大学にも殆どいません。大学にチャレンジ2年目の先輩はいらっしゃいましたが、「頑張りましょうね ヾ(^-^;) 」くらいのお付き合いでした。
国T採用がいかに難しいことなのか、全く知らずに
「国T受けて官僚になりなさい」などと漫画のように気軽に言っていたのです。

一応予備校に短期間いったんです。数万円分だけ・・・
バカらしくて直ぐにやめました。
国T課程の予備校一年で○○・・・万円も取るんです。

確か百万に近いと聞いた気がします。不確かです<(_ _)>
大学に授業料を払い、その上予備校にも払うんですよ。

その予備校で大したことも習わず、
実利※%で○○・・・万円は、ぼったくり過ぎです。 (`ε´)
数万円払って、法学対策を少し聞き、官庁訪問について習った事は挨拶のしかた程度ですよ。
頭の下げ方とか・・・
とにかく、突然進路変更して合格したわけです。
大喜びで東京にすっ飛んで行きました。
官庁訪問のサバイバルを知らずに・・・

愚かな母は、国Tに通った殆どの人が国家公務員になるのだと思っていたのです。
数字の分析も何もしていませんでした。
申込者数22450人弱
最終合格者数1600人弱です。
採用者数は660人(理系+文系)程度です。
苦労して勉強をし、人によっては数百万円のお金と時間をかけて
も現実はこれです。

理系は専門性が要求される為、国Tの国家試験に合格する事が最重要課題となるようです。
文系はここからサバイバルが始まるのです。
官庁訪問は約2週間に渡って続きます。
その間は殆ど軟禁状態です。
勿論、採用を諦めて帰ることは自由です。

大学4年の丁度今頃でした。
そんな事とは露知らず、のほほんと面接に向かった子供は
圧倒され、威圧され、萎縮してしまいました。
1週間なんとか頑張りました。
しかし、手応えを感じる事ができず、諦めて帰る決断をしました。

「お願い


子供からその報告を受け、
この愚かな母(manma)は直ぐに進路を決めなければいけないと直感しました。
まだ東京にいる子供に対し、
「法学部の大学院に行きなさい。 法科大学院じゃないよ

子供・・・
「分かった、推薦の手続きに間に合わないかもしれないけど、教授を捕まえて相談する。」
決断は早かったです。
この時期は、それらの手続の締切がせまっていたからです。
かくして、わが子はもう一年私の手元で修行することになりました。

(つづく)


