昨年4月に会社を終わらせることにした。
会社を閉じるにはいくつかの方法がある。
一般的には解散登記、清算登記、決了登記をおこなって会社を消してしまう方法が正当なもの。
また倒産というのもある。こちらは借金などが残っていて裁判所の介入があって赤字の処理が面倒そうだ。
私は4月にとりあえず、税務署と県と市の税務課に休業届けを出した。
このまま10数年放置すれば自然消滅されるという方法があるらしい。
休業して放置という方法は市県民税が掛からない。会社として機能していなければ金銭面も宙吊り状態のままで放置されるため魅力的だが、毎年税務署には休業中であることを申告することが義務ずけられている。
私達の場合、年齢的に10数年放置している間に病気や痴呆や死亡などした場合、娘に厄介を掛けることになる。
それはちょっと気の毒だと思い、費用も掛かり手続きも面倒だが正当な登記を行って閉じることにした。
法務局に行き登記をすれば39000円を納めなければならず +α(官報公告など)が掛かる。
登記その他を司法書士に依頼すれば数万〜数十万円の報酬を払うことになる。
私達はもちろん自分で法務局に行って手続きを進める事にした。
さて
4月に休業に入っても直ぐには仕事は終わらない。
取引先へのお知らせと、17年間に請けた仕事の始末を付けなきゃならない。
当社は上下水道設計なので、設計の完成品を納めて設計料を受取っても工事が終了するまでは資料その他は持っていて対応する決まりになっている。
しかし
どの会社にも都合があり、終わりの時を迎える場合もある。
その場合はその旨を伝えて、ご了解いただかなければならない。
嫌味の1つも言われつつ、ご了解いただいた。めでたしめでたし。(;´▽`A``
うちは11月末〆の決算だった。
これまでは創業時に購入した弥生会計ソフトを使い続けてきたため、仕訳から決算書まではスムーズに行えた。
ただ、途中で更新することなく使い続けたためとってもシンプルな会計ソフトのまま使い続けることになった。
最新版は青色申告までやってくれるらしいが、それは近年のこと。
当時経理面は税理士さんにお願いするのが当然だった。
法人用の申告書まで作れるソフトは高価で勿体無いと思った。
細かく指導してくれる税理士さんには及ぶまいと思い、決算書まで作って税理士さんに「後はよろしく」と丸投げしてきた。
が、会社を締めたという事は、収入がないのである。
税理士報酬を払うがお金が無い!。
そこで
最後ぐらいは自分でやるしかないじゃないかと、腹を括った。
最初はとても簡単に考えていた。
決算書を作って申告用紙に書き移せば出来上がるのだろうと思った。
しかし、後で思えば当然なのだが、添付書類や法人税額、消費税額は決算書には出ない。
それにはそれ様の計算方式があり、事細かな決まりがあるのである。
困った。(゚゚;)エエッ
それ様のソフトを手に入れなきゃ出来ないではないか。
googleさんに聞いてみた。
有料無料のものがいっぱい出てきた。
なかに“税理士いらず”お試しは無料というのがあった。
試しにダウンロードして見てみた。
なんとか、糸口を掴んだという手応えを感じた。
しかし、お試し版は微妙に意地悪く仕掛けてあって、添付書類が揃わない。
他のお試しサイトを何個か見て、選び、なんとか揃えることが出来た。
途中、消費税で躓いた。
毎年税理士さんは2年前の売上がこれなので、今年の納税額はこうなりますと仰っていた。
それを思い出して私は青くなった。
2年前の売上の消費税額を納税しているのだと思い込んだのである。
ということは、今後請求される額は2年半分??? そんなお金ないよ。(;'o')m タスケテ・・!!
