2017年06月12日

甲府ぶどう郷と信州安曇野の旅(7)

この日、空は快晴

昨日は見えなかった雪を被った北アルプスが今日は何処からもよく見える。
空気が澄んでいる。

JR穂高駅から松本へ。

先ずは国宝松本城へ。

IMG_7990.2.JPG


平日なのに多い来訪者数。
ほとんど中高年。
天守閣までの階段の段差が大きくて皆フーフー言ってる。
知らない人同士がもう直ぐですよとか、後ひと踏ん張りとか言い合って和やか。

建造物としての魅力満載。太い柱や梁、階段の一枚板の頑丈さ。

中国人の団体さんがいなくて、日本人と西洋人が多いのも安心感と楽しさを増しているかも。('-'*)エヘ
中国人が大勢でいると威圧感があってちょっと避けて通りたくなるのは仕方ない。
日本人は空気読む民族だからね。
その点、中国人は声が大きいし我先(われさき)感があるなー。ヾ(・ε・。)ォィォィ


次に行きたいのが松本民芸館
丸山太郎氏が収集したコレクションが展示されている。
民芸というのは奥が深い。
柳宗悦、河井ェ次郎、濱田庄司、らによって進められた日本人が生活で用いる道具類の美しさに気付き、日本全国を訪ね歩き発掘し守ろうと進められた民芸運動が根っ子にある。

東京の日本民藝館にはなかなか行けずにいるのだが、こちらは是非行きたいと思っていた。
私は陶芸品(ガラスや木製品も有る)のネットショップを運営している。
今回の旅の目的の中にこれらの作品を見て回りたいというのがあるのだ。

松本民芸館に入るなり興奮してしまった。ヽ(*'0'*)ツ ワァオォ!!
テンション上がりっぱなしなのだ。(笑)

私が数点扱わせてもらったことのある小鹿田焼き。
その小鹿田焼きの大きい壺が展示してある。
違う!
今の小鹿田焼きとは違う。強い力強い。色も深い。重い。
今の小鹿田焼きは軽いのである。色は経年変化もあるだろうか、いや風格が違う。
小鹿田焼きは雑器である。味噌や塩を入れる壺や湯呑茶碗類、すり鉢が多く作られる。
絵付けは鉋模様や釉薬の垂れなどでいたってシンプル。が、飾り立てない美しさがある。
しかし、近年の物は弱い。
発送して欠けていたと言われたのは小鹿田焼きのみである。




銅の薬缶が展示してある。
これが銅か?と思うほどに艶やかで美しい。
厚さが違うのだろうか、深く輝いている。

こちらは長野県高遠の江戸期の大皿
IMG_8046.2.JPG


堂々としていて美しいなぁと感じる。(*゚▽゚*)

自分でも不思議なのだが、こういうものを見ると血が騒ぐ。嬉しくなる。
魅せられる気持ちというのは生きている喜びに通じるなと思う。


夫は途中から飽きてしまったらしく、松本の民芸家具のテーブルとイスの寛ぎスペースで本を読んでいた。
松本城の鉄砲(火縄銃)の展示の方が楽しかったそうだ。┐('д')┌


タップリ堪能してお腹が空いた。

次は
縄手通り、中町通りへと向かう。

縄手通りを少し入って、ここは私の趣味じゃないなと感じ、中町の方へ。
 
それよりも何よりも
お昼ごはんを食べなければ。(;゚ロ゚)ハッ
夫が赤信号を点滅させている。男というのはお腹が空くとヒステリックになる。ちっ(怒った顔)

二つの通りを隔てる川に沿ってパスタの店があった。
入りやすそうな店構えだが、パスタは自分で作ると手軽でありながら材料さえよければかなり美味しい物が出来上がる。
そのため、外食ではパスタの選択は我が家では無いに等しい。
しかし、夫のお腹はもう限界に近付いている。(笑)

