2010年09月01日

受験のスランプと教育問題

こんな時期に受験?

夏休み明け、受験のスランプに見舞われた様子を書いていらっしゃるブログを読んで、もう一度考えてみようと思った次第です。あせあせ(飛び散る汗)


意外に多くの親御さんがこの時期悩んでいらっしゃるようです。




以前、このブログでもそれらの経験を書きました。

お受験とwin
難しい年頃中学生
品格・本質とは
賢い犬猫子供の育て方5
つき 
努力の才能 
個性とは
菊とタンポポ



先日のカンブリア宮殿で孫さん
『記憶重視の教育から思考重視の教育に移行せんといかんです。』


と言っておられました。全く同感です。






manmaが思うに、人には蓄積型の頭(現指導方法)と把握型の頭が有りそうだ・・・うちの子はどうも、全体把握型だな。



これを説明するのはとても厄介なので、簡単に説明します(manma説です)
全体把握型
歴史なら、人類誕生から現在までの流れを大まかに掴んでから、細部の理解に進みます。
語学などは分からないまま読み書き聞くを続けていると、急に語学がスイスイ入って来るようになるというタイプです。
古典などはイメージが漢字から何となく伝わって読めてしまうタイプ。
数学は、何となくイメージが浮かび、思考しながら解いてゆくタイプです。(勿論、基礎学習は必須です)


蓄積型というのは、1+1=2 あいうえお ABC と教えられたことを蓄積してゆき、それらを応用する力を付け、パターンを学び回答・解決能力を付けてゆくタイプです。





子供がどのタイプかを掴んでおいた方が勉強の仕方を選ぶ時とても便利です。





蓄積型は記憶力が鍵です。
読み書きそろばん・くもん式学習方法です。毎日の努力が実を結ぶと考えられています。

この方法だと定期試験は良いのに実力試験で下がるというタイプが多くなります。
どうしても、能力的に小さくまとまり、広がりに欠ける面があります。

蛇足になりますが、把握型は全体把握が出来ないとスタートラインに立てないためスロースターターになりますし、独自の学習方法が必要になります。大雑把に終わる可能性もあります。




蓄積型が批判され続けている理由の一つに詰め込み教育の弊害があります。

人にはキャパシティというものがあり、一度に多くを詰め込みすぎれば生地がボロボロになるか破れるかしますし、ロボットやPCじゃないんですから覚えるばかりじゃ面白くないですよね。あせあせ(飛び散る汗)



又、記憶の訓練ばかりしていては思考力が伸びないという欠点も指摘されています。







manmaが読んでいるブログのお子さんは

「もう勉強なんか嫌だ」
「偏差値の高い高校にも行きたくない」
「将来のことはその時考えて努力する」

と言い出したんだそうです。


今まで成績優秀できたお子さんだけに、親御さんはとてもショックのようです。あせあせ(飛び散る汗)




高校や大学でレベル分けされるということは
記憶頼りの知性思考力本位の知性に分けられるということだとも言えそうに思います。


高校受験とはそういうことなんだと過ぎてから思い当たります。





難関私立から旧帝大大学院そして国家公務員T種と進んだ場合は、この記憶力頼りの勉強に苦しまされずにすみました。





記憶本位の試験をする所は自分に向いていない。
偏差値の下がる所のほうが自分にとっては難しいと言っていました。多分落ちるだろうと・・・たらーっ(汗)






この思考型の学校に進めたメリットとして上げられるのは、
話し相手になる友人との会話が楽しいということでした。
知的会話というのは得がたいですね。(*゚▽゚*)
情報の受け売りに終始する会話は深まらないです。












学校とは学び方(勉強方法)を学ぶ所だといつか読んだことがあります。



問題の答えは参考書やPCや先生に聞けば教えてくれます。

親や教師はその子に合う勉強法を導き出してやる事が大切なんですね。







塾を選ぶ際のポイントは、「この教師はこの子の能力をちゃんと見抜いているか」です。



能力も見抜けないで、知識を押し込められて知識の消化不良を起こした子どもを攻め立てるような教師を信じては子どもが可愛そうですものね。



優秀な先生はその辺の力が鋭いです。

うちの場合、中学校の先生に睨まれていて公立トップ校の内申は望めませんでしたし、難関私立の受験勉強妨害もされて酷い目にあいました。
三年生の6月に塾の門を叩き、能力を見て7ヶ月間でスゴイ指導をしてくれました。本当に一か八かの大勝負でした。(笑)


中学校の三年の教師というのはそりゃ酷いもんです。ちっ(怒った顔)

内申をちらつかせて親や子がへいこらするのを、あざ笑っているとしか思えませんでした。


そんな社会の縮図を見て、失望しない子供のほうが薄気味悪いです。


でも、それで萎えたんじゃ負けです。

あの頃、そんな話を子どもとよくしました。

あんな人間の姿もよーく見て、あーはなりたくないと思ったら勝って鼻を明かしてやろうぜ!!


なんてね。d(@^∇゚)/ファイトッ♪






今後、教育方法は変わると思います。求められるのはパターンやマニュアルで動かされる人ではなく、動かす側の人だと思います。





この変動期、古い教育方法からわが子を守り、いち早く動かす側の人に育て、社会に送り出す。



その方法は簡単です。
脳がオーバーヒートしないように見守るだけです。きっと若い命の炎が伸び伸び活き活きとした輝きを見せてくれます。





それが今社会が求める希望だと思うんですよ。




ランキングに参加しています。上位にランキングされるともっと書かなくちゃと張り切るタイプです。宜しくお願いします。(^^ゞ


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posted by win-manma at 22:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 子育て
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