の差が大きい国である。
抱える人口も桁違いに大きい。



トランプさんはいち早く貧困層の救済に目を着けた。
彼らに仕事を与え、収入の道をつける。

アメリカが中国から富を奪わなければならない。富を国民に注がなければならない。
だって、お金は血液のように世界中を回っている。
たくさん流れ込んだ国が潤うのだ。


アメリカ! アメリカ! アメリカファースト。
中国に負けてたまるか。(゙ `-´)/ コラッ!!



グローバル化で国ごとの役割分担なんかに縛れていては自国民を飢えさせてしまう。

よく考えればこのTPPでアメリカが儲かるか?
日本有利に出来てるじゃないか。と離脱表明。なるほどアメリカファーストだ。(冷笑)

日本はアメリカに無理強いされた形でTPP参加になったのにね。(笑)



トランプさんはアメリカに工場を誘致したいと思っているのだろうと思う。

世界の工場をアメリカに呼び戻す。





トランプさん、まだ中国とコンタクトを取っていない。

ちゃんと世界を見ている。強(したた)かさがみえるじゃないか。






今回はトランプさんを好意的に見たが、さてさてどうなるのか。



(ง •̀_•́)ง



ね。
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2017年01月24日

朝ドラを見ていて思った。

"脇を固めるベテラン女優”という文言を聞くことがある。

なんとなく聞き流していたが、今回の「べっぴんさん」を見ていてなるほどなと思った。

ここにきてようやく存在感のある"脇を固めるベテラン女優”さんを見た気がした。
江波 杏子さん
70歳を過ぎていらっしゃるそうだが格好良さは流石、
映画『女賭博師』シリーズで脚光を浴びた大女優さんなのだ。

取り立てて好きな女優さんというのではないが、その圧倒的な存在感はテレビ画面からも伝わってくる。


前回のとと姉ちゃんではベテラン俳優さんが脇をシッカリ固めていた。
片桐はいり、秋野暢子、ピエール瀧、片岡鶴太郎、大地真央、・・・・。
西島秀俊、向井理、諸氏もベテランの中に入るの?かもしれない。(笑)
実際にこの人たちに会うとオーラがあって光って見えるそうだ。
後光が射しているという。

その動きや立ち姿が美しく、魅了されるらしい。


その人の存在感というのは、その人の内側にあるパワーなのかもしれない。

彼らはその容姿の美しさは二の次に、このパワーを内に持ち、それを磨き上げることを学んできたのかもしれない。




その圧倒的オーラというものを欠くとドラマはつまらなくなる。
いくら人気の若手を多く登用しても、締りのない作品になるような気がする。


べっぴんさん、正直言って面白くないです。

ヾ(・ε・。)ォィォィ


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2017年01月19日

ありがたい翻訳サイト

さぁ、寝ましょと布団に入って直ぐにメールが携帯に入った。

PCで陶芸作家の作品を売るネットショップはじめて早いもので8年が過ぎた。
ネット注文が入るとメールが携帯にも届くように設定している。
先のメールはそれだった。

ネット販売はほとんど趣味である。
陶芸作品(陶器)が好きで、地元の窯元を訪ね作家さんのお話しを聞くうちに興味が湧き、ネットで作品を紹介するようになり、ネット販売を思いついた。

どの作家さんもネットで売るなんて無理無理と笑って、好きにすれば?知らないよ?と私の遊びに呆れていた。

そのうちにネットが社会に浸透し、一点でも売れれば「ほうヽ(*^^*)ノ」とのんびり喜んでくれていた。

元手が掛かっていないから互いに暢気なものだった。


それが、今では中国から注文が来るようになった。
もともと暢気に楽しんでいた遊びである。商魂など無い。そこに中国のバクガイが入り込む余地など無いのに・・・。あせあせ(飛び散る汗)
しかし、相手はそんなこと「知るもんかい」と思っているはずである。

さて、困った。
中国人が、これは無いのか?何時入るのか?(変な英語で)とせわしく聞いてくる。

まず、海外には発送しません。と中国語で書いた。没正做到海外的送
これは中国に住む日本人に教えてもらった。


そうすると、彼らは中継地点を指定して注文するようになった。
しかし、名前から中国系であることが分かる。
届け先を見ると倉庫らしい。

ここからがまたまた大変になった。
中国人は押しが強いという印象がある。
割れていて賠償しろなどと言われては適わない。

Is it sent to China?
There is no damaged compensation by transportation.
それは中国に送られますか?
輸送による被害の補償はありません。


Even if broken
Please promise not to complain.
壊れていても、文句を言わないと約束してください。

Yes or No?
はいそれともいいえ?


