2010年02月14日

就職難

高校卒業生徒の就職難がニュースになっていました。



manmaの古い友人のお子さんは今年高校卒業、なんとか県内に就職が決まったと嬉しい知らせをもらいました。





「家(うち)の勉強嫌いの三男坊を雇ってくれる会社があって本当に感謝だわ」と言ってます。








最近良く聞く、「お勉強嫌いなの!うちの子。オホホ」


いたって暢気に笑顔でそう話すお母さん、お父さん、お婆ちゃん。







現実が見えてないんだなぁ、と思ってしまいます。ふらふら







世界はグローバル化に向かって進んでいる。
とよくニュースで言いますよね。







manmaも、それに精通しているわけではないのですが。





日本は物づくりの国でした。
町工場がいっぱいあって、鉄工所とか化学工場とか繊維産業とか、その地域に特化した産業やそれに付随した会社に工員さんや事務員さんとして働くことが出来ました。


これらの工場や会社の経営が低迷状態になった

『コンクリートから人』へに象徴されるように産業構造が変わろうとしているからです。



なぜ、製造産業(製造業等)からサービス産業(福祉サービス等)に大きく舵を切らなければならなくなったのか。





日本の製品の単価が、中国の製品の単価に大幅に負けたからです。
中国製が安くて、利益が出るからです。



今、日本で売られているものの殆どが中国で作られたものですね。
安心と信用が売りだった生協coopでさえ、中国製の冷凍餃子を売っていたんですものね。




いま、中国は世界の工場となりつつあります。

中国は製造業大国になっています。世界の製品のほとんどを中国で作る。これがグローバル化の一側面です。

グローバル化とは、世界規模・地球規模で役割分担をして、もっと効率よく経済を活性化させましょうという流れです。


では、そのグローバル化の中で、世界中が日本に求めるものは、或いは、日本が世界を相手に太刀打ちできるものは・・・。




世界トップ水準の、技術と技能と知能です。





最高品質の物づくりの技(わざ)と細やかな知能と知識を持ったエンジニアであり、スペシャリストです。





日本は知識やハイレベルの技術でもって世界の日本たらしめようとしています。
物を大量に作って売るのではなく、技術そのものを売る社会になっていきます。

そうなるとハイレベルの技術者と、それを売り込むハイレベルな国際法などに精通した商社マン的営業マンと、経営陣数人で、数億数十億という仕事をすることになります。





今、工場で派遣として安い賃金で使い捨てのように雇われている労働者を助けなければならない。と規制が設けられて始めています。



しかし、この人たちを雇っている方からすれば、中国で作ればもっと安く済む、ならば中国に拠点を移そうということになりかねません。




高い賃金払って、生活や将来の年金確保を保障してやるなんてことしていたら、他の国に値段で太刀打ちできない。


日本の製造業そのものが立ち行かなくなる。そのギリギリのところに日本はいます。







これからはハイレベルな特別な人しか要らない。



じゃあ、ハイレベルじゃない人はどうする。



それで、『コンクリートから人へ』と、なるわけです。



製造業に関連した仕事はもう無いですよ。
これからは、人への奉仕(サービス)の仕事にしてください。



製造ならハードな工場とかじゃなくて、農業や林業に行きましょう。しかし、農業は土地に絡んだ問題が多すぎて、風通しが悪いですから、もう少し待ってください。というのが現状です。







戦後の復興を遂げた原動力であった製造が、中国に取って代わられた日本の国民は、お年寄りのお世話をすることで生活の糧を得る?



数年前、お勉強が嫌いで仕事に就けない人が溢れた場合、昔のようにお金持ちの人の家で、女中やメイドの仕事をするようになるのかしら???


と考えたことがありますが、正にそうなるようです。

只、昨今は格好良くハウスメイドや給食業者などということになるようです。



しかし、
機械化が進んだ日本の住環境では、ハウスメイドなど必要なくなっていますよ。



ロボットが部屋をグルグル回って、一日中お掃除をしながら自分で充電器に行って、勝手に充電する優れものが既に有ます。



レンジ周りなど、月に一度来てもらうのが関の山でしょう。

日本人は、本来働き者で節約家ですからね。



遊んで暮らす、ヨーロッパの貴族的感覚は、ありません。

知恵を絞って、よく働くのが日本人の美徳です。



歴史的に見ても富裕層が少なく、貧乏人が元気に明るく働いているのが、日本のいいところです。

まして、お年寄りが、孫のような人に親切にしてもらって、お金を払うなんて感覚はありませんよ。

「まぁ、ありがとう。お小遣いをすこしあげようね 黒ハート」というようなもんですよ。
その程度しか、サービスには、お金を出さないということです。




日本は、サービス提供が、当たり前の社会なのです。
レストランのドアを開けてくれた、お店の人に100円あげるなんて、失礼だと思う民族ですよ。




日本の文化や歴史を見れば、そんなヨーロッパ感覚のサービスが、根付かないことは、明白だと思います。





そんなお国柄を無視した、政府の福祉サービス産業推奨を真に受けても、高収入を得るようになるまでには、支払う側の認識の変化が必要であり、まだまだ文化が変わるほどの歳月が必要ですから、大変だと思います。国の政策と方向性ほど当てにならないものはありません。








十数年前小学校の母親学級で、アサヒビール工場に見学にいって、無人化されたオートメーションに驚き。将来仕事が減るなぁと思ったことが、今、子供たちにのしかかっています。




下手をすると、中国に出稼ぎに出なければならない社会になりますよ。中国が受け入れてくれればのはなしですが・・・。


これもグローバル化の一側面です。



posted by win-manma at 17:45| Comment(0) | 社会
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]