一晩眠れなかった。
一晩どころか不眠症になった。
市の相談室に電話してみた。
税理士さんがいらっしゃって対応してくれるのは月曜日なんです。
大変ですね、と同情されただけだった。
仕方なく、お世話になってきた税理士さんに聞いてみた。
「いやいや、2年前の売上が消費税の課税業者かどうかの判断基準としてあるんです」
「今回の納付額は直近の決算の売上に対して出ます」
「分からないことはいつでも聞いてください」と親切に教えてくれた。
ホッとした。その夜は久しぶりに良く寝た。(〃'∇'〃)ゝエヘヘ
お金の流れを仕訳という方法で紐付けして収支を明確にするのが経理事務である。
仕訳には決まりがあり、迷うこともしばしばである。
今回も会社を閉じる際にスタッフにPCとソフトを廉価で譲渡した。
これも仕訳しなければならない。
これは資産を売却したことになり、売上になるというのである。
減価償却されて資産価値0円でもお金をもらえば売却益が発生する。
後で給料と相殺せずに現金でもらっとけば良かったと不埒なことを考えたりした。(笑)
今日、納税と申告を終わらせた。
数字との戦いがようやく終わった。
よく頑張ったと自分を褒めてやろう。(ง •̀_•́)ง
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2018年01月29日
2018年01月07日
2018年 あけましておめでとうございます。
年末年始がバタバタと過ぎていった。
今年の正月は娘と孫が帰省した。
夫婦二人だけなら普通の日々と変わりない、どうということのない食事でいいよね。と、気が緩るむ。
そして正月料理は気分次第で適当にと思いつつ作る。
しかし娘や孫が来るとなるとなぜか気分だけは焦ってしまう。
作る物は大差ないのに。(笑)
大晦日の紅白は私的には民放の方に軍配を上げた。
何十年も見続けてきたのに、ビデオ録画して元旦の夜に夕飯をしながら良いとこだけ見て楽しんだ。
大ヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)の再放送が、2017年12月 31日〜2018年1月1日にあり。
見逃していたので一挙まとめて見てしまった。
主人公・森山みくりさんにまったくもって共感。わたしはこのタイプだったのだ。
心理分析はほぼ趣味。人の心の内部を覗いてしまう。
面倒くさい、小賢しい女。うーんよく分かるわ。みくりさん!!。
さて、孫の成長。
1歳10ヶ月、イヤイヤ期の真っ只中。
お着替え イヤ!!
靴下履こうよ、お靴履きましょ、イヤイヤ!
ご飯食べるよ イヤイヤ!、歯磨きしよう イヤイヤ!
なんでもイヤイヤ!!
自分でなんでもできると思っているらしい。
キティちゃんのトレーナーなら着る。しかも自分で着ると主張する。
手伝おうとするとイヤ!
そのくせなかなか着れない。こちらが手を出すと泣き出す。
袖口を持って「ここらかカズチャンのお手てが出てくるのかな?」「カズチャンのお手ておいでおいで」とヒントというか誘導してやるとすんなり手が出て頭も入れて着ることができた。
すかさず、おおスゴイ自分で着れるんだね。と言ってやると大喜び。嬉しくて仕方ないという顔をする。
要するに自己主張の原点なのだろう。
自主性を確立しているようなのだ。
これを大人の都合で問答無用と摘み取るとどうなるのだろうと考えてしまう。
娘は専業主婦だった私の乗せ上手に上手く乗ってくれて、これほどのイヤイヤ期という自己主張を持たないままに過ごした気がする。
孫はすでに保育園に行っている。環境に揉まれてもいるだろう。
自己主張の強いこの子はどうも一筋縄ではいきそうにない。
出る杭は打たれる。
教育を受けるようになり、その集団の中で普通よりちょっと抜きん出ていると、上手く伸ばそうとしてくれる指導者がいる。
それとは逆に普通に均そうと頭を押さえる指導者に当たる事もある。
出る杭目障りな杭と認識されると、小さな子の一生懸命の考えや思考回路が遮断され否定される。
伸ばそうとしてくれる指導者はありがたかった。
しかし、教師全体にそれを期待してはいけないのだと後で分かった。
教師にも能力の差がある。