売買が成立する前にこれだけは押さえておかなきゃと苦労して英語に訳した。


私は英語はほとんどといっていいくらい分かっていない。
外国人との意思疎通など昔ならまったくもってお手上げである。
しかし、今はGoogleやYahoo!の翻訳サイトで日本語を瞬時に英訳してくれる。
ただ、この翻訳にはコツがいる。
英語になりうる日本語を入力しないととんでもない英語になる。
私はGoogleで英訳してもらい、Yahoo!で和訳してもらう。
Yahoo!のほうがとんでもない訳しかたをすることが多いからである。


冒頭のメール
やはり中国人(台湾かも)からの注文メールだった。
しかし、その商品は昼間中国人が買ってしまっている。
うちは一点ものを売っている。
3千円の一点物を丁寧に売るのだから効率が悪い。┐('д')┌
しかし、注文が殺到することが無いので商品管理はいたってシンプル。(笑)
カート機能が誤作動を起こしたようだ。

これは拙い。困った。
夜中12時に起き出してPCを立ち上げ、さてどうしよう。
買ったほうは嬉しくてワクワクしていることは確かだ。
中国人は喜怒哀楽をストレートに伝えてくる。
oh! I'm so lucky 直ぐにこんなメールが届くのである。


この乗りだ!この乗りで対処しよう。
Subject: This shopping was unlucky.

Mr. *****g
The cup you tried to buy was bought a few minutes ago.
Please purchase at next opportunity.

There is no cup of Ishihara.
There is no arrival schedule.

運が悪かったですね。
***** gさん
購入しようとしたカップは数分前に購入されました。
次の機会にご購入ください。
石原の杯はありません。
到着予定はありません。

と直ぐに送った。すると直ぐに返信が来た。

Oh,What a pity! But that's OK.I will buy next time.
Thank you very much.

Wish you a happy new year and all the best.
Spring
ああ、残念なことだ! しかし、それはOKです。私は次回に購入します。
どうもありがとうございました。
あなたに幸せな新年と最高のすべてを願ってください。


なんと気持ちのいい返事だろうと思った。きっとイイ奴なんだと思った。

むかし、同じような事例があったとき、日本人のその女性は電話で抗議の電話をして来て彼女は泣いたのだった。



ファンというのはありがたいものである。
しかしその時、件の作家さんから色々な人がいますからと、熱狂的なファンとの距離のとり方を諭されたのだった。


この作家さん現在精力的に海外にも進出して個展を開いている。
そこで、見てファンになり、私のところを探し当てて買っているのだろうなと思うと、なるべく対応したい気持ちになる。
しかし、先日名前を公開出来ないという人物から注文が来た。
すごく腹が立った。
さすがに名前も言えないような人に売ることは出来ませんと返信した。
最初、横柄で機械的だった態度が段々人間らしくその人らしさが見える文章を送ってくるようになった。

何度かメールを交わすうちにこの注文は受付けたが、何らかの対処がいるなと考え、会員制を導入した。

会員登録で苦労するらしく、ある程度の知識のある外国人だけが登録を済ませ、購入してくるようになった。


ファンとの交流は楽しく、御かげで一日がアッという間に過ぎてゆく。

外国人との会話も楽しめる時代が来るなどとは思いもしなかった。


でも、もうすこし儲けを考える時に来ているような気もする。

先日、本業である夫の会社の税理士さんがそろそろネットショップの申告、必要になってませんか?
年間20万円の収入がある事情者は申告の義務がありますよといわれた。

経費を引くと無さそうだがな。(・・。)

趣味と実益。採算。考えなきゃなぁ。

中国人相手にぼろ儲け?。
もう中国人のバクガイも終わりですって。(笑)


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2017年01月09日

血のつながり

娘は結婚し去年子供にも恵まれた。
人間にとって子供を産むということは人生の一大事。

出産を経験すると人生観がガラリと変わる人が多い。
不思議なことに自分よりも子供の方が大切に思えるのだ。
子供を育て上げる使命感に突き動かされ力が漲ってくる。

結婚は縁あって互いにまぁ良いなぁと思い、自分の意思で一緒に生活するようになる。
が、子供は互いの信頼もそれぞれの意思もへったくれも無い。
何も無いところから関係を築きあげ作り上げていくことになるのだと娘の出産子育てを見ていて改めて強く感じているこの頃である。

