2010年11月05日

農業問題TPP

農家の個別保障は農家関係者以外は納得できませんよね。



なぜ、農家だけ優遇?



輸出産業だって我が家のような土木関係(設計業)だって瀕死の状態です。



設備投資しろ!、その次は融資してやるから何とか頑張れ!と言われてその通りにしたら、結局自転車操業ですもんね。



融資の返済のために働いているような状況です。先の見えないトンネルに入っている気分ですよ。





思い切って全額とは言わんが国が代ってやるから、もう一度頑張れ!と、農家の個別保障分を回してくれたらなんとか先の希望も湧いてくるのですが・・・

重くのしかかる設備投資のツケに身動き取れない状況の経営者さんがいっぱいいらっしゃると思います。




それは自民党がやったことだから今の政府には関係ないというのは屁理屈というもんです。


自民党の政策が悪い、自分達はそれを立て直すと言って支持をされたわけですからね。




立て直すどころか、農家の個別保障という票を得る為のばら蒔き(?)ですか。


今や農家は資産家ですよね。市街化調整区域、土地区画整理事業などでいざとなったらベンツも買える。

その上、個別保障で価格に右往左往することもなくなる。



何故、そんなに農家は優遇されるんでしょう。



人間の土地に対する執着心というのはDNAの中に刷り込まれているのかと思うくらい凄まじいものがありますね。



生きてゆくテリトリーの意識は生物にある本能のようですから仕方ないことかもしれませんが、農地は目的が確かでなくてはならないはずです。


農地を持っているだけで資産家として保障される今のシステムは部外者から見れば特権にしか見えません。


宅地にも転用できるという風にした過去の過ちをTPPは払拭するいいチャンスだと思うのは農家ではない者の勝手な言い草なのでしょうかね。




耕作放棄された土地が耕作地に与える影響は大きいそうです。

また、

若い意欲のある農業青年が、意欲の無い地主に借地料を払っておいしい作物を作ろうと頑張っている。

その構図は大昔の地主と小作人のあの水のみ百姓の姿を連想します。




若者に希望を与えられる政策を講じてもらいたい。若者は介護に行けというのは知恵が無さ過ぎます。


これから、日本の農業は海外からも高い評価を受け、輸出産業になる可能性大だと言われています。



先日、菓子メーカーの人に中国に進出しないのですか?と聞いたら、小麦やその他の素材の品質が悪すぎて駄目だと言っていました。



今や、土地に執着した地主は要りません。意欲のある若い人が農業に入ってゆける道を作ってほしい。


そんな風に頑張る若者に個別保障というのなら反対しませんよね。グッド(上向き矢印)


TPP





posted by win-manma at 16:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会
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