2010年10月12日

評論家岡田斗司夫さんの悩みのるつぼ

朝日日曜版「悩みのるつぼ」に4週間に一度、評論家岡田斗司夫さんがコメントされます。


毎回感心し、感動しています。
相談者の悩みの根源(本質)をズバリと言い当ててやさしく方向性を示しておられます。




10日の相談は 詳細はこちら

30代の女性。
妊娠をきっかけに同棲相手は去り、一人で産み育てているが親から受けた暴力が精神の根っこにある相談者は、親に頼ることが精神的に困難である。
そんな相談者が一人で子供を育てることの葛藤(子どもを育てることを生甲斐としたいのに自分の根源を否定したまま育てることの矛盾)を訴えるものでした。




普通、このような相談に対して「子どもと幸せになってください」「いつしか母親としての自信も付き今の悩みは笑い話になる日が来ます」というような優しいのかいい加減なのか、結局何の慰めにもならないような回答が多いです。

ですから、その手の人生相談を読むことが無かったです。
しかし、数ヶ月前楽しそうな人生相談のタイトルに惹かれて読んだのをきっかけに岡田さんの時だけ読んでいます。


今回、岡田さんは

あなたは「自分自身を認められない」「安心した気持ちになれない」という状態。
だから、「愛情が注げない」んです。

実はあなたは自分の子供が好きではない。なのに、無理して育児している。だから辛い問題の本質はここです。
この状態で「良い母親」になろうとしても苦しいだけ。
逃げ場がないんですね。
大事なのは、心の復活です。
自分を責めたり、生まれてしまった子どもを責めたりする気持ちから、いかに立ち直るか
中略
 子どもは、全面的に保護者の助けを必要とします。あなたがいなければ生きていけない。
 あなたを全肯定し、求めてくれます。あなたが親や彼氏に求めても与えてくれなかった「本当の愛情」が、ここにあります
 頼られて、圧倒的に求められることは、とても自分にパワーを与えてくれます。癒しになります。
 同時に、子育ては非常に大変で、逃げたくても逃げられない人間関係です。これはとても厳しい心の鍛錬になり、あなたが両親や彼氏のトラウマから立ち直るチカラになるでしょう。
 子どものために育児しなくていいんです。子どもを今は好きにならなくてもかまわない
 ずるい気持ちで「自分のリハビリのため、子供を利用する」と考えてかまいません。
中略
ムシャクシャするときは子どもに怒鳴ってもいいんですよ。そうすればなぜ、母が昔あなたに怒鳴ったか理解できる。母を許して過去の自分と仲直りできる。そんな道具に子どもを利用してください。
後略



見事なアドバイスだと思いました。

子育てに苦しむ母親の多くの悩みの本質は、子どもを愛せないことだとmanmaは思っています。



多く人が、人間という動物は子どもを産んだら直ぐに母親の本能を目覚めさせ難なく自然に子育てが出来るものだと思っています。



違うんです。exclamation



生殖出産は本能と自然の摂理で出来ますが、育児は本能の中にありません。


赤ちゃんを可愛いと感じるのはどの動物にもみられる感情です。どの動物も犬や猫ライオンやアザラシの赤ちゃんをみれば人間と同じように可愛いと感じるようです。


それと育てようとする気持ちは違います。


育児は育てようと思う意志の上に成り立ちます。
それとわが子に対する愛情とは違います。




わが子を可愛い何物にも変え難い大切な者と感じるのは、育てていくうちに親の中に育つ感情です。


特に男性は「あらぁ、お父さんによく似てるね 黒ハート」なんて言われるうちに特定の可愛さになってくるようです。
親を赤ちゃんが認識し微笑み喜ぶ姿を見て、たまらなく愛おしくなる。




子どもを産んでも責任感やモラルに押し潰されて可愛いという感情はなかなか出てこないのが普通なんです。





3人目を産んだママが一様に仰るのが

「やっと可愛さが湧いた」
「直ぐに大きくなるンだよね、ゆっくり育って欲しいわ」

という言葉。

なんとも羨ましい。わーい(嬉しい顔)



一人目なんてそんなゆとりは露ほどもなく、ハラハラドキドキの毎日です。


その、ハラハラドキドキを慰めてくれるのは先輩方のアドバイス。


子育ては受け継がれる知識なんです。


体の洗い方(沐浴)、抱っこ、おんぶ、離乳食、知育、これらは見て聞いて知るものです。



今は病院で産んで、病院での産後の一週間で授乳や沐浴の講習を受けて家で実践。育児書片手に悪戦苦闘することも多いです。


大昔は、産婆さんが家に来て出産を手伝い、親切に手取り足取り教えてくれていました。
その様子を兄弟は見ていましたし、大人の女性達は横のつながりを大切にして助け合っていました。又、赤ちゃんの数も多かった。近所に赤ちゃんの鳴き声が常にあったようにも思います。
それらの様子を子供は見ていましたから見様見真似で抱き方や寝かせ方も学習していたわけです。


育児不安は大きな社会現象と言っていいかもしれません。

問題解決の糸口は育児不安の主である母親ではなく、その母親を取り巻く環境の方だと思います。



昔、産後に本を読んではいけない、興奮させてはいけないと色々な配慮をしてくれたものです。血が逆流するような勢いで出産をした母親は3週間は安静にしておかなければノイローゼになりやすいと、実家や婚家の親達が総出で手伝ってくれました。


今は、爺婆が不甲斐ないです。



この相談者さんのように親に頼れない。

親からの仕打ちに傷つき、親から学ぶ親学を伝授されずに親になり不安やトラウマを抱えた若いパパママ達が多い。


親として育つことでそれを克服しなさい。
不甲斐ない親以上の人間性を持ちなさいと岡田氏は説いています。


深いですね。





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上位にランキングされるともっと書かなくちゃと張り切るタイプです。宜しくお願いします。(^^ゞ



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posted by win-manma at 12:52| Comment(0) | TrackBack(1) | 社会
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