2010年11月07日

ニート

岡田斗志夫さんの今回の悩みのるつぼの回答は手厳しかったです。
禁じ手を使ったとか、どこかで書いていらっしゃいましたが・・・


70代のお父さんがニートの息子を嘆くご相談。



妻が息子に甘く、自分は妻に甘い。結果ニートを養って20余年。これから私はどうしたらいいんでしょうか?



回答は、お父さんには答えず、「こんな私に誰がした!」という風な息子の気持ちを代弁した形になっていました。




子育ての目的は、人間社会で生きていける大人に育てることだと思うんです。

要は、生活力を持つまでに育てる。



しかし、



肉体的に大人になっても、普通に学校を出ても、生活力の無い子供に育ってしまい、途方にくれている親が多くなりました。


何故でしょう。





manmaが子育て中に感じていたことは以前にもこのブログで書きましたが、自立を促す子育てを小さい時からしていない点でした。



世話を焼いてやることが子育てだと思っておられる親御さんをいっぱい見ました。


小言を言いながら、時に子どもを怒鳴り散らしながら、かいがいしく世話を焼いている母親の姿に


「何か違うんだよね〜」「子どもが自主的に動くようにもっていくのが賢い母親なのよ〜」


なんて、面と向かって言ったら、大変な目に合わされそうで恐くて言えないわ。と思ったことは一度や二度ではありません。(笑)






世話を焼きたければ焼いていいんですよ。でも、それが押し付けになっていません?

子どもの自我の目を摘み取っていませんか?


子どもが親離れを始める第一段階で「自分でするもん!」という意思表示をした時があったでしょう?

忘れました?それとも聞き流しちゃいました?



第二段階で、「うるさい!」「分かった、分かった!」と子どもが親に対してうるさがったり、つれなくなった時、「いよいよ来たな」と笑顔で見守ることが出来ましたか?


いつまでも子ども扱いしてはいけないな!と自覚したことがありますか?

その時、子どもとこれからどう付き合っていこうと思いました?


親の上から目線を控えようと思いましたか?


中学高校になれば、支えてやらなければならない部分と、支えてはいけない部分のけじめを付けなくてはならなくなります。


経済的には支えてやらなければなりません。しかし、恋愛の後始末代や、遊ぶ為の高額支出はよくよく考えて簡単に出してはいけないのは当然です。

一人前になるということは、自分で自分の費用を稼ぎだせるようになることでもあります。その為の試練として、欲しい物を手に入れる欲望を自分の力で勝ち取ることを教えなければなりません。
親の経済力を自分の経済力と混同するのがニートの特徴だもいえます。



支えてはいけない部分は、メンタル面です。必要以上に干渉しては大人としての思慮が育ちません。

過干渉は禁物です。黙って見守る事が大切です。勿論本当に危険な時は助ける。
その親の子を見守る姿勢と子に対する信頼が子を育てるのだと思います。






ニートに対して、小遣いをやるからいけないんだ!追い出せばいいという意見もありますが・・・
そんな簡単なことでは済みません。根は深い所にあります。








ニートと呼ばれる人の多くが好き嫌いを優先して、辛い事を我慢ができない弱さがあります。



なぜか、

いつもお母さんが心地良い環境を提供してくれたから。


快適な空調の中、自分好みの食べ物、自分の部屋、お小遣い。

まるでお母さんのガーデニングのバラのように大切に育てられた自分。
栄養を与えられ、雑草を取り除き、害虫駆除をしてもらわなければ生きられないバラのような自分。


そんな自分への憐れさ悲しさ。


ここにニートの不幸があります。






子どもに試練を与える親の厳しい愛情が無かった為にひ弱に育ってしまう悲劇。



親が子どもに与えてやれる試練なんて高が知れています。



親がたくましく伸びやかに育てられるのは二十歳位まで。



後は世間の波に揉まれながら強く大きく育っていくんです。


それが子育ての本当の醍醐味です。

そこから親と子の大人の会話が生まれる。
社会人同士の人間関係が新たに育つ。

子が親を思う気持ちが変わってくる。
社会の本流から遅れていく親を気遣い、助けなければならい事が見えてくる。

それが世代交代です。代替わりです。


親はそこまで視野に入れて子育てをして行く。戦前の親はそういう思いをもって子を育てました。

今は、戦前の代替わりとはありようが違ってきています。

しかし、時代の流れの中で生きていく力を付けさなければ子に不憫である事は変わっていません。





ニートになって10数年以上というのは何とも気の毒な気がしますが、親御さんが40代50代、お子さんが10代20代というのなら何とかなるんじゃないでしょうか。



親の意識を切り替え、最後の子育て部分を丁寧にやり直してみてはいかがでしょうか。





posted by win-manma at 21:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 子育て
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