2021年01月28日

個性にあった導き方は簡単じゃないよね

孫二人を見ていると(リモートだが)全く違うことに気付く。


1人は映像の認識に特化している。片方は言葉の理解が早そうだ。


1人目が乳児の頃に来た時、おもちゃを用意しておいたらまず色に目をやり、動きに興味をみせる。
こちらの言葉に対しては、言葉よりもこちらの表情を見てそれに反応する感じだった。

二人目はコロナ禍で会える機会が少ない。1人目よりも受け取れる情報が少ないが、それでも違いが見えてきた。
一歳三ヶ月。こちらはすでに言葉を理解し、言葉を返そうとする。


1人目はもうすぐ五歳、トランプの神経衰弱が得意らしい。
トランプのカードを映像で記憶するらしく親より好成績をとると親は喜んでいる。

迷路や数など数学系の遊びが好きで得意だ。

こういうタイプの子は平仮名も漢字も記号として認識する。


花という字を見て、カラフルな色や形、公園のお花畑を思い描くのは二人目のタイプだ。

1人目は花という字そのものの形をインプットしようとする。


この個性の違いに合わせて親が教育的指導をすると上手くいくことが多い。


例えば、
花という字は草が変わる(化ける)という意味が込められているのよ草だったのにお花が先っぽに付くでしょうと話したとしよう。

二人目なら、そうなんだと!とある程度理解する。

が、1人目は花は「花」なんでしょう?となる。
まどろっこしい説明より、「艹」と「ィ」と「ヒ」だねとなる。

この子は今、花という字をパッと記憶することが楽しいのだ。
成り立ちや意味なんて後で知識が欲しくなった時に与えてこそ喜ぶのだから、親はその順番を間違えなければいいだけのこと。

子供が知識を吸収する過程や方法は、それぞれで違う。
 

その子の個性に合った与え方を心得て接するとコミュニケーションがはかどる。

そうすると子供が伸びる。


子供の伸びる芽が何色なのかどの方向に伸びようとしているのか、言うのは簡単だけど容易くわかるもんじゃない。


子供の言動を見ているとふと気付くことあるので、あーこれかと気づいてくれたら嬉しいです。




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2021年01月17日

粘りが足りないらしい

書道のスランプから少し脱した。


あまりのダメ出しに心が折れてしまいそうだった。

書けない。もう無理なのかもしれない。やめてしまおうか。

先生は早書きはダメ!
もっとゆっくり書く! と、仰るが「ゆっくり」がつかめない。

我が師匠は行書・草書で有名なのだが私は元々草書行書が苦手だった。
口の悪い意地悪な先輩がいて、入った早々に「まっ!もう草書を書いてきてるの、凄いのね( ゚Д゚)」と嫌味を言われた。
草書のお手本をもらったので書いて行ったのだが、いけなかったらしい。
毎月の提出物に草書も入っているのだから書いて当然なんだが、新人叩きをしたかったのだろう。こういう輩はどこにでもいるのです。

臍を曲げて草書を書かずにいたら苦手になってしまった。先輩の思う壺に嵌まってしまった。(笑)

苦手ながらも師範になるには書かなきゃならない。
四苦八苦しながら書いて師範免状は頂いた。


が、県展作品を作るこの期に及んで、師匠が作品の指導してくれるのは行書・草書なのだから苦手などと甘えたことは言っていられない。

縦175pの半紙に三行の漢文を書く。

書けない。ダメ出しをされると益々書けなくなっていく。筆が動かない。筆が迷う。


先週、月例の条幅作品を書いていて、ふとお手本に付いてくる釈文の横にある小さな模範作品を見ていて、これなら!!と思った。拡大コピーしてそれを手本に書いてみた。

書体の勢いが読み取れた。力の入り具合は伝わってくる。息遣いが分かる。

私にはこの人の作品が合っている。
迷いが吹っ切れた。自分のリズムが戻ってきた。

書けそうだぞ。!(^^)!