ちょっとしたポイントをつくというテクニックを持たない教師にその程度の力量あって当然と思うのは酷というものだったのだとこの年になって思う。
1歳10ヶ月のくせに孫はいろいろ考える子らしい。
思考力があるというのは世間的には上等な部類に入るのだろうが、世間の風は冷たいんだぞ。
素直で従順な子の方がなにかと得をするんだぞ。
しかし、私の孫である。
娘同様、私を楽しませてくれる引き出しをいっぱい持っていそうだ。
今はしっかり自己主張して確固たる自分を持ち、築いて、能力を発揮できる素地を作って、
大きくなったら大きく羽を伸ばして、世の中に羽ばたきなさい。
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今年の正月は娘と孫が帰省した。
夫婦二人だけなら普通の日々と変わりない、どうということのない食事でいいよね。と、気が緩るむ。
そして正月料理は気分次第で適当にと思いつつ作る。
しかし娘や孫が来るとなるとなぜか気分だけは焦ってしまう。
作る物は大差ないのに。(笑)
大晦日の紅白は私的には民放の方に軍配を上げた。
何十年も見続けてきたのに、ビデオ録画して元旦の夜に夕飯をしながら良いとこだけ見て楽しんだ。
大ヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)の再放送が、2017年12月 31日〜2018年1月1日にあり。
見逃していたので一挙まとめて見てしまった。
主人公・森山みくりさんにまったくもって共感。わたしはこのタイプだったのだ。
心理分析はほぼ趣味。人の心の内部を覗いてしまう。
面倒くさい、小賢しい女。うーんよく分かるわ。みくりさん!!。
さて、孫の成長。
1歳10ヶ月、イヤイヤ期の真っ只中。
お着替え イヤ!!
靴下履こうよ、お靴履きましょ、イヤイヤ!
ご飯食べるよ イヤイヤ!、歯磨きしよう イヤイヤ!
なんでもイヤイヤ!!
自分でなんでもできると思っているらしい。
キティちゃんのトレーナーなら着る。しかも自分で着ると主張する。
手伝おうとするとイヤ!
そのくせなかなか着れない。こちらが手を出すと泣き出す。
袖口を持って「ここらかカズチャンのお手てが出てくるのかな?」「カズチャンのお手ておいでおいで」とヒントというか誘導してやるとすんなり手が出て頭も入れて着ることができた。
すかさず、おおスゴイ自分で着れるんだね。と言ってやると大喜び。嬉しくて仕方ないという顔をする。
要するに自己主張の原点なのだろう。
自主性を確立しているようなのだ。
これを大人の都合で問答無用と摘み取るとどうなるのだろうと考えてしまう。
娘は専業主婦だった私の乗せ上手に上手く乗ってくれて、これほどのイヤイヤ期という自己主張を持たないままに過ごした気がする。
孫はすでに保育園に行っている。環境に揉まれてもいるだろう。
自己主張の強いこの子はどうも一筋縄ではいきそうにない。
出る杭は打たれる。
教育を受けるようになり、その集団の中で普通よりちょっと抜きん出ていると、上手く伸ばそうとしてくれる指導者がいる。
それとは逆に普通に均そうと頭を押さえる指導者に当たる事もある。
出る杭目障りな杭と認識されると、小さな子の一生懸命の考えや思考回路が遮断され否定される。
伸ばそうとしてくれる指導者はありがたかった。
しかし、教師全体にそれを期待してはいけないのだと後で分かった。
教師にも能力の差がある。
ちょっとしたポイントをつくというテクニックを持たない教師にその程度の力量あって当然と思うのは酷というものだったのだとこの年になって思う。
1歳10ヶ月のくせに孫はいろいろ考える子らしい。
思考力があるというのは世間的には上等な部類に入るのだろうが、世間の風は冷たいんだぞ。
素直で従順な子の方がなにかと得をするんだぞ。
しかし、私の孫である。
娘同様、私を楽しませてくれる引き出しをいっぱい持っていそうだ。
今はしっかり自己主張して確固たる自分を持ち、築いて、能力を発揮できる素地を作って、
大きくなったら大きく羽を伸ばして、世の中に羽ばたきなさい。
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