2022年10月29日

ジャストアンサーというネット詐欺?らしきものに引っ掛かったようだ

前回、相続で戸惑い悩んだことを書いた。

何に悩んだのか、
義妹から何の情報提供ないままでズルズルと時に流されてしまう状況。
法律知識が無くどういう利益や被害を被る可能性があるのかが全く知らない。
世間の常識からみて相続は正当な権利なのか。
皆さんはどういう風に考え対処したのか。

自分の置かれている状況が全く分からず、どうすればいいのかに悩んだ。


友人に相談しても私のような経験をした人はいなかった。

親が亡くなり兄弟で仲良く分けたよという人。
権利は弟に全部渡して、自分が生きている間は実家に住み続けられる約束だけはしたという人。
高齢の資産家のお一人様叔母さんのお世話を甲斐甲斐しくして愚痴る人。
長男が家を引き継ぐからお前らは全員相続放棄しろと言われみなそれに従った人。


そこでネットで情報を探してみた。

少しずつではあるが、なんとなく危険な状況に置かれていることが分かってきた。

このまま3ヶ月経過したら相続放棄もできなくなり、
もしどこかで弟が保証人にでもなっていて、負債が出てきたら私がその負債を背負う。負の責任を負う羽目になる可能性があることが分かった。


もう義妹の説明を待つゆとりは残されていない。
私が専門家に相談するしかない。

検索サイトを見るとその手の相談窓口が多いことに驚いた。
相続放棄なら当サイトにお尋ねください。
ちょっとしたご相談にお答えします。初回無料。
相続に強いスタッフ揃えています。初回30分5000円、0120・・・・ 

そこで見つけたのが遺産・相続問題サポート事務局
ここはよく話を聞いてくれて、今週中には動き出さないと間に合いませんよと教えてくれた。
費用を聞くと88000円ですとハッキリ言った。
ちょっと高いと感じて、検討しますと答えて電話を切った。

次に初回500円というジャストアンサーをスマホで見つけて読み進むと、相談内容を選択してさらに進む。
これから先は500円と示され、カード番号を記入、メールアドレスと続いて、少し不安を感じた。
メールアドレスは途中でやめて、戻る。をクリック。

このサイトから離れた。

先日カード会社の決済情報が届いたついでに今月の使用明細を見る。

そこにジャストアンサーの請求500円が計上されている。

10月16日にジャストアンサーのサイトを見た。その日のうちに請求されている。
何も相談せず、メールアドレスも知らせていない、当然ジャストアンサーからの確認メールも何も届いていない。

どういうことだ。?


鳥肌がった。

これ、もしかしてネット詐欺?


検索すると被害者の書き込みが多数出てきた。

500円のあと毎月4。500円引き落とされる。解約方法が分からない。etc

ジャストアンサー 消費生活センター というものあった。

解約はできたがお金は戻らない。等々



直ぐにクレジットカードを止めてくださいという書き込みを見つけた。

これだ!


私のカードは既に悪質な団体に握られていて悪用される可能性が高いと考えなければならない。


今は被害額500円だけれど、来月になればいくら請求されるが分かったものじゃない。



一晩中眠れないかった。24時間対応してくれるカード紛失窓口に明け方5時に思い切って電話した。

速やかにカードは使えない状況にしてくれた。


このカードはもう使えない使われることはないと思うとホッとした。


夜が明けて昼間もう一度確認電話を掛けた。
現在の使用状況を確認して、最後に使われたのはこの日のこの金額です。と確認され、これ以降のお取引はありませんと親切に対応してくれた。


カード会社のマイページで再度確認すると確かにベストアンサーの500円と自分が使ったものが計上されていた。覚えのない多額の請求は載っていなかった。安堵。


500円の被害で済んだということだ。

もし被害にあわれた方がいらっしゃったら、カード使用停止(紛失・盗難届)が先です。
その後、登録されてしまっていたら解約を試みてください。
ジャストアンサーの電話番号を載せて解約した経緯を書いた被害者もいました。それを私が勝手に載せることはできませんので検索してみてください。


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結局、相続問題の解決の糸口は見出なかったが、放棄の手続きをとるか、弁護士に依頼して相続争いをするかの2つしかないことは分かった。