生まれたばかりの子供は、最初から親を信頼して頼ってくるような心優しき者ではない。
冷たい言い方になるが、単なる生きもの、生命体なのだなと感じることが多々あった。
それを優しく抱(いだ)き肌と肌を触れ合い、優く声を掛けられ、微笑みを受けてはじめて心通い合う親子になっていく。
生まれた直後から赤ちゃんは母親に親しみの感情を持っているというのが一般的認識として有るように思う。
が、その認識を前提にした勘違いが多くの母親を悩ませているのではないだろうか。

余談になるが、ではいつ頃から赤ちゃんは親の母性や父性や親しみ愛情を感じるようになるのだろうか。
個人差は大きいのだろうとは思うが、たぶん声掛けに反応し始め、自分の手足を認識し始めた頃から笑顔で包み込んでくれることを快く感じ、母乳やミルクをいっぱい飲んでお腹が満たされ、不快を取り除き、いつも傍にいてくれる安心感や心地良さを感じるようになるのではないだろうか。
保護者の愛情を認識するのは案外に遅く声掛けに反応し笑顔を見せ始める頃からかもしれない。
これはあくまでも私の感じたままの私感です。



親はわが子の成長をお腹の中にいた時から感じ見つめ、出産によってようやく対面となる。
正に血肉を分けて生まれでた子を抱く感動を味わう。



夫婦はパートナーだから、解消することができる。
しかし、親子はどんなに不都合・不出来な親であり子であってもDNAが証明するまでもなく血の繋がった、自分の中の細胞から分離した子。親子なのだ。
この関係は消しようがない。

今年の正月は義母様の所に子供夫婦、孫夫婦、曾孫らがうち揃って新年の挨拶に行った。
総勢17名がベットを囲んだ。
血の繋がった者がこんなにいっぱいいる。
それだけで義母様は幸せな人だなと思ったが、ご本人はそれぞれの連れ合いの名を覚えるのに必死だとぼやいていた。(笑)




年末に義妹(弟嫁)のお父さんが亡くなった。
94歳で自宅で義妹の介護を受けて続け、娘夫婦に看取られて自宅で静かに往生したそうである。
これもまた幸せな死に方である。

弟夫婦には子供がいない。
義妹はひとりっ子である。
血の繋がった近しい人がいなくなってしまった淋しさを思うとなんとも切ない。
毎日のように綴っていた彼女のフェイスブックが更新されなくなっている。


30年前
父が逝き2年後に母が逝った時、この弟とひと悶着有った。
それぞれに連れ合いが出来、連れ合いの家族の思惑に翻弄され、その上に親戚達がからんで縺れてしまった関係は容易に解(ほぐ)れはしなかった。
三人姉弟の真ん中が抜け去った時、棺の前で一晩中この弟と話した。
まだ30歳そこそこだった弟も50になろうとしていた。
20余年の歳月と血の繋がりが当時の記憶と感情を淡い色にしてしまった事をその時私は感じた。

兄弟は他人の始まりというが、しかし血は争えず、水よりも濃いものを我が心の内に感じたのだった。


私は娘に兄弟(姉妹)を授けることが出来なかった。
それはかわいそうよ。もう一人産んであげなさい。と近所のおばさんが言っていた。
おばさんはきっと、血のつながりの重さを知っていたのだろうと今になって思う。


それでも
娘がいて娘の夫がいて、孫がいる。優しい気性の夫がいる。

人数は少ないが、いてくれるだけで幸せだと思う。

大切にしたいと思う。



義妹が少しずつでいいから、淋しさ悲しさから解き放たれる日が近付くことを願うばかりである。
posted by win-manma at 14:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 暮らし

2017年01月02日

紅白の感想

一昨年の紅白にガッカリしたと書いた。


去年(2016年)の紅白は


落着いて楽しむことが出来ました。
ありがとうございました。


相葉君の一生懸命さと有村架純ちゃんの落ち着き振りが印象的でした。
架純ちゃんも内心は必死だったのでしょうが、度胸のよさが取り乱しを押さえつけているようで益々ファンになりました。


ここ数年のような声が裏返りや調子に乗りすぎた見苦しさを見せることも無く、冷静に進められる進行にようやく冷静な日本らしさが帰ってきた感があり嬉しかったです。


人間が作る創造と偶然の生放送。大変なことですね。


最近、夫は市川由紀乃さんを応援している。
声が好きだステキだと言っています。
泣かずに歌えて良かったとホッとしている様子です。(笑)

