昨日テレビ(仁jin)を見ていて唐突に思ったのですが、
個人的な幸せを願う社会と、社会全体の活気や力に支えられた個人的幸せとは違うよなぁ・・・ヾ(_ _。)
例えば子供がいる世帯に一人当たり月に2万6千円支給するというマニフェスト
これ、良い事だと最初思いました。
社会のエリートと言われる人たちが受けた教育費相当なもんでしょう?
一般的収入の家庭では難しい。親の収入の格差が子供の能力に関係なく社会を構成するのは間違っているよね。
でも、2万6千円支給することを目的に据えてしまうと日本はおかしな状態に陥る危険がありませんか?
2万6千円のために景気浮上の為の事業にお金を回せない。
今おこなわれている事業仕分けにそれが見えるのです。
無駄無駄と一言で片付けていますが、
お金が社会全体を巡る構造を作ること で多くの人の収入になることを忘れてはいけないですよね。
例えば
もう道路は要らないと言っていますね。
しかし、道路を作る為に出された税金は建設業者に行き、
建設業者はトラックを買い、セメントを買い、鉄骨を買うなど多くの資材を調達し給料を払います。
トラック業者はトラックの部品を町の鉄工所に金型を発注し、タイヤを発注し、より性能のよいトラックを作らねばと張りきります。
タイヤを作る企業も頑張ります。
タイヤフォイルの会社も頑張ります。
空気圧やタイヤの構造の研究機関の費用にもなります。
税金はめぐって活きます。そしてこれらに関わった人たちの給料になります。
ザット上げただけですが、何人の人の生活費をまかうことが出来たとおもいますか?
産業構造を変えていかなければいけないことは分かります。
いつまでも、建設業中心の社会では今後の成長はない。
しかし、子供手当が経済を活性化してくれるのでしょうか?
個人消費による活性化を願っているようですが、連鎖的に多くの人々の収入につながる政索とは違うような気がします。
2万6千円づつもらってもお父さんの会社の収益が上がらず縮小するようなことになったら元も子もありません。
年収500万円の家庭に子供手当て2人分624000円増えても会社からの収入が15%減って、その上税金が増えれば結局マイナスですからね。リストラにでもなったら大変ですよ。
家庭は潤わず、社会の経済が滅茶苦茶になる可能性大です。
国民目線で政治をと言っておられますが、
国民目線の政治とはなんですか?
江戸末期(仁jin)から維新にかけて人々は、国を富ますこと、国の力に皆期待していたように思うのです。
国や社会システムあってこそ、人々の生活が安定し活きるのではないでしょうかね。なんだかとっても危なっかしくて見ていられない気がします。
今日は北九州市にある銀杏屋敷に行きました。
それから、瀬板の森公園へ
可愛いワンちゃんを連れたご家族に会いました。
カメラを向けると回れ右して逃げるワンちゃん可愛かったです。
飼い主さんが撮ってくれるってと言って喜んでポーズをとってくれました。
個人情報保護の観点からご家族の写真は載せませんがワンちゃんだけ。なかなか賢そうなワンちゃんでしょ。