参考ブログ内「司法修習問題」
manmaのブログを読んで、こりゃひどい、ひどすぎる!!、と思ってくれたのでしょうか・・・まさか(笑)
すこし明るいニュースではあります。(゚ー゚*?)オヨ?
しかし、
問題はもっと根っこが深いことにあります。
日本人は弁護士に頼るという概念が無い国民性です。
トラブルになった場合、先ずは親戚縁者に相談。
その伝(つて)を頼って町や村、市や県の有力者と言われる人の所に相談し、収拾のお願いをする。
※ 昔はこれにヤクザもおおいに力を貸していました。
まず、法を頼って裁判で決着しようとは考えません。
出来るだけ穏便に終わらせようとします。
穏便にとは役人沙汰にしないで、人徳のある人を間に立て、当事者間で腹の収まる(これなら仕方ないと思える)落としどころを見つけて決着させる方法です。
長い間に培われた国民性を無視して、欧米型の訴訟社会を広めようとするのは容易なことではありません。
只、弁護士を増やせば済む問題じゃありません。
法曹界が問題解決に有効だとするシステムを確立・構築するのが先じゃありませんか?
今でも市井の人は
人徳が有り、事情や人柄を飲み込んで双方に一番良い方法を考えてくれるという町の有力者の所に行って相談します。
人徳のあるこの人は、勿論1時間1万円という相談料なんか取りません。問題が解決して良かったという達成感と好物の手土産で喜んでくれます。政治家だったりすると次の選挙よろしくね

そこを切り崩して法律家に相談する信頼と構造を社会に根付かせなければ日本の訴訟社会は訪れないと思うんです。(-"-;)
法律家との係わり方が社会に根付いていないというのが一番の問題点ですよね。
病気になったら病院にゆく。この当たり前の社会の流れを法曹界は築けていない。
そんな混乱の中、弁護士になっても登録料も捻出できない人が出てくる状況の中で・・・
司法修習にいらっしゃいよ

そんな中、ようやく、企業が優秀な人材獲得に司法試験合格者を取り込もうと乗り出し始めたようです。
こっちの方が魅力的です。
ちゃんと実力認めて、それを戦力として働かせようと考えている企業さんはさすがです。
司法試験合格者さん! 今、不安に駆られて安売りしちゃ損です。
国も卒業後何年かは新卒採用として扱うよう企業に働きかけようとしています。
又、この司法試験合格組みを取り込んで活かそうと考えている所は将来有望ですぞ。
スキーで急斜面を滑り降りるような状況に置かれていると思います。が、足元と着地点をしっかり見据えて未来を掴んでください。
わが子に法曹界を批判して諦めさせた心残りと、抜け駆けしたような後味の悪さとが交差する言い知れぬ思いでmanmaは法曹界を見つめています。
みなさん、法律に懸けた努力をきっと実らせてくださいね。
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