その勢いで書いてみた。
県展作品はすでに100枚以上書いている。
何回も注意された部分はもう頭にこびりついている。
やっと、書けた。
師匠に見せるとOKが初めて出た。ここから安定して書けるようになっていかなきゃならない。


同じ調子で書いたが月例の条幅作品はダメだと言われた。
早書きしてない??
ゆっくりよと言われるが、ゆっくりというのは漠然としすぎている。
直線的になってはいけないのだ。緩急をつけて、その呼吸が掴めていない。

師匠が粘りが足りない。と仰った。

そうだ、私は気が短いのだ。何事にもゆったりのんびりした心構えができない。

焦って先を急ぐ癖が字に出ている。
書は体を表すというけど、性格は出るね。と仰った。


ははーん、せっかちな短気を修練しなきゃいけない。これが修行ということか。成る程。




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2021年01月14日

獣臭い豚肉

私はスーパーが苦手だ。

うず高く積まれた食品に圧倒される。

ここで地震が起きたらきっと棚に潰される!みたいな恐怖心が起きる。



陳列棚が低くて、間隔が広くてゆったした店なら楽しく買い物ができる。

残念ながら近所のスーパーはギリギリの棚の設置なので夫が買い物に行ってくれる。


近頃、夫はこの買い物が好きになったようである。

率先して買いに行くようになった。要らないもの物まで買ってくるので時々喧嘩になる。


正月明けに大寒波に見舞われた。

元々私はスーパーで生鮮食料品を買わない派。

肉は和牛専門店、魚は個人鮮魚店、調味料は生産者の確かな生協と決めている。

凄く嫌味に感じる人もいるだろうが、値段は意外にも安く済んでいる。
顔見知り(30代の頃からの付き合い)になると高級品を勧められたりしない。
毎日の食材なんだからこれでいいのよとお店の人のほうが言う。
私(店主)が日頃食べてるのでいいでしょう?と言ってくれて、高級肉の切れ端なんかを用意していてくれて大助かりなのだ。


そうそう大寒波。

正月明けは8日からの営業だと聞いていたのだが、雪で出られない。

3日降り続いてお店に行けない。
夫が豚肉を嬉々としてスーパーに買いに行った。

豚肉と豆腐があればキムチ鍋ができるよと言ったのは私だ。
このスーパー、豆腐の品揃えはいい。おいしい豆腐は夫の買い物なのだ。

これが間違いだった。

いつもの美味しいキムチ鍋が台ないしになっていた。
豚肉が臭い。
色は綺麗だった。脂身が少なかった。切り身の端に血が付いていたので取り除いた。硬くはなかった。

他の具材も精彩を欠いてしまっている。

翌日のお昼に残っている出しでリゾットにするのが決まりだったのに・・・
到底無理だった。


不味いものを作る人の技が分からないと思っていた。

そうか、材料選びで間違うと私でも不味いものができるんだ。
長年食材を選んできた、小さなスーパーで食材を揃える時期もあった。
だが、これほどのハズレに当たったことはなかった。

夫はきっと、ライトに照らされたショーケースのお肉はどれも美味しそうに見えていたんだろう。
これでいいじゃないか!!と思っていたのかもしれない。
小売店に拘る女房の有無を言わさぬ態度を忌々しく思っていたのかもしれない。


今回は女房に軍配は上がったけれど、私だって試行錯誤を繰り返してきたのだ。

食材を選ぶ目は何十年もかけて培ったものなのだ。

あなたも頑張って。(笑)




それにしても、美味しい久原のあごだし鍋 旨辛鍋があれほどに激変するとは驚いた。



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2021年01月10日

ネットで衣類を買うのは難しい。

先日、無印良品の店舗に行ったのに夫の肌着を買うことを忘れていた。

無印のネットショップを見るとほとんど在庫が無いことを知った。

慌てて探すとAmazonに少しあったので購入した。買った後にサイズを再度見るとLサイズなのに胸囲が92pしかない。
数年前に自分の物を買ってワンサイズ大きくしないといけなかったのだと後悔したことがある。

慌てて、夫のLサイズをキャンセルし、LLサイズを買いなおした。
肌着は締め付けるものはよろしくない。
だが、袖も長く着丈もの長い。

届いたLLサイズを見て夫が怒り出した。
今までこんなサイズ買ったことないじゃないかと。

若い人に標準が合わせてあるから細身の長身になるのは仕方のないことだ!
納得するしかないと説得する。


ネットで衣類を買うのは難しい。
Amazonでは値段に関係なく試着して合わなければ返品OK、送料もAmazon持ちである。

高価な靴を返品したことがある。
靴は足の形にそぐわないと違和感を持ったり痛かったりすることが多いからこれは凄く画期的なことだと思った。


しかし、zozoタウンやディノスなど多くの店では値下げしたものは返品に応じてくれない。


だが店独自のサービスもある。
zozoタウンでは、登録している人のサイズをつかんでくれていて、親切にこの前買ったサイズはこれですよと画面上に出してくれる。これはとてもありがたく安心して購入できる。


