2021年04月25日

備忘録 [銀の猫]朝井まかて著 

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江戸時代の介抱人(現代の介護ヘルパーさん)の物語


裕福なご隠居さんの老後に寄り添う主人公が、依頼されるそれぞれの家庭とそこに関わる人達の思いや苦労を根っこから汲み取り安寧に暮らすすべをそれとなく引き出していく物語。

そして、老衰して死んでいくさまを優しく描いている。


主人公の長屋の隣人で無論決して裕福ではない貧乏長屋の老婆が息子やお節介で元気な老女に看取られるシーンはジンとくるものがある。

ひとりが「逝きなすったね」と言う。静かにあの世に旅立った様子がすんなり腑に落ちる説得力を持った文章だった。


あーこんな風に静かに旅立ちたいものだと思った。




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posted by win-manma at 10:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 備忘録
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