2010年04月16日

アルコール依存症

またまた重いテーマです。あせあせ(飛び散る汗)



manmaの父がアルコール依存症でした。昔はアル中といっていました。




公務員や学校の先生に多いと昔から言われていました。


ストレスが多い閉鎖社会だからだと思います。




愚痴やため息を安酒場で吐き出す。

今も昔も変わらないサラリーマンの姿です。ビール




お酒で自分を失う父、陽気に楽しく飲めない性格に家族は嘆き傷つきました。たらーっ(汗)



アルコール依存症と普通の酒飲みの違いは、
自制心が働かず酒を飲み続けて食事や入浴などの普通の生活が出来なくなります。
幻覚や幻聴が現れ、暴力暴言を振るう心神錯乱状態が長く続くことだと思います。
普通の酒飲みは酔って一時的に或いは一瞬そうなっても継続しません。(学術的定義ではありません)



父の症状は

目つきが異常になり、幻覚のなかにさまよい、自分自身を見失います。

まるで二重人格のように違う父が現れて酒を求め続けます。


目を血走らせ、指先は震え、大声を張り上げ奇声を発して酒を求めます。幻覚の中に出てくる魔物に対して実際に刃物を振りまわすようなこともします。




その錯乱状態が数日続きます。体がつぶれるまで続きます。



その間家族の者は嵐が過ぎ去るのを待つがごとく、目と耳を覆い、頭を低くして耐えるのみです。





その姿を見せ付けられる家族は地獄を見る思いです。



そして、アルコールが体内から抜けると元の優しい父に戻ります。

普通の会話がよみがえります。わーい(嬉しい顔)



酒の魔物に魂を売り渡すのだと思いました。
そして、魔界に弄ばれ(もてあそばれ)ているのだろうと思っていました。



いつどんな時に魂を売り渡す?





酒の魔物は静かに静かに近寄ってきて、前後不覚に陥った瞬間にフッと入ってくるのではないかとmanmaは思っています。




弱った心の人間を選んでいるようにも思います。




manmaは酒の魔物を憎んでいますから、重い気持ちを晴らすためのお酒は飲みません。



自棄酒(やけざけ)を飲みません。



明るく開放的に楽しむお酒を飲みます。



暗く重い気持ちの原因は、自分に問いかけながら突き詰めて考えて自分で答えを導き出す。又は諦めるしかないと思うのです。



そんなときにお酒を飲んでも悪酔いするのが関の山 たらーっ(汗)

酒の魔物に魅入られるのが関の山なんです。











随分憎き酒の魔物のことは考えましたが、なぜ父がアルコール依存症に陥ったのかは分かりません。

戦争体験が幻覚に現れるのかもしれませんし、職場の軋轢(あつれき)が原因なのかもしれません。体質なのかもしれません。



父は心から家族を愛していました。

真っ直ぐな性格でした。正義感の強い男でした。

善悪の基準をちゃんと内に持っていました。

責任感が強く、自分を遊ばせる心の幅が狭かったようにも思います。


しかし、それらは単なる人柄であり、長所であり短所でもあるわけです。






manmaは思います。依存症に陥る要因は人格的欠陥ではなく、要素に経験値(ストレス等)が反応した際に起こるのではないかと・・・




だから・・・









心の隙間に冷たい風が吹いた時、その冷たさに耐えられないと感じた時は一人で頑張らずに愛する人の温もりに救いを求めましょう。


なにも言葉にしなくてもいいんです。


愛する人の声を聞き、他愛も無い会話で心は自然にほぐれ、ほのかに暖かくなるものです。



愛する人がいなければ、愛してくれている人の声を聴けば元気になれます。例えばお母さんの愚痴を聞いてあげるとか (笑)



愛する人も愛してくれる人もいないら、体を思いっきり動かして、汗を流して頭をリセットするのはどうですか?

大自然の息吹を感じられる場所に行って、深呼吸したらきっと自分を客観的に見る目が澄んできますよ。




狭い閉鎖的な枠の中で自分を見失いそうになった時、色々な魔物が近寄ってきます。



ギャンブル依存、買物依存、痴漢行為、薬物依存、アルコール依存
etc



酒に逃げたと人はいいますが、
依存症は決して弱い人が逃げ込んだ先ではないような気がします。




フッと自分が見えなくなる瞬間に落ち込む落とし穴。



そんな気がします。







深みにはまらない潔さ(いさぎよさ)

これは冷静とかクールとはちょっと違うのです。
自分の心の清々しさを大切にしてほしいと思うのです。

これって素敵なことだと思いませんか。
posted by win-manma at 17:59| Comment(0) | 暮らし
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