2009年03月30日

さくら

だんだん桜の開花が早くなりますね。かわいい


manmaは4月3日生まれ 


子供の頃、お誕生日はいつもお花見を兼ねたお祝いでした。





父は50数年前、
桜が満開の日曜日に生まれた女の子に感動したそうです。ハートたち(複数ハート)





manmaも良い季節に生まれたもんだと気に入っています。







しかし、この時期は春休み exclamation



小学生になって今日は○○君のお誕生日 わーい(嬉しい顔)


「おめでとう」というのを聞いて、仕舞った どんっ(衝撃) 





始業式前の春休み中の誕生日では誰からも祝ってもらえない パンチ




世の中好い事ばかりではありませんね。
表裏一体、プラマイ = 0 なんですよね。たらーっ(汗)















数年前、熊本にある『一心業の大桜』の満開を見ました。



大駐車場に車を止め、歩いて桜の木の傍まで行きます。





大きさを誇る木です。周りは何もなく菜の花畑が広がりその中央に一本だけ





花は白に近いピンクです。

不思議なことに、何故か、この桜男性だな と思いました。









近付くと 物凄いパワーを感じました。妖艶なパワーでした。






やはり・・・



地域の為に命を落とした数名の武士を奉る祠とお墓が木のそばにありました。






彼らの命とエネルギーを宿すような大きな桜 



桜はそんな木ですね。


見事に咲く桜にはそんな伝承が多くあります。











manmaがまだ独身のころの事です。



弟が仕事に悩み、生きることに悩み、車で出かけて連絡が取れなくなったのです。

携帯のない時代です。
多分あったとしても電源を切っていたでしょう。





胸騒ぎがしてどうしようもないのです。




父もmanmaと似たタイプ、勘が鋭いんです。

その父も何か起こりそうだと予感しています。





下の弟と捜索に出ました。



もしかしたら急勾配で曲がりくねったダートロードのある山に行ったかもしれない。



と聞き





下の弟とその山道を真夜中、車を走らせました。




ガードレールを凝視しなが・・・




ガードレールが切れていたらそこから谷に落ちている・・・





真っ暗闇を進みます。





途中稲光でパッと空が紫色に光り、視界が広がります。



その紫に染まった夜空に山桜が白い光を放ち浮かび上がります。








冬から春になる嵐の夜













見事なまでの美しさでした。









ガードレールは切れていませんでした。






車は急カーブの難所を越えた分水嶺の先で横転していました。



谷底には落ちていませんでした。





「あぁー 助かった 弟は死ななかった exclamation




全身の力が抜けました。





50数年桜を特別な思いで見てきました。





一番美しかった桜の思い出です。
posted by win-manma at 22:12| Comment(0) | 暮らし
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