2021年10月23日

ラッキーのお裾分け

県展に入賞すると副賞が頂けるらしいという話に花が咲いた。

賞状と表彰盾とかトロフィーじゃない?トロフィー

いやいや金一封だよ️
え〜うっそーあせあせ(飛び散る汗) (笑)

県展入賞で10万円貰ったと聞いたことあるよ。

美術館主催の油絵で大賞賞金三百万円貰った人知ってる。という人まで現れた。(笑)




他人事とはいえ期待に胸が膨らむ。
賞を取った友人は、パッと使おうね。美味しもの食べよう。と言っいる。
こんなもんはパッと使わんといけんexclamationと。


そして、コロナ禍で表彰式は取り止め。
書留で送られてきたと電話がきた。


早速ランチ予約したよ(*^^*)


いくらあったの?
たかるほうとしては胸算用を心しておかなければと聞いてみた。

1万円(笑)(笑)(笑)


あらまぁハート


期待持たせて悪かったね。あせあせ(飛び散る汗)




関係ない関係ない顔1(うれしいカオ)

ほんとに気の良い奴や ハートたち(複数ハート)



昨日、友人は教室のメンバーに副賞頂いたのでほんの気持ちですとお菓子を配った。



メンバーそれぞれの反応が、、、あせあせ(飛び散る汗)


そんな、お祝いも差し上げてないのに申し訳ないわ。という人

まぁありがとう。という人

中に、冷たい顔して受け取って、他の人に「こういうのは常識だから!フン」と言ったとか。

そして、こういうことは本人の耳に直ぐに届くものなのだ。



友人は、賞なんて取らない方がいいね!(´;ω;`)といって涙ぐんでた。




常識を振りかざすその人は何を勘違いしているのかしらね。


その常識のもともとの心根は、ラッキー(幸運)のお裾分けでしょう。


福を独り占めにせず皆で分けましょ。
という根本を見失っちゃいかんのよ。( `ー´)ノ



そんな冷ややかな解釈の「常識!」のナイフで切て捨てちゃあ身も蓋もないわ。
その常識、本来は温かく社会を包み込む知恵なのよ。



ゴルフのホールインワンに保険を掛けている人がいるくらいだものね。

ホールインワンなんかしたら皆で喜んじゃってお祭り騒ぎして賞金なんて吹っ飛んで赤字になるから保険なんでしょう?


その心意気を解せないなんてね。たらーっ(汗)


「フン!なにがホールインワンだ。俺の方が腕は上だぞ、のぼせるなよ。あいつのおごり? 食えたもんじゃねぇぞ、儀式儀式」

こんな奴、ゴルフ仲間にいたら面白くないよ。
小っちゃい奴と笑われるのが関の山だと思うけど、案外多いのかもしれないという気もする。




なんともせせこましい世の中になってきているなぁと思う。


人間が為人(ひととなり)が、せこくなっちゃいかんよ!



美術賞の審査なんて、実力も然る事乍らラッキーの天使が微笑むか否かも大きな要素だと思うもの。(^^♪


ラッキーの神様に感謝感謝。


それでいいじゃない。(*^-^*)





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2021年10月14日

従妹が亡くなった

弟から父方の従妹が亡くなった知らせきた。


弟から電話が来るのは親戚の訃報ばかり、電話の発信元を見て今度は誰?と思う。


この弟とは今もほとんど付き合いが無い。
この前会ったのは今回の従妹の兄さんの葬儀だった。

両親が亡くなった後のごたごたから30年。


父が亡くなった時、近しかった親戚達から冷たい仕打ちを受けた。
すぐ下の長男と私はそれを根に持った。
それでも母がまだ存命の内は付かず離れず適当に接していたが、
母の葬儀の後、財産分与に親戚筋が口を挟んできた。次男の嫁さんの親が後ろで動いていた。