ここは自分で決めるしかなさそうだ。
弁護士に話すと、相続争いの段取りの説明を始めた。この場合は事務手数料と違って成功報酬になるんだなと想像したが、放棄の方で進めてくれるように依頼した。


ちなみに、
費用は遺産・相続問題サポート事務局より随分安く済んだ。

遺産・相続問題サポート事務局から送られてきたパンフレットをみると、なんと電話対応してくれたのは受付スタッフで、契約すると司法書士が書類作りを手伝うにことなるようだった。


費用相場は弁護士の相場が3〜8万円+諸費用。これに対して司法書士3〜5万円+諸費用。

88000円とは随分相場より高いじゃないのよ。ぼったくりだったの?と思った。



情報があふれる程あり過ぎてどれを選べばいいのかさっぱり分からない。ここはよさそうだとコンタクトするととんでもない相手だったりする。


騙される方が悪い。バカは損すようになっている。

言葉巧みにとはこんな風なものなのかと思った。




危ない世の中になったもんだ。


怖い怖い。あせあせ(飛び散る汗)




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posted by win-manma at 16:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 暮らし

2022年10月23日

私の相続放棄

備忘録「まずはこれ食べて」原田ひ香著

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三人屋は面白とは感じなかったのでこれはパスします。

「まずはこれ食べて」はタイトルの気安さとは違い、暗い内容だった。

池内胡雪は多忙なベンチャー企業で働く三十歳。不規則な生活で食事はおろそかになり、社内も散らかり放題で殺伐とした雰囲気だ。そんな状況を改善しようと、社長は会社に家政婦を雇うことに。やってきた家政婦の筧みのりは無愛想だったが、いつも心がほっとするご飯を作ってくれて――。現代社会の疲れを癒す、美味しい連作短編集。【商品解説】

解説ではこうなっているが、内容は美味しい料理がメインテーマではない。


貧富。人からの支配と人への支配。思いやり、本当の優しさ、冷たさ。
貧しさの中にあっても身内を愛する篤く優しい心。裕福なのに寂しさ辛さ不満冷めた心が盛り込まれていると感じた。



この物語に登場する秋枝(あきえだ)は上手く人をコントールする知恵を持っていて、人を支配して面白がって生きている男。



丁度弟を亡くした私に、相続権があるという事実を知り戸惑い悩み苦しんだ末に出した結論のタイミングで読んだ本だった。秋枝に似たような人間は確かにいるんだと思い、とても印象に残った小説だった。




弟の嫁さんが、銀行が私の押印と印鑑証明と謄本がいると言っているので用意してください。と言ってきた。
何故私の印鑑がいるのと聞いても銀行凍結を解除するためですとしか言わない。

これはおかしくないか?

弟の通帳に私の印鑑がいる?
どういうこと?
自分で調べて相続権があることを知った。


親も兄弟も子も無い残された妻に3/4 故人の兄弟姉妹が1/4 と法律で決められていた。


普通の人なら、お姉さんに1/4の相続権があるんです。
でも、私これから先何年生きるか分からない90迄生きたら30年です。不安なんですよ放棄してくれませんかというのが普通だし、筋だろう。

そうね。放棄するよ。それで済む話なのだ。

だが



30数年前私と上の弟の相続分をそっくり取ろうとした人。
今度は自分の財産を奪われると思っているようだ。




そんな相手の将来を気の毒がって、、、お人好しも時にバカだよ、受取ればいいのよ。という内なる声も聞こえる。



でも道理として放棄するのが私が選ぶべき道だよと思う。


国の法律はどうして私に相続させるの?
おかしいじゃない。二人で築いた財産でしょ。
一人残った姉とはいえ、貰う筋のものじゃないわ。


しかし嫁さんは
事実をはっきり伝えず、曖昧な言葉しか発しない。


私の相続権のことは決して口にせず。
銀行には分割協議書はないといい。
ならば、印鑑と印鑑証明、戸籍謄本を提出すればいいです。という言質を取り付け、
弟の銀行凍結解除のために印鑑その他を用意してくださいと言えば用意するだろう。
それで事は成るだろうと判断したのだろう。



