夢の中でも仕事をしていて、アイディアが次々に浮かんでくる。
書き留めなくてはと焦る。紙がないペンが無い。どうしようどうしようと夢の中で苦しんでいる。
可哀相な自分

manmaもよく、そんな風になります。
仕事は生きてゆくための糧(お金)を得るためには必要不可欠なことですよね。
それとは別の価値観として、知恵と体力と忍耐力と協調や洞察力・・・ありとあらゆる力を発揮して挑む、生き甲斐にもなりうる魅力的な事でもあります。
知恵を駆使して、もの事を打破してゆく快感はゲームの比ではありません。一生をかけて余りあるものにもなる。
命を落とすかもしれない任務に果敢に挑む姿は英雄そのものです。
しかし、人は時に弱くなる。
挑む仕事が大きければ、それに押しつぶされるかもしれない。
と思うときがある。
フッと弱気になったり、自分の力の限界を感じて自己否定に走ったりしてしまう。
人は生身、いつもいつもファイトマンでいられるわけはないのですよ。
常に期待に応えられるはずはない。
『「ごめんなさ、今の私には出来そうにありません」と言えることはすごいことなんだよ』
昔、manmaの上司だった人に言われ、この人すごいなぁと思ったことがあります。
上司はそんな思いやりと厳しい目でmanmaやその他の若い連中を見てくれていました。
親や素敵な先生のように見守ってくれていたんですね。
親には2パターンあって、わが子がヨチヨチ歩きに至る時。
手を取って足を支えて無理やり立たせる親と、
少し離れたところから、
子供が床に手を付き力を込め、お尻を持ち上げ、足を伸ばし、立とうとするのを見守る親のタイプがあるんです。
前者は常に力を貸す親。
後者は、一見放任主義。
しかし、後者は
滑らないように靴下を脱がせておく、
膝の屈伸を妨げないような服を着せる。
手がお菓子などで汚れていて滑らないように拭いてやっている。
転んでも大丈夫なように危険なものを周りから除く。
などの注意を払って子供に挑ませ、体験させているんです。
そうして、子供が自分の力で立ったとき。一緒に喜ぶ。
「立った



こうして、自分の力で成し得た喜びを子供も大いに感じ、意欲や、やる気が育つ。
しかし、世の中そんな親ばかりじゃない。
社会人になればそんな風に見守ってくれる先輩は少ない。
やる気満々のあんた!!「うざいよ」
なんてこともあるわけで・・・。
やる気や意欲が裏目に出る時もある。
そんな荒波を生きているのですから、仕事に没頭しすぎては駄目なんですよね。
人の体は
頭と体のバランスを保ったシーソーみたいなものだと思うんです。
頭ばっかり使っていたら頭の方にウエイトが掛かって、全体的には動かなくなってしまう。
ゆらゆらした状態が心身にいいんじゃないかと思います。
manmaはいまだに頭にウエイトが掛かりすぎた時にうまくコントロールする術を見出せずにいます。
ただ、段々自分を追い詰める程仕事が出来なくなりました。
体がオーバーヒートを起こしたように動かなくなり、頭の中が諦めモードに作用するようになりました。
さすがにいい年して「すみません!出来ません」とは他人に言わないけれど、自分に対しては「やっぱ!!無理

そして、気持ちを軽くして指先使った単純作業(刺繍)をして頭のウエイトを小さくする作業に勤しみます。この作業とっても効果的です。
心身のバランスを長いスパンでうまく保てるようになったら、素敵な大人の仲間入りができるのかもしれません。
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