ここで親戚とも次男とも私は離れた。


電話で弟の癌を知った。ステージ4だったと。
抗がん剤と放射線で癌は消えたのだそうだ。医学の進歩に感謝。
親しく付き合わなくても生きていてほしい。
血の濃い者の喪失感はつらいなとすぐに感じた。それを弟にも伝えた。「うん」と言っていた。



従妹の葬儀で思ったことを書いておこうと思う。

父方の従兄妹は本家のふたり。
兄は気の優しいちょっと頼りない男だった。ギャンブルが好きで、借金を作り、嫁に逃げられシングルファザーで二人を育てた。妹とその連れ合いにミソッカスに言われてもヘラヘラしていた。
妹はお金に執着するしっかり者で、私が親戚の財産を狙っているなどと誰にでも言い募る怖い女だった。

この従兄妹のそれぞれの子供たちを葬儀で見ていてとても親しげなのに驚いた。


何を言われたとしても聞き流して終わりにしているようだ。

平気な顔をしている。笑顔で話している。




すごいな(・。・;




この従兄妹は私を心底嫌っていた。

父方の実家に行けば祖父母は長男と同居なのでそこに従妹はいる。当然だ。

従妹は母親を幼くして亡くしていた。
祖母が育てていた。
母娘という関係を、母を通してみる私という娘が憎らしかったのかもしれない。

それとはっきり筋を通してものをいう私を嫌いだと思ったのだろう。


それにしてもいたく嫌われたものだ。あせあせ(飛び散る汗)


私も好きには決してなれなかったけど。

嫌いだ!!と言う勇気はない。あいつは人の財産を狙っているなんて口が裂けても言えない。
兄ちゃんに家を継がせたらすぐに無くなってしまう。私の名義にしてくれなんてよくも言えると感心する。


それでも人はあーまた馬鹿言ってると聞き流すんだなと思った。


それが寛容ということなのだろうか。



寛容さに欠ける私は嫌われる? (笑)





そういうことなんだなと、己を顧みた。




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posted by win-manma at 15:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 暮らし

2021年10月10日

競争意識や闘争心・・・。

習字の県展出品と結果がでて、

皆で入選・入賞(一人)で、「終わった終わったあーすっきりした」と喜んでいたのは私だけだったらしい。


皆さんは「なんであの人が入賞で私が入選なのよ ( `ー´)ノ」と思ったらしい。



美術館に展示されているので見に行き、喜びの笑顔の写真を撮って良かったねと上機嫌で博多で美味しいランチとパフェを食べ、翌週教室で入賞作品の横で撮った写真を教室の人に見せたところ

「(* ̄- ̄)ふ〜ん うまく書けてるわね₍たらーっ(汗)」と、言われたのだそうだ。

ある人は、おめでとうの一言もなく、無視。


他所の教室の知らない人が、この人知らない誰!どんな人!と、先生が聞かれるのだそうだ。


入賞を果たして「入賞なんかしなきゃよかったたらーっ(汗)」と言う。


羨望と嫉妬、憎々しさ、・・・にさらされて入賞に輝いた友人は傷付いたようだ。



そんなにみんな闘争心をたぎらせて書いているとは思ってもみなかった。

負けて悔しい。なんてどうして思うのか私には分からない。


書道なんて己との向き合いじゃないか。
選ばれ賞されるのは栄誉だ。
自分が作り出した作品が美しいと認められるなんて、こんな承認欲求・自尊の欲求が満たされることはなかなかない。


それを妬んでどうするよ。


私なんてそんな嫉妬の感情が自分にあると気付いたら自己嫌悪で落ち込んでしまう。消えて無くなりたくなる。


人はそうはならないらしい。


よく書けてるわねたらーっ(汗)と言った人、このひとは時々電話があり、この前は打ち明け話を聞かされた。
若い頃のおどろおどろしい話だった。小説のような信じ難い怖い話だった。
それを引きずっていて今も精神科に通っているのだそうだ。
あぁこの人は自分の感情を抑えられずに苦しむ道を進んでしまう。苦しむのは分かっていてもどうすることもできない。気の毒としか言いようがないと思った。