若手の実力者が、古い大きな顔した先輩方を外してくれたことで出場できたこともめでたいですね。
若い良い芽を鍛えて伸ばして行くのは社会の大切な役割です。
若い清い芽は勢いがあります。それはこれからを発展させる力です。

出る杭をやたらめったらに叩き潰そうとする馬鹿が多い世の中ですが、守り鍛え育てる賢者も目立たずとも多くいます。
芸能の世界に限らず、若者を厳しく逞しく育て上げられる社会であってほしいと切に思います。



最後に武田真一アナウンサー。
ステキでした。“「情熱と真心を込めて務めたい」と穏やかなほほ笑み”伝わりました。




posted by win-manma at 15:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 暮らし

2017年 明けましておめでとうございます。

三十年近く棲み続けているこのマンションで初めて初日の出を拝んだ。

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このマンションは真東を向いている。
田舎なので遮るものもなく、結構遅い時間(8時頃)に山から顔を出すことに気付いたのは前日の朝。
よし!明日は晴天。初日の出を拝もうと思った。
太陽は力強い。exclamation×2


皆様にとりましても佳き年でありますように。

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お正月といえばあれやこれやと買いこんで財布が軽くなるのが悩みの種だった。
しかし、今回は海老や蟹、刺身などの値の張るものを買わなかった。
二人で食べるだけなのだから、今更お正月に拘らなくてもいいやと思った。
日頃から付き合いのある鮮魚店と精肉店でその時々に出ている美味しそうな物を買っている。
わざわざ正月だと気張ることも無いのだ。(笑)

精肉店で二人分の焼肉用の鹿児島牛、厚切りの黒豚ロース(ソテー)、地鶏(筑前煮用)。
鮮魚店でかまぼこ、数の子、鰤の刺身用を塩焼用に二ツ切にしてもらい、鰆のキレイな切身があったのでこれは塩麹漬けに。
生協で伊達巻。
デパートでローストビーフの切り落としを300gほど。
このローストビーフを昨日ちょっとだけ火を通して少なかった焼肉用の肉に添えたところ、
ドイツ土産のバルサミコソースで頂いたら超美味かった。高級赤身の焼肉用の肉が霞んでしまった。(笑)
そしてまた、これが国産の無添加赤ワインによく合った。
我ながら上手くいった元旦の夕餉になった。(*′∇`)。+゚

筑前煮はこの地方の正月定番料理。根菜を少し大きめに切って御煮〆、小さい物は雑煮の具としても使う。

例年作る三杯酢(蕪と人参)をやめて大根なますを作った。
柚子を買ったつもりだったのによく見れば黄色いカボス。
仕方なく酢として使ったところ上品で美味しいなますになった。
(塩を降ってしんなりした大根と人参をシッカリ絞り、サーモンを足し。カボスに食酢を足し、砂糖と塩で三杯酢を作りふり掛け、馴染ませる。)

黒豆は毎年気合を入れて3日掛けて作っていた。
が、去年の残りの豆を消化するつもりでいたらカビていた。
仕方なく出来合いをJAの産直で購入。
案外に美味しく今年の年末はもう作らないことに決定。(笑)

気負わないお正月料理でもじゅうぶん美味しい正月になると知り、今頃気付く随分遅蒔きの主婦だったなと自分を笑っている。
さてさて今年はいったいどんな年になるのでしょう。


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去年の昇段試験で書道4段になった。
条副を書いて何かを掴んだようだ。

そして先生のご指摘から筆が早いことに気付いた。
私はせっかちである。
なんでもチャチャチャとしてしまわないと気がすまない。
ゆっくりじっくり物事に取り組むことが苦手なのだ。
余談になるが、料理も食事もチャチャチャだ。
過程を楽しむ気持ちのゆとりが無い。

しかし、それが幸いする面もある。
書に勢いがある。
一気呵成に挑む力が勢いを生じさせる。

今年はこの性格を制御したいと思う。
一気呵成だけでは書は上達しない。
ゆっくり矯める修行だ。(笑)

せっかちではこれからの長くはない人生を味わえないままに終わってしまいそうだ。
一日24時間をせわしなく大股に行き過ぎては勿体無い。

ゆっくりじっくり時間を掛けるのも悪くない。そんな気がしてきた。
人間歳を取ると少し丸くなるという。
少し丸くなりたいと思うようになった。



(*^▽^*)oエヘヘ!


posted by win-manma at 14:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 暮らし