ストーカーとか無言電話とか悪質になりましたからね。
昔みたいな単純な馬鹿がいなくなりました。
最初にそういう変な電話を受けたのはmanmaが30歳代の事でした。

ある日、真昼間、
「奥さん


manma・・・なんじゃこりゃ

manma・・・「はい、なにか

中年のおっさん風・・・「昨夜は疲れたやろ がんばるねぇ

(ニヤニヤ声)
manma・・・「・・・・・・・(無言)」(昨夜???)
更に男はエスカレート・・・
ガチャン

思いっきり電話を叩きつけて切りました。
気分が悪くなります。

あの頃はまだ世間知らずで、そんな奴の対処方法なんか知りません。
可愛かったんですね。いろんな意味で。ヾ(^-^;)
でも、だんだんこちらも慣れてきます。
その男毎週のように掛けて来ます。
あの頃は電話番号表示も留守電も録音機能も付いていませんでした。
黒電話カラー電話からチョッとお洒落な電話に換えられるくらいのもんでした。短縮ダイヤルも始まっていたかもしれません。
で、そのオッサン、
シツコイし、声がイヤラシイのが気に食わない

ある日、子供がいる時に掛かってきたんです。
受話器を放り出して勝手に喋らせていたら・・・
子供・・・「ママ、電話どうしたの?」
manma・・・「シッ! 今逆探知してるの !!」
その男、一瞬息を呑み、大あわてで電話を切ったんです。
本当に絵に描いたような馬鹿な奴でした。
男の青ざめた顔を想像したら笑えます。

その頃若い男の子からのもありましたよ。
「奥さん


manma・・・無言で切ろうとしたら〜
「切らないで

切らずに放置して、
お隣へ・・・ 「ねぇねぇ 今度は若いよ

「何言ってるか聞いてみる?」
お隣さん・・・「聞く聞く (゚ー゚;ニンマリ」
楽しかったなぁ あの頃

若かったから楽しかったのかなぁ。
それだけじゃありません。
正しい事や正義への信頼と安心がありました。
世の中のルールの色分けが今よりハッキリしていて、悪い奴にも自分が悪い事をしているという自覚があったようなきがします。
今は、開き直っていますね。
虐めとかしても悪いと思わないみたいです。
弱いもの虐めは、プライドの無い人がすることです。
プライドが持てなくて当然じゃん!と怒られそうですが、
困っている人、助けを求めている人を包む暖かい心は、自分にだけ執着している心には生まれませんよね。(同情とは違います)
虐めをする人は、性格の悪い人です。
自分を愛する事ができないんだろうなと思います。
「自分の欠点も含めた自分」を認めてやるのは自分自身なんです。
そこが原点なんです、自分探しの。
そこから進んで、善悪の判断が出来るようになる。
そうして、自分の大切な者を守る愛情が育つんです。
愛し、愛される事を喜ぶ感情が生まれるんです。
「ただ、好き

好きだと思う感情が、責任感を持った愛情へと膨らむんです。

教会の神父さんの前で誓いますよね、誓うとは意思なんです。そう決めますという宣言なんです。
善悪の示しが付く社会になれば、悪戯からユーモアも生まれる。
昔のような間抜けな悪戯に笑えるようになる。
最近、世の中ギスギスし過ぎてますね。



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