仕方ないと思ったらしく、ここにしようと夫が言う。

オープンキッチンでシェフの仕事ぶりが見える。
本格的である。
サラダ付きとスープ付きを選び本日のパスタを注文した。

美味しかった。d(@^∇゚)/ファイトッ♪

他に客がいなかったからか、如何でしたかと聞かれた。
「とても美味しかったです。これで採算取れるのかなと思っちゃいました」と言うと、
『あらぁ 値上げしようかしらね』とご夫婦で笑顔で見合っていらした。

中町へ

ひと目見てここだ!とピンと来る。

伊原漆器専門店
お! 意外に安いぞ!
私のショップでは拭き漆の河野行宏氏(西部伝統工芸展大賞受賞作家)の作品をご紹介販売している。
漆というのはなんとも魅力的な素材である。
木地を守るための塗料なのだがこれが美しい。
河野さんは透明の漆を何層も塗り重ねて木目の美しさを際立たせる。
輪島塗などは木地の上に布を被せて強度を持たせ赤や黒などの色漆を塗り重ねてあり絵が書いてある。
どちらもたいへん手の込んだもので根気作業を要する。

最近はリーズナブルな東南アジアや中国製が幅を利かせていて日本人の作家物は高くて気軽には買えない。

手に取った箸は重みがあり中国製には見えなかった。
私が日頃使っているものは1800円程度の品。デパートで若狭だか輪島だかの出張販売していた物。
夫の箸は無印の物と、銀座の箸屋専門店で買った黒檀の2000円の物。
むかし、やはり出張販売のおばさんに1万は出さなきゃねと言われたことがある。
1万円のお箸という声が未だに消えないで記憶の底にあるのだが、ついつい安物を買い続けている。(笑)

伊原漆器専門店のその箸は1300円程度?だった。
もちろんペアでお買上げ。(*^_^*)
今は職人も少なく細々としているが、材料を中国に送り作らせて日本で更に仕上げるという方法を取っているそうである。
私の買った箸は飛騨の木だと言われていた。
好い思いでの品にめぐり合った。



次々と見てみたい品物が並ぶ町並みを楽しく歩き、気付けばもう列車の時間が迫っている。

急ぎ、駅に向かう。
バスかタクシーに乗りたいのに、方向が分からず結局駅まで歩いてしまった。

今日もよく歩く。(@Д@; アセアセ・・・


15:53 松本発 しなの18号 18:05 名古屋着
しなの号は行きでも乗った。
山の奥深く遠くへ来た感がしたのだが、、、。
あの日は雨模様、霧がたちこめ木々の色も景色も深く感じられたが、帰りは感傷に浸る景色も無く過ぎてしまった。



18:13 名古屋発 新幹線  

名古屋駅で味噌カツ弁当を買う。

味噌カツ弁当、美味しかった。ぺろりと食べてしまった。
毎日1万歩以上歩いたのだから、きっと体重減っているぞ!!(*′∇`)。+゚


21:16 小倉着



ようやく帰り着いた。
あー疲れた。長かった。(;´▽`A``



ゆっくりお風呂に浸かって、ぐっすり寝よう。


ちなみに、体重は全くもって減ってなかった。(゚゚;)エエッ




.
posted by win-manma at 15:35| Comment(0) | TrackBack(0) |

2017年06月11日

甲府ぶどう郷と信州安曇野の旅(6)

9:35 新宿バスタ発の新宿〜白馬
 ↓
13:31 安曇野穂高バス停 着

通勤の時間帯に掛かる為地下鉄は満員。
リュックを背負っているので場所をとって申し訳ないと思いつつ新宿三丁目に着く。
バスだと高速道路の集中工事中で渋滞だということは知っていた。30分程の遅れが生じているらしい。
JRに変えようかと悩んだが料金の安さにひかれ、予約をキャンセルするのも面倒そうなのでバスにした。
最初の計画では夫の運転でドライブ旅行のつもりだったのだ。通常でも3時間しかかからない。

2時過ぎに安曇野穂高バス停に到着した。

とりあえずはお昼ご飯。
美味しそうな蕎麦屋を何軒か物色していたが、、、。
東京で毎日1万数千歩歩いて足が御疲れさま状態。
ふらふら
なるべく近くて美味しいところをスマホでgoogleって行ってみた。
しかし、ちょっと期待ハズレ。(・・;)

