長年冷え性に悩まされてきた。
じっとしていると足先から氷のように冷たくなっていく。
寒いと思った時にはもう風邪気味、喉が痛くなってくる。
20代になった頃からこれだから、これはもう仕方ないと諦めていた。
しかし、今年。
三陰交・関元・合谷などツボにお灸をしていて体が冷えないことに気付いた。
https://www.sennenq.co.jp/knowledge/tubo13.html
これらは消化器、肝臓、腎臓などの働きを助けると共に女性特有の症状には欠かせないツボ。
幸田文さんの本の中に、歳を取って若い頃は感じなかった水の冷たさについて書かれているものがあった。
水の冷たさで季節を感じ取る日本人の感性が、そこにはあった。
私の今までの人生では感じたことのない感覚。
冬は水の冷たさから常に逃れたくて、朝晩が冷え始めると給湯器の湯をジャブジャブ使ってきた。
しかし、今年は水の冷たさに背筋がゾクゾクするということがない。
そうなると、幸田さんに触発されて、春先にいち早く水緩む(みずゆるむ)感覚を味わってみたくなった。
昨日は痺れるほど冷たかった水が、今日はほのかに冷たい。一週間でも違いはあるのだ。
そんな風に日々の変化を見出すのは楽しいものだ。
マンション暮らしでは道端の小花や草木に季節を感じるのに遅れがちになるのだが、
水ならいち早く季節を感じられる。
冷え性は辛いものだと今更ながら思った。
水道の温度設定を水にして楽しんでいる。
しかし、食洗機が有ればこそなんだぞと思う。
ありがたいことだ。(;´▽`A``
2016年12月12日
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