2017年05月24日

備忘録 山本周五郎著 虚空遍歴より

死ぬことはこの世から消えてなくなることではなく、その人間が生きていた、という事実を証明するものだ。死は人間の一生にしめ括りをつけ、その生涯を完成させるものだ、消滅ではなく完成だ

虚空遍歴より


そうか!
消滅するだけだと思っていたが、そんな簡単で単純なものじゃないよな。

今は亡き我が両親や祖父母の存在の証は彼等を知る者の記憶の中にしかなく、いずれは忘れ去れるのが人間だと思ってきた。
が、
自分自身の死を見つめる時、私はこの世から居なくなるんだ。みんなバイバイねという心境では逝けない。
私の人生、これで御仕舞い。と納得しなきゃいけない。


この虚空遍歴を私はまだ読んでいない。
宮本輝氏の「命の器」の作中に出てきたので忘れずにいたいと思いここにメモした。

読もう。



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posted by win-manma at 11:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 備忘録