気を取り直して

直ぐ近くに「碌山美術館」があると聞き行って見る。

IMG_7941.2.JPG


IMG_7943.2.JPG


IMG_7945.2.JPG


新緑に包まれた静かで美しい美術館
郷土の芸術家 荻原守衛(彫刻)の作品と友人達の作品を見ることが出来た。
優雅に流れる時間は命の洗濯の時間。


次に穂高神社へ
IMG_7954.2.JPG


IMG_7953.2.JPG


精霊なオーラを感じさせる神社でのひと時もまた命の洗濯のときを感じる。


途中コンビニを探すが何処にもない。
酒屋も無い。

今日のホテルはキッチン付き。
冷蔵庫もあるようなのだがその食材を調達できない。σ(^_^;)アセアセ...

疲れたし、仕方ない、ホテルのレストランで適当に食べることにしよう。

駅で送迎バスを待つ。

バスに揺られ、山奥へ。


途中切り株に猿が一匹、座っていた。ヽ(*^^*)ノ
サハリパークじゃないのに。別荘や泊り客の車も多いのに。共存しているんだね。


ホテルに到着
ホテルアンビエント安曇野 禁煙グランドツイン

ちょっと古さを感じさせるけれど豪華なお部屋でした。
対面式のキッチンには食器類・鍋類・冷蔵庫・電子レンジ・システムキッチンが完備され、
ベットルームは別室、リビングは広々としていて清潔でした。
お値段二人で1万円でした。ъ( ゚ー^)イェー♪

夫は早速温泉へ
入浴客は少なく満天の星空の下で露天にゆったり入れたそうです。

夕食はホテルのバイキング。
そこそこ美味しかったですけど、値段の高さに腹立たしさを感じます。(x_x;)シュン

翌朝はもちろん早起きします。
窓からの絶景を見逃すわけにはいきません。

IMG_7970.2.JPG


朝食は昨日駅前で買った「おやき(野沢菜)」をレンジでチンです。コーヒーはモンカフェ。

さて今日は「松本」に行きます。






.
posted by win-manma at 16:21| Comment(0) | TrackBack(0) |

2017年06月10日

甲府ぶどう郷と信州安曇野の旅(5)

今回の旅では東京に4泊した。

9:05 勝沼バス停 出発
10:40 新宿バスタ到着

東京ではバスターミナルとは言わずバスタと短縮されている事をはじめて知った。
バスターミナル何処ですか?なんて聞いたら、田舎者扱いされそうだ。

新宿バスタから地下鉄に乗換えるのにだいぶ迷った。
大回りをしてようやく福都心線の改札口に行き着いた。あせあせ(飛び散る汗)


11時半頃にようやく娘の住む町に到着。
娘婿殿とは擦れ違いのような状態で、気をつけて行ってらっしゃい〜。(*゚▽゚)ノ バイバイ
彼はこの日から海外主張なのです。



孫とはラインでずっと対面しているのだけれど、忘れているらしく。
愛想笑いをしている。ヾ(・ε・。)ォィォィ
この子、かなり小さい時から愛想がいい。誰にでもニコニコ顔で接する。
しかし、ちゃんと区別をしているのである。

1時間ほど経った頃に突然、思い出したらしく。
私の胸をバンバンと叩いて、ニンマリ笑った。
「そうだよ。ばばちゃんじゃん、思い出したよ(笑)」
この(笑)が本物なのである。(○゚ε^○)v ヤレヤレ♪


孫が生まれて直ぐの時は、昼夜の区別なく泣くため娘夫婦も私も疲れ果てて楽しむなんてゆとりはなかった。
その孫も1歳を過ぎ、4月から保育園に行きだした。
せっかくの東京、今回は夫と二人旅なので、東京を楽しもうと思っている。
娘の住む町周辺はラーメンが美味しいのだと聞き、ちょっと遠いが歩いて行ってみることにした。
そのラーメンはチャンポンに近いタイプで野菜がタップリで美味しかった。もちろん行列である。
それにしても遠かった。家に帰り着いたら1万3000歩も歩いていた。あせあせ(飛び散る汗)