1ヶ月経過したので、相続のこと話そうかというと、貝のように黙ってしまった。
どうしてほしいの?と聞いても答えない。

私は相続放棄するよ。と言ったら

私達のお金を何故義姉さんに渡す必要があるのよと思ったと、本音を漏らした。

渡すもんかと思ったと。


この人はこんな人だ。


30年前、口煩い叔母が私に罵詈雑言を浴びせかけてきた。親戚達も冷たい目で私を見た。嫁に行った者が相続?と。
嫁さんの父親が実家に不動産屋を連れて来て査定したことを私は聞いていた。

親戚たちがなぜ口出ししてくるのか不思議だった。
叔父や叔母たちは自分の兄弟が苦労して建てた家が嫁さんの実家に跡形もなく取られてしまうことに腹が立たないのだろうか。出て行ってしまった上の弟のことは捨て置けとでも言うのか。

この人達は弟の嫁さん家族に魅入られてしまったのだなと思い至った時、親戚達との繋がりを絶つ決心がついた。
上の弟の為にも両親の苦労を無にしない為にも決して引かないと決めた。
結局実家に居座っていたが、実家を奪う算段は自己消滅したようで、嫁さんの実家に逃げ帰ってしまった。たぶん、幽霊にでもなって親が出てきたのかもしれない。と私は思っている。家は荒れ果てていた。



昨日嫁さんが私の父の謄本を取るために委任状がいると言って我が家にきた。

一年前のあの時、癌が見つかり退院したばかりだということを打ち明けているのを聞いて驚いたと言った。誰にも話さなかったのに姉さんには話したと。

それが血の繋がり、姉弟なのよ。


貴女が私を避けるから付き合えなかったけど、会えばふわりと漂う親密性一瞬にして繋がる情。

あいつの辛い胸を内をもう少し分かってやればよかった。



私との距離はこのままがいいの?
私はたった一人の親族二親等らしいよ。と手を差し伸べたが返事をしなかった。
今まで通り何かあったらお知らせします。と答えた。

そして、四十九日は早めに来て荷物を斎場に運んでくれと言って帰っていった。




夫はだれが行くかと。人をコケにするものもいい加減にしろと怒っている。





これで終わったな。


弟よご免!
姉ちゃんとしてはここまでだわ。





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posted by win-manma at 15:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 暮らし

2022年10月18日

書道サークルでワークショップ

生涯学習センターの職員さんから、10月15・16日のイベントに参加しませんかと打診があった。

日頃生涯学習センターの部屋をタダて使わせもらっているのだから、こんな時は協力しなきゃねぇと思いつつ、メンバーに相談すると、大きな声で「エー、子供相手でしょ大変よ!断ろうよ」と言われやむなく

お年寄りばかりだからコロナとか怖いしと・・・あせあせ(飛び散る汗)といっているんです。
すみませんとお断りしたところ、再度付箋付きでお願いの打診があった。


じゃ、できる人だけでやるかと思い個別に話したところ3人が協力してくれるという。

センター職員さんにその旨伝えると、とても喜んでくれて、少しですが交通費と諸経費代出ます。と言ってくれた。
1人当たり諸経費込みで四千円、5人までの予算で2万円

それを近くで聞いていた、最初から用事があると断った人の態度が変わった。


率先してヤル気になったらしい。(笑)

掌を返すというのはこういうのだなと驚く。


どうなってるの何をするの、用意はできてるのと聞いてくる。

今更なによ!!と言ってやりたいが、聞き流すことにした。



子供に(大人でも可)に「書」の楽しさを体験してもらうワークショップ

書の小作品を作って持ち帰ってもらうことにした。

1/4サイズの色紙に象形文字を筆ペンで書いて、赤いスタンプで落款印風の押印をして出来上がり。
他に、はがきも用意して好きにお手紙を書いて絵を添えて、落款。

落款には動物スタンプを用意、協力メンバーが「すみっコぐらし」のゴム印も用意してくれた。
子供はスタンプが大好きだ。

子供たちは大喜びで作品を作り、熱中する。

子供の集中力スゴイ(*^-^*)


息つく暇もない大盛況、2時間の持ち時間はあっという間に終わった。


主催者側も驚いていた。

地味な年寄り書道サークルが受けるなんて思っていなかったようだ。


とても感謝されて肩の荷がひとつ下りた。


結局、参加メンバーは6人になっていた。

みんな楽しそうに指導していた。


良かったよかった。(*^^)v



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posted by win-manma at 11:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 暮らし