感情のコントロールというのは難しい。


嫉妬心で身を焦がし、なにくそと頑張るエネルギーに変える人も多くいるだろう。


頑張るエネルギーを内に燃えさせるのはいい!!、でも焦げた感情を相手に投げるのはやはりみっともないわ。美しくないわ。



孫が運動会の練習で闘志を煽られて頑張っているらしい。


昨日ビデオが送られてきた。なるほど頑張っている。
流石年長さん達、去年とは打って変わって集団での動きがキリっとして統制がとれている。


しかし、帰宅しても闘争心が鎮火しないで苛立っているのだそうだ。

ひとりでいきり立っている。妹にも容赦がない。


こんな風には育ってほしくない。と娘は言っている。


昔水前寺清子さんの唄で
「勝った負けと騒ぐじゃないぜあとの態度が大事だよ〜」というのがあったよ。と娘に言うと
私らの頃は少年ジャンプで習ったわと言っていた。




己の闘争心や負けん気をどう収めるか。己の内なるエネルギーに昇華できるか。

人としての魅力や深みになっていく魂のありようにつながる境地に至れるのか。


私のように自分の心から闘争心や嫉妬を追い出して、すましているだけの単細胞人間になるのか。
これじゃ駄目なんだよな。これじゃ伸びないもの。


赤く燃え上り燃え盛る炎じゃなくて、青い静かな炎を燃やし続けるまでに心が練れること
それが理想かな。



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posted by win-manma at 13:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 暮らし

2021年10月03日

備忘録 司馬遼太郎著「最後の将軍」

司馬遼太郎著「最後の将軍」

NHK大河を見ていて慶喜公のことが知りたくなり読んでみた。

大河の草g 剛さんを見てて役者としてイイよ!この人と思った。

SMAPの頃から知ってはいたが、あまり目立とうとしない人だなといった印象しかなかった。
大河を見ていて、この人、年を経た大人の味わいが出させる俳優さんなんだ、キムタクとは真逆だね。
へー(・。・;。と思った。


司馬さんの最後の将軍は正直に言って、面白くなかった。
資料を十分に集めて吟味して史実に沿って書かれた小説という印象。

慶喜さんが魅力的じゃないから面白くならないのは仕方ないといった印象。


そう! 慶喜さん官僚的で面白みがないうえに愛嬌もない。
誠実な人間味もない。国を再構築する夢もビジョンもない。

頭脳明晰で、事の成り行きを見通す鋭い見識と情勢を見極める目を持っている。

だから、皮肉にもここぞという時に一人で逃げるという恥知らずな判断をする。



こんな人をなんで幕府は最後の着地点を決める時の頂点に据えるかなぁと思う。

沈んでいく徳川の尻拭いを誰もが嫌がって押し付けたにしても・・・。



人間が小さすぎるわ。



頭がよくて口が達者で、口で言い負かすことにかけてはズバ抜けていたらしい。
それって、野党の枝〇さんみたいじゃないと直ぐに浮かんできた。

口先で人を攻撃するのは得意だけど、国の将来像や舵取りの具体的なビジョンはちっとも伝わってこない。
私達が聞きたいのは大臣たちの失態攻撃ではなく、具体的な政策論争なのに。
自分の弁舌に酔い満足するタイプって、、、。
底が浅いと感じるのは私の悪い癖かしら(-_-;)



司馬さんも書いておられるが、将軍の器じゃなかったのよね。
本人もそれは分かっていた。
だから直ぐに逃げる。
本当は薩摩や長州と一緒に新体制の一員として徳川もやっていくつもりだったのに薩摩に除け者にされ煮え湯を飲まされた。


この本を読んで、
頭が良くて、切れ者で、先が見通せる。これでは冷たい印象しかない。
それを人としての温かみでもって包み込まないとね、人間社会では浮き上がり溶け込めない。



私に欠けているのはこの温かみだな。(´-ω-`) あせあせ(飛び散る汗)







posted by win-manma at 11:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 備忘録