冷蔵を買い換えたいと思って100日ほど経った昨日、とうとう買いました。(^^ゞ
そこに至るまでの経過報告です。(笑)
キッチンが狭いでも少し書いたように、新しい冷蔵庫が欲しい → キッチンリフォーム と話は大きく飛躍してしまったのです。ヽ(*'0'*)ツ ワァオォ!!
15年前、狭いキッチンの冷蔵庫スペースに無理やり押し込んだ大型冷蔵庫だが、買い換えるなら更に多少大きめにしたいと思うのが人情。
我が家は野菜を農家さんから買う。農家さんはチマチマ売らない大盛りだ。玉葱に至っては直径20cmほどもある。
スーパーのように胡瓜が四角いトレーに収まる程度では全く無い。
1本の胡瓜が30cm〜50cmほどもあり、トゲトゲが痛い程新鮮、これが1盛4〜5本もあって100円とか200円。
一週間では食べきれない
ナスも同様。
スイカも同様。スイカ農家まで出向いて丸々1個。先週1個1600円で買ったら肥料に砂糖使うの?と思うほど甘かった。これは近年まれにみる横綱級だ。(^^)
勿論日本酒の一升瓶も途切れることなく冷蔵に入っている。
こうなると冷蔵庫は大きいほどありがたい。
しかし、リフォームとなると大変な出費だ冷蔵庫一台とは桁が違う。
老後の資金を崩して大丈夫なのだろうか。
我が家は10数年前早期退職して設計事務所を開いた。
退職金はその費用に当てた。
時代は構造改革。
業績は建設業の不振に比例して厳しい状況が続いた。
資金繰りに窮する状況から脱したのはほんの数年前である。
『喉もと過ぎれば熱さ忘れる』の諺通り、リフォームなどという夢を見る馬鹿者か!と思う自分がいる。
しかし
私はあと何年この家に住み続けるのだろう。このキッチンに立ち続けるのだろうとも思う。
先日、夜中に目を覚ました時キッチンで大きなゴキブリと遭遇し、格闘した。
台所洗剤の鉄砲射撃は威力を発揮し7cmはあるように見えたゴキは事切れた。
この時、皮膚感覚でリフォームしたい(x_x;)と思った。
車を買う時もドイツに行くときもこれほどの迷いは無かった。
必要だと思ったから。
しかし、キッチンリフォームは自分の為だけのもの。
自分が我慢していれば出費はしなくてすむ。
娘に相談すると
「もっと楽しんで暮らしてほしい」と言う。
「今後の私のために出費を抑える必要なんて無いよ。状況によっては時々は東京に来て私をサポートしてくれなきゃ困ることもあるけど、お金の心配はしてくれなくていいから(笑)」という。
我慢して小さくなっていくお母さんはおかあさんらしくないということらしい。
もともと節約を心掛けてコツコツ貯金に勤しむタイプの人間ではない。
蟻とキリギリスならキリギリス。
“宵越しの金は持たねぇ” “自己投資” “ケセラセラ”に納得するタイプ。
こんなタイプだから夫の独立企業や、娘の越境入学、進学進路を選ぶことに躊躇しなかったのだ。
そんな私がどうしたことか、リフォームの出費に怖気(おじけ)付いている。
つまり老後に怖気付いているのだ。
これから先は老後の暮らしが待っている。
いわゆる年金生活だ。
夫は今年69歳になる。
仕事、あと何年頑張れるだろうか、2年3年、、5年?
今まではケセラセラ(なんとかなる、なるようになる)と思えたし勢いもあった。
しかし、なんとかなるのだろうか?と感じ始めた。
ひっそりと息を潜めて暮らさなければならない。そう思い始めていた。
3ヶ月悩んだ挙句やっと心が決まった。
今ならまだ何とかなる。と。
今後の暮らしのために、老後の暮らしを明るくする為に、自分らしく在るために明るいキッチンに立つのだ!と。
冷蔵庫は発売当初342,858円(税込)の値が付いていた物が160,000円(税抜)に16,000円分の商品券を付けてくれた。実質144,000円ということになる。
次回は冷蔵庫値引き交渉のお話です。
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