予算が無いんだろうなと思うことがよくあります。
今話題になっている「韓流ばっかじゃん!」というのよーくわかります。
manmaも「冬のソナタ」から韓流は好きですよ。
今もNHKbsの「トンイ」は欠かさず見ています。

当然、吹き替えなしの字幕です。
チャン・ヒジェ(超悪役)の日本語の声が漫画っぽくてドラマの雰囲気を壊してます。

悪役が馬鹿っぽいしゃべり方や声を出したら、物語が喜劇化しちゃいます。
悪役がクールで賢そうに感じられたらストーリーに凄みが出て、ドラマの厚みが増すことをNHKが知らないはず無いのにね。
トンイの前にあっていた「イ・サン」もそうでしたが、アクションシーンがいいんですよ。
意地と欲望が渦巻くストーリーもハラハラドキドキですしね。
日本のドラマは最近つまんないです。
薄っぺらい感じ、もっと心理描写を深く捉えないと視聴者には響きません。
台本がつまらないのか、台本の行間を読みきれていないのか分かりませんが、台詞に深みや重みが無いです。
「ゲゲゲの女房」の向井理さんがすごいなぁと思ったのは、役作りです。
イケメンのトレンディー俳優だと高をくくっていたのですが、片腕で古い自転車で砂利道を行く姿に本物を感じました。この人は真剣に役に取り組み水木しげるを全身全霊で捉えていると思いました。
そうなると見るほうも真剣になります。
お笑いの人が身内で盛り上がっているバラエティーショーは、お笑いさん達のオーバーなリアクション見て白けています。
「ウッメー

パチンコ屋かと思わせるキラキラゴテゴテの過剰な照明。
そんなハイテンションいりませんよ。
ドラマにしてもバラエティーにしても予算がものを言うのかもしれませんが、、、
若い人が少ない予算で作った映画が海外で高く評価されていますね。
ということは、テレビの制作者にやる気が無いか能力が無いということになりませんか?
日本全体が不況だと言われて久しいです。
でもね。
日本の文化や情報を太陽の様に絶え間なく降らせているテレビが思考を停止した状態では日本は進まないですよ。
テレビ草創のころはCMがつまらなくてね。番組に惹き込まれていたんでしょうね。だからCMになるとがっかりしてた。
「月光仮面」「鉄腕アトム」「ジャングル大帝」「ひょっこりひょうたん島」渥美清の「泣いてたまるか」、「事件記者」というのも面白かった。
あの頃のテレビマンは一生懸命に企画やシナリオ作家を探してきて採用していたんでしょうね。
テレビ局は巨大化して難しいのかもしれませんが、あの頃に戻ってみたらどうですか?
そりゃ、韓国で視聴率を取ったドラマなら安心で楽でしょう。
だからと言って韓流を輸入してたんじゃ、日本の若者や社会が育たないじゃないですか。ヾ(・ε・。)ォィォィ
社会でテレビ局が果たす役割は、社会にもの言い疑問を投げ掛けるだけじゃない無いはずです。
莫大な費用と人力を掛けて作るという産業の担い手の面もありますよね。
そこから文化が生まれ、日の目を見ずにいる才能が発掘される。
その為にはテレビ局も無駄を省いて、お金の流れの見える化が必要な気がします。
いらぬお世話だときっと言われますね。(;´▽`A``
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