111冊は確かに読んだようです。
他にも途中で時間の無駄か?と投げ出したものが数冊、最後まで読んだけれど面白くなかった物は撮らなかった。
全部図書館で借りて読むので、手元に残らない。
そうすると何を読んだのか分からなくなる。
そこでスマホで写真に撮り記録しておくことにした。
今、写真を手繰ってみたら内容を全く覚えていない物が何冊かあった。
面白くなかったなぁと思ったものは写真に撮らなかったのだから悪くはなかった内容のはずなのに、、、。
読み飛ばすという表現があるがまさにそんな感じ。
先が気になってドンドン急ぎ足で、しまいには駆け足で読んでいる。
もう少しゆっくり味わおうよと自分に文句言っている自分がいる。
先日読んだ「猫も老人も役立たずでけっこう」養老孟司著
この中に養老さんちの"まる"は虎屋の羊羹の味が分かるようだという文章があり、更に他所の羊羹は食べないと書いてあり、私はこれに反応してしまった。
恥ずかしながら私は未だ寅屋の羊羹を食べたことが無い。
"まる"に対抗心を燃やしてしまった。
そんなに美味しいの?
私は外側に砂糖が薄っすら覆っている羊羹が好きなんだけど、本物の羊羹は奥行きが違うということ?
えーい!
食ってやろうじゃないか!
だが、なんせ高級品

小さい小さい箱入りを買ってみた。
うーん

確かに美味しいには美味しいが、違いがはっきり分かるというほどのことはない。
紅茶は食べたことが無かったからか確かに美味しいと思った。
小豆と黒砂糖は上品だと思った。
やはり高級羊羹は抹茶や煎茶などの改まった清らかな空気感漂う茶席で美しい菓子皿に載せて頂いてこそ美味しいのかもしれない。
駄菓子と同等に扱っては気の毒だ。勿体ないとはこのこと。
気の毒?
何に対して気の毒なんだ?
羊羹に対して?
まさか、たかが羊羹だよね。
(*^-^*)
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