NHKの大サービスバージョンとなっていた。
舞台は地元福岡、取上げられたのは相島の猫たち。
世界中で有名だと言っていたが、本当に?知らなかったわ。(笑)
猫の島として知られていてカメラを持ってファンがおとずれることは知っていた。
一度行って見てもいいねと言いながら実現していない。
猫と20年も暮らしていて思ったことは、猫は野生的だということ。
特にwinは去勢していないので野良の性質を持っていた。
昨日のダーウィンを見ていてなるほどなぁ凄いなぁと思ったのがオスの争い。
メスを獲得する順位を決める熾烈な闘争が繰り広げられていた。
威嚇である。
もの凄い顔付と声で相手を負かす。見ていて噴出しそうになった。
これって、思春期の悪ガキの「眼(ガン)付けたの飛ばしたの」「ちょっとフザケンジャネーぞテメー」の類に似てないか?
いやたぶん根っ子は一緒だ!
人間は複雑になっているからストレートにメス獲得ではないけれど、雄は順位闘争をする習性がまだ残っているんだ。へー。
単純な奴ほど大声と怖い顔付と身体のデカさ力の強さで勝負を挑もうとする。
勝てば相手は子分になる。
根っ子は猫と近いのかもしれない。(゚∇゚ ;)エッ!?
なんだか切なくなってきた。
男の子を育てていないから分からなかったけれど、そんな習性を理解して育ててやらなくちゃいけないんだろうな。
「いじめ」の根っ子にそんな習性が隠れているような気がする。
番組の終盤に雌猫が大切に育てている赤ちゃん猫を狙って殺すオス猫の存在が出た。
メスを獲得できなかったアブレ猫がメスの発情を早める為に犯す行為なのだそうだ。
なんと凄まじい野性の世界なのだろう。
可愛いが前面に出された猫歩きとは違う、見応えのある番組だった。
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