帰って直ぐに娘から連絡。
娘は4月下旬から職場復帰している。
困った事案が発生して、定時に帰れそうもない。孫にご飯を作って食べさせておいて欲しいとの事だった。

急ぎご飯を炊き、大根を煮て、汁物を作る。
夫が定刻になって徒歩5分の保育園に孫を受取りに行く。

孫、帰ってきて母親のいない様子にちょっと戸惑いを見せる。
すかさず、抱いてやるとしがみつき、離れない。私の髪を指にからませつつじっとしている。
そのうち少し落着き、ソファの上の本を持って読んでくれと言う。
頑張って声に張りを持たせて読んでやっていると、やっと笑顔が出た。

夫と交代して、夕飯を準備して食べさせる。
そこに娘が帰ってきた。
疲れ果てているがまだ職場の興奮を引きずっている様子が見える。



翌日は前々から行きたいと思いながら行けていない日本民藝館(目黒区駒場)に行くつもりで出発した。
メトロの横浜中華街行きに乗り込む。
夫は若い頃、横浜で仕事をしていた時期がある。
なんとなく郷愁を誘われた面持ちを察し、横浜に変えようか?と言うと。喜んだ。

そこで横浜の思い出の地は?などと聞いても、面白くなんともないことは分かりきっているので、
赤レンガ倉庫に決めた。これは私の趣味である。(笑)
行ってみるとなんのことはない、山下公園やベイブリッジや赤レンガ倉庫などの横浜らしさがその周辺に揃っているのだった。(*^_^*)

この日の赤レンガ倉庫でのお昼は不味かった。
一人1500円弱のオムライス(サラダ付)テレビで紹介された際のビデオが流れていていかにも美味しそう。
実演も見えるようになっている。実演のチャーハンの返しが下手だし具も少な!と思ったのに、、、奥の厨房でちゃんと作られているのだろうと思ったのが誤りだった。

この日も12000歩も歩いていた。


この日も娘から昨日より遅くなりそうだと連絡。

孫の食事のしたくは孫用の保存食を冷凍庫からだしてチン。
ホウレン草のソテーにチーズをからめて作り、汁物を作る。
夫と一緒に孫を迎えに保育園に行く。

保育園では、サークルに数人の1〜2歳児が入れられていた。
私を見て嬉しそうにニンマリした。
抱いて連れて帰る。

やはりソファーで抱かれて離れない。私の髪をムニュムニュして絵本を読んでようやくご飯。
少し不機嫌そうだ。

昨日より遅くなったが、お風呂の時間には間に合ったと言いながら娘が帰宅。



翌日は新宿バスタを下見することにした。
東京の次は安曇野穂高で一泊する。
又してもバスである。
朝のラッシュ時に重なる為モタモタしていられない。
地下鉄から出てバスタに入る道が分からない。

やはり来てよかった。
新宿バスタに向かうエスカレーターの手前を左に曲がっていたのだ。
駅前の経路標識を見るとそのように見える。
その数歩先を左へ曲がるとエスカレーターがありバスタに行き着く。

この日のお昼は前々から夫が嘆いていた天丼を頂くことにした。
東京の天丼は美味い。九州の天丼、あれは違う!何度も聞かされていたこの不満を解消してやろう。
新宿野村ビルにある。「天吉屋」の天吉丼1000円
美味しかった。☆^∇゜) ニパッ!!
夫よ、北九州で天丼を注文するのはおやめなさい。


今日も娘は仕事に翻弄されている。
難題を持ち込んだというテレビでよく見る有名なあの人の顔がちょっぴり憎らしくなる。(笑)

