2009年06月02日

心身のバランス

仕事に行き詰まったり、多過ぎたりして頭の中が完全仕事モードになって眠れない時、ありますね。




夢の中でも仕事をしていて、アイディアが次々に浮かんでくる。
書き留めなくてはと焦る。紙がないペンが無い。どうしようどうしようと夢の中で苦しんでいる。


可哀相な自分 がく〜(落胆した顔)




manmaもよく、そんな風になります。






仕事は生きてゆくための糧(お金)を得るためには必要不可欠なことですよね。
それとは別の価値観として、知恵と体力と忍耐力と協調や洞察力・・・ありとあらゆる力を発揮して挑む、生き甲斐にもなりうる魅力的な事でもあります。





知恵を駆使して、もの事を打破してゆく快感はゲームの比ではありません。一生をかけて余りあるものにもなる。






命を落とすかもしれない任務に果敢に挑む姿は英雄そのものです。














しかし、人は時に弱くなる。




挑む仕事が大きければ、それに押しつぶされるかもしれない。
と思うときがある。

フッと弱気になったり、自分の力の限界を感じて自己否定に走ったりしてしまう。




人は生身、いつもいつもファイトマンでいられるわけはないのですよ。





常に期待に応えられるはずはない。


『「ごめんなさ、今の私には出来そうにありません」と言えることはすごいことなんだよ』



昔、manmaの上司だった人に言われ、この人すごいなぁと思ったことがあります。






上司はそんな思いやりと厳しい目でmanmaやその他の若い連中を見てくれていました。






親や素敵な先生のように見守ってくれていたんですね。







親には2パターンあって、わが子がヨチヨチ歩きに至る時。



手を取って足を支えて無理やり立たせる親と、

少し離れたところから、
子供が床に手を付き力を込め、お尻を持ち上げ、足を伸ばし、立とうとするのを見守る親のタイプがあるんです。



前者は常に力を貸す親。


後者は、一見放任主義。



しかし、後者は



滑らないように靴下を脱がせておく、
膝の屈伸を妨げないような服を着せる。
手がお菓子などで汚れていて滑らないように拭いてやっている。
転んでも大丈夫なように危険なものを周りから除く。


などの注意を払って子供に挑ませ、体験させているんです。


そうして、子供が自分の力で立ったとき。一緒に喜ぶ。

「立った exclamation」「立った exclamation」「スゴイ exclamation



こうして、自分の力で成し得た喜びを子供も大いに感じ、意欲や、やる気が育つ。








しかし、世の中そんな親ばかりじゃない。
社会人になればそんな風に見守ってくれる先輩は少ない。



やる気満々のあんた!!「うざいよ」


なんてこともあるわけで・・・。




やる気や意欲が裏目に出る時もある。




そんな荒波を生きているのですから、仕事に没頭しすぎては駄目なんですよね。




人の体は
頭と体のバランスを保ったシーソーみたいなものだと思うんです。

頭ばっかり使っていたら頭の方にウエイトが掛かって、全体的には動かなくなってしまう。
ゆらゆらした状態が心身にいいんじゃないかと思います。




manmaはいまだに頭にウエイトが掛かりすぎた時にうまくコントロールする術を見出せずにいます。



ただ、段々自分を追い詰める程仕事が出来なくなりました。


体がオーバーヒートを起こしたように動かなくなり、頭の中が諦めモードに作用するようになりました。




さすがにいい年して「すみません!出来ません」とは他人に言わないけれど、自分に対しては「やっぱ!!無理 たらーっ(汗)」と言ってやります。


そして、気持ちを軽くして指先使った単純作業(刺繍)をして頭のウエイトを小さくする作業に勤しみます。この作業とっても効果的です。








心身のバランスを長いスパンでうまく保てるようになったら、素敵な大人の仲間入りができるのかもしれません。
posted by win-manma at 13:24| Comment(0) | 子育て
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