それでも失敗はある。
ボトム類は特に慎重になる。
ギャザースカートを買ったがギャザーが広がりすぎていて、70に近い老人には無理なデザインだった。

冬用のスリムなパンツが安くなっていたので買ったら、腰回りが小さくて着れなかった。
お店なら試着して買わなかった代物だ。
2500円に値下がりしていたので返品はできない。近くのリサイクルショップにタグをつけたまま持って行ったが300円にしかならなかった。たらーっ(汗)


知人がワ〇ールのブラジャーをワ〇ールネット店で買ったらアンダーサイズD70なのに測ると60しかない。
何十年もこのブランドを使い続けてきているの安心しきっていて、このコロナ禍だからと洗濯して着けて気付いた。

お客様対応に問合せると、モノによって違いますから試着をしたうえで洗っていただければよかったというだけ、サイズ表示がおかしいこということには触れようともしない。何を言っているの?という態度だったそうだ。

ブランドそのものに不信感を抱いたので他のブランドに変えようと思っているそうだ。




Amazonやその他の返品OKの店でもそうだが、店の人の監視下で試着するわけではない。

人によっては一日中着けて、着心地を確かめる人がいるかもしれない。
そんな商品が返品されても店は素知らぬ顔をして次の客に送るのだろうと思うと信用できないじゃないか。


これから益々ネットで買い物をする人が増える。
人との接触を避けていないと、いつどこで感染するか分からない状況になってきている。


消費者を守る消費者庁にお願いしたい。

消費者の立場に立って返品対応の規制をもっと明確にして、消費者が安心して気軽にネットで買い物ができるように!!
お願いします。




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2021年01月06日

新聞からチョイス「デジタル教科書」/ 神経科学者メアリアン・ウルフ

「考える力紙とバランス」


人間は遺伝的に文字を読む能力を備えていない、先天的に神経回路がある言語や視覚と異なり読書の為に反復学習で新たな神経科路を作る必要がある。〜 
子供の教育ではゆっくり考えさせ、共感力や批判的な分析力を身につけさせる必要がある。子どもの脳の発達には、ゆっくり読め、より集中できる紙媒体で学ぶ方が望ましい。5歳までは家庭で多くの本を読み聞かせることが大切だ。深く読むことになれる10歳ころまでは、可能な限り紙媒体で学習させ、集中力を高める機会にしたい。〜
記事より抜粋


私は30年近くパソコンに慣れ親しんでいるが、PCの文章を読むのが苦手だ。

情報量が多すぎてうんざりしてしまう。
東洋経済オンラインの記事に興味を抱いて読むが、ダラダラと書いてある記事が多い。
簡潔に言えばいいじゃないの!と文句を言いたくなる。

結論から先に言ってくれればいいのに、それが言いたかったのね、時間の無駄だったわと思わずに済む。

記事に取り上げてもらえた人からすれば世に知らしめる絶好のチャンスとばかりに張り切るのだろうが、文章が間延びしていてはかえって逆効果だと思うのだが。


なぜPCの文章が苦手なのだろうと考えてみた。
どういうわけか内容が深く浸透してこないことに気付いた。

知識が素通りしている感覚に近い。

紙媒体の物を読むと深く浸透してくるのが分かる。
『成る程!』と意識の中にとどまる。

デジタル文章だと『フーンそうなんだ、へー』となる。

デジタル文章の書き手が、フーンそうなんだへーという文章しか書けないからなのか、
紙媒体の書き手が、原稿を書くにあたって言葉に言霊を注入しているのか、

不思議だ。


知的能力を培う成長期において、『フーンそうなんだ、へー』という思考回路しか持ち合わせない子供が育っていくのは恐ろしい。


posted by win-manma at 13:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 暮らし

2021年01月04日

2021年明けましておめでとうございます。

小さな商店街の地域振興券を3万円分買った。36000円分を2ヶ月で使い切らないといけない。

余るかと心配したけれど、最後にいつもは買わない鰤を4分の1匹と蒲鉾・伊達巻、数の子それに十日分の肉類を買ったら正月用食料として十分に贅沢なものになった。

昨年はとても忙しい年だった。
孫がインフルエンザになり、生まれたばかりの赤ちゃんにうつると大変だからとSOSが入り急ぎ東京へ、


1月、生活の中で多くを占めている趣味の書道の指導を受けている黒崎メイトカルチャーセンターが存続の危機に、、、。
何はともあれ書道を続けるためには教室(場所)確保に動かねばならない、方法を模索、市の文化振興課に当たりを付けて、どうすれば認められるのか検索。
市民のサークル活動として団体を作り、申請すればいいらしいことが分かり、文化活動として認められれば広い会議室をいつでも貸してもらえる制度があることを知り、申請に乗り出す。

無事に13人の書道サークル玄海黒崎として活動開始。


書の師匠からそろそろ県展作品の制作を始めましょうかと言われる。
県展に挑む仲間(教室内)を集めなさい言われる。


書道サークルの活動内容(規約や会費等の取決め)を詰める傍ら、県展の仲間を募るお誘いを開始。
今までは奥様方の趣味の会だった。
もう一段上のご指導を受けてみたいと思いませんか???