今日も夫と迎えに行く。
夫とはよく遊ぶのだが、迎えに行ってもあぁじじちゃんという顔をするだけなのだそうだ。
孫は保育園で夏物の洋服に着替えていた。
外は意外に寒いのだが・・・。
ま、歩いて5分だしと思いながら抱いていると少し様子が違う。
明るく楽しそうに笑っているがその奥に不安が見え隠れしている。
母親と接するのはお風呂と寝かし付けられるまでの数分。
朝は夫が保育園に連れて行っている。

いつものパターンを繰り返す。
今夜はさらに遅くなるという娘。
私達も気合いを入れて孫の様子を見、抱っこを多くして可愛がる。
どんなに不安を持ってもこの子は泣かない。
強く我慢する。
大人の様子をしっかりキャッチし気を使うが弱々しくではない。それを上回る強さで我慢する。
そして、母親に向かって泣く、二人で布団に入ってから自分の内側を見せて泣く。
私に向かって泣いてくれたらこの子自身が楽になるのではないかと思うが、なかなか心を許してはくれないようだ。


仕事を持つ女性が母親になるということは難しいことだと改めて思わされた。




さて、明日から家路に向かう。



.
posted by win-manma at 21:03| Comment(0) | TrackBack(0) |

2017年06月03日

甲府ぶどう郷と信州安曇野の旅(4)

葡萄とワインの町勝沼に佇む古民家の宿
[ワイン民宿鈴木園]
IMG_7922.JPG

IMG_7915.JPG


最後の一部屋を確保できた時は嬉しかった。
ワイナリーの中の洋風古民家で、調度品もステキと口コミにあった。
松本アンティーク家具は一度使ってみたいと思っていた。

が、
少し期待はずれというか、期待を膨らましすぎていたようだ。(笑)
IMG_7907.JPG


写真で見るとシックで素敵なのだが、屋根裏部屋で左の大きな梁の位置が私の顔面に当たる高さ。
ドアの向こうにトイレや洗面所・お風呂がある。
入る時は低さを認識できるのに、出る時はドアの横にトイレやお風呂のドアがあるためについ忘れてしまう。

何度か気をつけて無事だったが、ちょっと馴れた時に油断して思いっきりおでこをぶつけた。
頭に付けていたクリップが粉々になった。
よく見ると梁に分厚い防護マットが貼り付けてあった。

何人か被害にあってるんだろうねと夫が言っていた。
この民宿を夫は気に入らなかったようだった。
IMG_7908.JPG



駅からのタクシーの運転手さんに夕食のお勧めを聞いてみた。
ワインの里らしくほとんどがフランス料理が自慢のお店だという。
フルコースの料理、一人一万円なんて・・・。たらーっ(汗)
予約も要りますよ。とのこと。

小高い丘の上に「ぶどうの丘」という施設があり、5時までならタートヴァン1,100円(試飲)が出来たのだが残念なことに5時を過ぎていた。もうやだ〜(悲しい顔)
甲州市推奨の約200銘柄・約2万本のワインを一堂に揃えたワインカーヴ(地下ワイン貯蔵庫)です。
専用の試飲容器タートヴァン(有料:1,100円)で全てのワインを試飲できます。
http://budounooka.com/see/


翌日は早めに発って娘の所に行く約束になっている。仕方ない。
ワインの試飲はいつかチャンスが有れば、、、。


夕食はぶどうの丘の展望レストランへ。
3500円のコースというのもあったが、1900円のハンバーグと前菜盛り合わせ、チーズ盛り合わせ、赤と白のグラスワインにした。

後で気づいたが、これ大正解だった。
前菜は生野菜がフレッシュでパテなど手が込んでいる。
たっぷり有ったので一皿を中皿に取り分けても十分だった。

チーズがタップリ盛られていてクラッカーも添えられている。
ブルーチーズは赤ワインによく合った。

お隣のご夫婦はワインを次々に御代わりをしていた。
そして、ワイン三種というのもあったのね。これにすれば良かったわと奥様が言っていた。
あーexclamation 私もそれにすれば良かった。。・゚゚・(>д<;)・゚゚・。

最初ハンバーグ?と思ったが、ソースが美味しかった。
これで税込、二人で7290円。大満足。(笑)



