manmaの人生の大仕事は子育てでした。
この経験を次世代に伝えることで、若い人が必要なエキスを取捨して少しでも子育ての役に立てたらいいな。と思って書いています。
今日のテーマは子どもの叱り方怒り方といったようなものでした。
その中で少し触れた「幼児虐待を」winの反抗と抵抗ではもう少し掘り下げてみようと思いました。
素直さは子どもが成長するに当たって一番気をつけたい事でした。
スポーツの方もよく言われますね。素直じゃなくちゃ伸びないって。
勉学でもおなじです。社会人になってからも素直な新人は可愛がられますし、吸収も早いです。
この素直さで重要なのが、叱ることと怒ること
昔の人(大正・昭和1桁)から注意されたことでは
「子どもが危険な事、悪いことをして叱る時は『叩け』。『つねる』と根性が曲がるぞ」 と言われました。
何となく分かるような気がします。
つねられると痛みがジワーと長引いて尾を引く感じがします。
叩かれたらビックリして痛みは一瞬という感じですね。
子どもが小さいとき、近所の子と遊ばせている時のこと。
上のお子さんが学校から帰ってきて大人の話の輪に加わり、お母さんの気に触ることをつい言ってしまったんですね。
その子の様子が急に変わったので、フッと目を落とすと・・・
お母さんがその子の手の甲を摘まみあげていました。
お母さんが平然とした顔で子どもを嬲る(なぶる)神経にゾッとしました。
幼児虐待などということがマスコミを賑わせますが、親にとって子どもは天使である場合もあれば、悪魔かと思うことも有ります。
体罰が時々新聞に取り上げられます。
このブログでも以前「噛み付く子」というタイトルで叩いて躾けることを書いたことがあります。
manmaは子どもでも、生まれた時から人間としてのプライドと尊厳・人格を持っていると感じています。
正面から向き合い、相手を尊重する気持ちと態度を持ちたいと思って子育てをしてきました。
とても立派に聞こえるかもしれませんが、花にも鳥にもましてや動物に対して持っている人の気持ちは本来そうでしょう?
それなのに、我子となると感情的になってしまう。
幼児虐待をする親は、自分の感情の捌け口として子どもをサンドバックのように思い、感情を爆発させているわけですよね。
感情を爆発させる行為として子どもに当たり散らし、鬼の形相で怒ったりもします。
子どものちょっとした失敗をきっかけに自分のフラストレーションを爆発させる。
自分の感情をコントロールできない親。
幼児虐待にまではいかない。でも大きい小さい、何処でブレーキがかかるかの違いと言ってしまっては実も蓋も無いですか?
その時の子どもの気持ち思いやってみたことありますか?
恐い、痛い、何かよく分からんけど謝ろう。
「ゴメンナサイ


「もうしません

子どもには何がなんだか分からない。伝わるのは親の感情だけ。
そんな風に怒られて育った子は、この負の感情を引き継ぎます。
負の感情を学友や兄弟やわが子やパートナー・年老いた親に向かって投げつけるようになります。
また、そんな風に育った自分がそうなることを恐れて結婚に踏み出せないと悩んでいる若者。
そこには相手を思いやる気持ち、プライドや人格を尊ぶ理性の入り込む隙はありません。
今の世の中、自分の中の負の感情に対してのコントロールが上手くできない人多そうですね。
コントロール方法としては、多くの本を読むことが意外に有効です。
感情を感情でコントロールすることは難しいです。
負の感情は意志と理性でコントロールが可能になります。
或いは、尊敬する人や愛する人のアドバイスや命令に従うという方法もあります。
宗教など、いい例です。これなどは理性の部分をお任せしているような感じですかね。
宗教に頼らない人は、自分で自分の理性や知性を発揮して己をコントロールします。 manmaはこのタイプです。
負の感情というのは自分と周りの人を嫌な気持ちにさせます。
その対処方法を一度ゆっくり考えて自分に合った方法を見つけることを強くお勧めします。
子育てにおいては、自分の感情をグッと抑えて、冷静に叱るように努めてみるだけで親子関係がグッと良くなりますよ。
どなたかのエッセーに母に叱られた時、
母が言っていることは面倒くさい!と思った。しかしその母の目に涙が浮かんでいる様を見て、この母を泣かしている自分は悪い奴やと思った。この母を泣かしたらいかんなぁと思い改心した。
ちょっといい話でしょ (*゚▽゚*)
親子って意外と厄介な関係ですね。
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