じわりじわりとコロナが・・・・・。

春、黒崎メイトが閉まり、サークル活動としての書道教室が始まる。
この段階になって、13人の仲間内で状況の変化を理解していない人が多いことに驚く。
会費を集めて運営する生徒主体の書道教室になったのだと言っても顔をしかめる人がいることに、人の思考というのは分からないものだと改めて思い知る。


緊急事態宣言で市の会議室は使えなくなった。まだ一度も使わせてもらえないまま。たらーっ(汗)



先生のご自宅の教室に月に二度ほどバラバラに行ってご指導(添削)を受ける体制。
県展作品のご指導も始まった。


夏、ネットショップに変化が出始めた。

こちらは月に一度のペースで仕入、撮影、ページプログラミングしてアップ、会員様へ販売日のお知らせメール発信、受注、発送。

春までは中国人様のお買い上げで成り立っていたが、夏ごろから国内の日本人様が明らかに増えた。
月を追うごとに中国人様が消えていく。

中国人様のお買い上げに胡坐をかいていたが、去年から会員さま宛のメールを開始した甲斐があった。

夏ころから売り上げが上昇、忙しい。(-_-;)
思わぬ物が売れたりする。そんな高価な物、ネットショップでは売れないでしょうと思えるものが売れた。
忙しい。(';')



緊急事態宣言解除後、会議室での書道教室が始まった。

メイトカルチャーの頃にあったティータイムが取れなくなった。
お菓子を持ち寄り紅茶を入れて皆でおしゃべりする時間があったが、市の施設内では飲食禁止なのだ。バッド(下向き矢印)

今まで先生は口で指導してくれていたが、筆を持って書いて見せてほしいという要望を聞き、それ用の机を設えた。
すると今度は勉強ばかりで楽しくないという声も聞こえてくる。(汗)


秋、相変わらずネットショップが忙しい。
書道の方はスランプ状態。いろいろダメ出しされて筆が迷うようになってしまい書けない。


10月に有名月刊誌『婦人画報』から干支を紙面で紹介したいので見本を貸してもらえないとメールが届く。
何故にうちに???
戸惑いつつ作家と相談してうちが対応することになる。
ここで買えますよと紙面でURLを載せてくれるというので追加仕入をおこない対処。
嬉しいことだった。


11月、ゴーツートラベルを利用して東京方面に行く。
一歳を過ぎたのに二人目の孫に夫はまだ会っていない。コロナの隙を狙って行動し会うことが叶った感じだ。


12月上旬、干支の販売も終了し無事に皆様のもとに届いた。やれやれ。(^^;


11月ころから雲の上を生きているような、、、生活に実感が持てなくなっていた。
疲れているみたいだと思う、頭がフワフワしている。ボケか?
注意力散漫で無意識のうちにこなした家事に記憶が曖昧な状態になっている。


イライラして夫の言動に腹が立つ、もう12時過ぎていると言われれば昼ごはんの支度が遅いと責められているように聞こえる。心楽しい気持ちが褪せている。腹立たしい。生きていても楽しくないなと思う。最近笑わなくなったと自覚する。

コロナ鬱ではないと思うのだが。ストレス解消してない!!!


いつもなら12月に仕入れて下旬に売る作業に入るのだが、ちょっと休んだ方がいいかもしれないと思い12月の仕入れをしなかった。


正月をのんびり過ごした。
テレビをいっぱい見た。頭の中を空っぽにしたかった。

昨日の箱根駅伝の、最後の逆転劇を見ていて感動した。薄っすらと涙が出た。
あー感情が戻っている。


さてさて今年はどんな年になるんだろう。

真面目過ぎる性格というのは損だ。もっと楽をしようとしなきゃ、楽に生きようと思わなきゃ。
思わぬ依頼や、高価な物でも売れるなんて嬉しい誤算もあったのにこんなに疲弊してしまうなんて、本当に損な性格だ。




まだまだコロナ禍だ、娘家族も我ら老家族も無事に生きられますように。



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posted by win-manma at 17:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 暮らし