さて、翌日は東京へ向かう。
あずさにはもう乗ったし、都会に向かうのだから景色も良くはなかろうと思い高速バスを予約した。
高速バスはお安くてありがたい。





posted by win-manma at 11:12| Comment(0) | TrackBack(0) |

2017年06月02日

甲府ぶどう郷と信州安曇野の旅(3)

一日目
8:30 リュックを背負って出発。

9:29発の山陽新幹線で名古屋まで行く。名古屋着は12:53。

お昼は駅弁だ。(*^_^*)
乗車して直ぐから夫は弁当が買えないのではないかと心配する。
大丈夫よと言っても落着かない。
どこかの駅のホームのキヨスクで大慌てで弁当を買うことを想像しているらしい。(笑)

広島に近付くと大きなワゴンを押して車内販売がやってきた。

それを見て、弁当は積まれてないよと心配顔。


次に来た時に弁当ありますかと聞いてみた。
とても親切な可愛らしい女性が、今は有りませんけれどこんな物がご用意できますよとカタログを何枚か見せてくれた。
下調べで、あれば食べたいなと思っていた岡山の千屋牛すき焼き重(1,200円)を頼んだ。
お姉さんは「では後ほどお持ちしますね」と言って座席番号を控えて去っていった。

夫はたいへん喜んでいた。

程なくしてお姉さんがお弁当を持ってきてくれた。
とても美味しかった。(゚▽゚*)♪

さて、いよいよ名古屋に到着
ここで「しなの13号 特急長野行き」に乗換える。
しなのの出発時間は13:00ちょうど、7分しかない。

初めての名古屋駅、ホームでもたもたしていては乗り遅れる。
下調べの段階で、Yahooの知恵袋に助けられた。


階段を下りて
進行方向に向かって左側に乗換え口があります。
新幹線の特急券と乗車券を重ねて自動改札機に入れると乗車券のみが出るのでそれを取り
前に進むと10番ホームへの上がり口があります。

10番線からしなのが発車します。
5分もあれば行けてしまいます。
知恵袋より


このyahoo知恵袋を発見したときはホッとした。
おかげでスムーズにしなのに乗ることが出来た。

私は意外にも鉄道が好きなのだ。(*'-'*)エヘヘ

夫が会社を始めて数年後、一緒に始めた人が勝手な事を言い、次は社長になると言いながら従業員を身方に付け、私を追い出そうとしていた時、
堪らなくなって、夫に解決を迫ったことがある。
業を煮やした私は離婚も辞さない覚悟で迫り、家出をしたことがある。

行く当てもなく、そのとき列車に飛び乗った。
一度乗ってみたいと思っていた「JR日田彦山線」に乗った。
4月の桜の季節だった。
あの車窓の景色は一生忘れないだろうと思う。


今回は中央本線に乗ってみたかったのだ。
多くの小説に登場する地名だけで見たことのない土地。
土岐市や恵那、中津川や木曽、小雨に煙る深い山間の駅を縫いながらしなのビューは走っていった。

IMG_7897s.JPG


IMG_7902s.JPG


名古屋を出たしなのビューは
14:30 塩尻に付いた。

ここで中央特急スーパーあずさ22号14:58発新宿行きに乗換える
列車が送れている。定刻に着いても乗継の余裕は6分だったのに。これは厳しい。
古びた駅の階段を駆け上る。
みんな走っている。

間に合った。σ(^_^;)アセアセ...
やはり待っていてくれるのだ。(笑)

一時間ほどで甲府で各駅停車の「高尾行き」に乗換える。

16:23 「ぶどう郷駅」に着いた。


タクシーで5分ほどの「ワイン民宿 鈴木園」に到着した。




.
posted by win-manma at 17:48| Comment(0) | TrackBack(0) |

2017年06月01日

甲府ぶどう郷と信州安曇野の旅(2)

