レジを済ませ、出口に向かっていたら歩く先に財布が落ちている。
ヴィトンのエナメルの赤い長財布。厚みが3cmほどある立派な財布。
思わず!コワいと思ってしまった。アッ!(゚ρ゚;
そして、直ぐにレジのおばさんに大声で
「おねえさん!! 財布が落ちてるわ

私より若そうな人におばさんとは言えない、ちょっとちょっと言うのも失礼かと思い、
大奮発のサービス精神で「おねえさん!」と言ってみた。(笑)
お姉さんも動転している。ヽ(*'0'*)ツ ワァオォ!!
それ程立派な財布なのだ。

買い物を済ませて車に乗り込もうとしている人がいたので、もしかしてと思ったが違ったようだった。
さすが、おねえさん。
この財布落としていませんか?とは聞かなかった。
財布落としていませんかと聞いていた。
「あっ!ありがとうございます。」とすました顔して受取られたら確認のしようがない。
私ならうっかり「これ落としてません?」なんて聞いちゃいそうだ。

私は拾い上げる勇気もなかった。(・・;)
レジのお姉さんに下駄を預けてさっさと帰ってきたが、
車に乗って帰る途中で、ふと思った。
私が警察に届ければ、お礼の1割は私のものだったのか?と。
夫に、あの財布はヴィトンのヴェルニだから8万とか10万とかするんだよ。

あー、、、、私はやはり小心者の善人だ。

あの財布、厚かったな。(笑)
友人に話したら、「中身はきっとレシートよ」と笑っていた。
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