(6)を書いた翌日に娘から緊急連絡
ブログ間違ってるよ。
ケルン大聖堂があるのはケルン駅!!
ボンは通過しただけで降り立ったのはケルン駅だったそうです。<(_ _)>

翌日は列車でケルン、そしてデュッセルドルフへ
ボンは娘が最初に暮らした街。
世界遺産のケルン大聖堂はその大きさが有名。
ドイツに来てそれを見ないと損をした気になって、ケルンの駅の前にそびえるケルン大聖堂をスケジュールに入れました。
マインツからボンまでの行程はライン川に沿って走る列車をチョイス。
生憎の空模様で景色がグレー掛かってはいましたが、きれいでした。
ラインくだりが観光として人気なのが頷けました。
いよいよケルン到着。
目的はケルン大聖堂のみ。
娘曰く、他はたいしたことないから。(笑)
デカイ

駅前だとカメラに全体が収まりません。
雨が降っていたのでザッと見て、ケルン大聖堂見ました。

そんな観光ばっかりじゃイヤだけど、ここはそれでイイやと思いました。
私はやはり繊細な美しさのほうが好みのようです。
そして
いよいよ明日は帰国
空港のあるデュッセルドルフに向かいます。
入国した時と同じレオナルドホテルへ
日が暮れて小雨の中ホテルに到着
フロントに向かうとかなり太目のお姉さんがフフンといった顔付きで受付を開始
今日の予約?
お名前は?
ん? もう一度お名前は?
?有りません。

「そんなはずないけど」食い下がると、
無表情に冷たく「明日の予約になっていますね」
「え===」
「もーキャンセルはできませんよ

じゃぁ今夜一部屋ありませんか?
と、聞くと。
「スイートならあります」と冷笑しながら言います。
じゃぁ、スイートにしましょう、ベットはツイン?と聞くと
「ダブルです。

この人、他人の不幸を甚振(いたぶる)る楽しみ方していると、娘の途方にくれた苦しげな表情とフロント嬢の含み笑いを堪えた冷笑を見比べながら感じました。
そして、「お向かいの三つ星ホテルに聞いてみたら?」と言うのです。
ドイツの四つ星ホテルなんてこの程度なの

フロントの不親切にあきれ返りました。
日本の宿泊施設では考えられない態度です。
外国人が予約のミスで困っている。
日本なら絶対に親切に色々な手を打ってくれると思いました。
フロント嬢はと見ると、後から来た西洋人達に満面の笑顔とサービスの物腰で接客していました。
時々居るようです。
東洋人を見下(みくだ)した人種だと信じている人。
教養ある人は何処に行っても気持ちはどうであれ、失礼の無いマナーで接してくれます。
ドイツに着いてこれまで、楽しく旅ができたのもそのようなドイツの人たちがたくさんいて、
列車の座席を代わってくれたり、重い荷物を笑顔で抱えあげてくれたり、ドイツ語が分からないと勝手に思い込んで片言の英語で一生懸命に答えようとしてくれる親切な人に接してこれたからでした。
意外にも英語がダメなドイツ人は多いようでした。そんな人は「本当にヤダー、どうしよう、聞こえなかったことにしよう」という極まった困った顔をしています。(笑)
このレオナルドホテルが四つ星に値しないホテルなのかどうかは知りませんが、
ドイツ到着の日に通されたこのホテルの部屋はステキでした。
チェックアウトの時のフロントの男性の態度もチャンとしていました。
今回初めて感情を露骨に示されて、娘も私もショックでした。
でも、最近。日本でもレオナルドホテルのフロント嬢のような底意地の悪さを恥とも思わない若い人多くなりましたね。
教養の無さを見抜かれても何とも感じない。
日本の教育の低下の結果だと思います。
結局、その夜はスマホでデュッセルドルフの四つ星を検索して、事無きをえました。
ただ、バスタブが無かったのが残念でした。
さてさて、明日はデュッセルドルフを観光して帰りの飛行機に乗り込みます。