JRに変えた理由に費用の問題がある。

車でドライブを楽しみつつノンビリと旅をしたいのはやまやまだけど、そうなると宿泊を重ねなければならない。

いくら早割りで安いといっても最低一人5000円は掛かる。
宿には高級ホテルやビジネスホテル、老舗旅館や郷土色豊な民宿、ユースホステル、ペンションと色々有る。

5千円程度で探すとなると勿論夕食は付かない。

トイレや風呂は共有という所も少なくない。

オシャレなペンションで夕食付きで8000円というのも魅力的だが部屋にトイレがないと困ることに気付いた。

最近夫婦ともども夜中にトイレに起きることが多くなった。

見知らぬ家で廊下を歩いてトイレに行くのはイヤだ。
同じ理由でユースホステルも外れた。

民宿は郷土料理を看板にしているところが多い。
高級旅館でも思うことだが、豪華な料理を食べたいとは思わないのだ。
刺身は玄界灘の旬の物をいつでも食べている。
刺身なんて少しあればじゅうぶん、粗炊きは鮮度がよくないと美味しくないこれは得意料理。
行きつけの魚屋は高級料理屋に降ろしている鮮魚店で粗はいつでも手に入るのでだ。(;´▽`A``

肉類にしても、霜降りの肉なんてもう美味しいとは感じなくなっている。(笑)

できれば土地の素材を使った土地の人が多く行くお店の一押しの一品のほうがありがたい。
それに地酒が付けば言うことなし。わーい(嬉しい顔)


宿泊に一人5000〜6000円、朝昼夜とコーヒー等の食費が5000円〜7000円
一泊するごとに二人で2万〜2万5千円。
それを4〜6泊もしていたら・・・。(;゚ロ゚)ハッ

それにガソリン代、高速料金。
これをザッと計算すると北九州からいろいろ経由しながら東京までとなると7万円は掛かりそうだ。
少なくとも4泊は必要だ。宿泊費だけでも最低で8万は掛かる。たらーっ(汗)



JRだと二人で9万円になった。
仕方ない! 2泊にとどめよう。宿泊費が4〜5万円かぁ・・・。


ということで、チョイスしていた宿泊先のうち
行きは甲府勝沼の「ぶどう郷駅」から直ぐの「ワイン民宿 鈴木園」で泊まり、帰りは安曇野穂高の「ホテルアンビエント安曇野」に絞った。


さて、いよいよ出発進行だ。o(*^▽^*)o~♪





.




posted by win-manma at 21:51| Comment(0) | TrackBack(0) |

2017年05月30日

甲府ぶどう郷と信州安曇野の旅(1)

17年続けてきた設計事務所をたたんだ記念に旅行をすることにした。


丁度、娘婿さんの海外出張が13日から5日間ほどあり苦戦を強いられる。
一人では心もとないので来て欲しいという。

孫が出来ても夫は娘の家には行っていない。
お父さんが来ても家事が増えるだけで困るわ〜。申し訳ないわ〜。という。(笑)
夫はテニス仲間が孫の運動会だなんだと言ってはお休みするのがちょっと羨ましげなのだ。

丁度良い機会なので、夫と共に東京の娘の所に4泊することにした。

会社をたたむ準備と平行して、旅の計画を立てた。

夫は私に従うから好きなようにすればいいよと言う。

車で東京まで行こうか?と言うと。
うん! 俺が運転して行くから大丈夫だと。

夢は膨らむ。

東京までの長い道のり、気に入ったところ、行って見たいと思っていた所、もう一度行きたいところ。
それらを点点としながらノンビリ行こうと思い、計画を進めた。

ひと月前からなら宿も安くていいのがたくさん有る。
私は運転ができないのでなるべく夫の負担にならないよう配慮しつつ、かといって旅費は惜しみつつ、
ルートを探った。

一日目姫路で一泊、二日目は甲府で一泊、三日めに東京に入り四泊、七日目信州安曇野で一泊、
福井の海岸からアルプスを臨み、京都付近で泊まり、鳥取県の足立美術館にというコース。
宿はネットで簡単に予約できる。
良い宿、空き部屋はドンドン埋まっていくのでとりあえず予約だけはしておく。

しかし

甲府から東京に入るドライブのシュミレーションで
これは無理だなと思った。
高速道路の○号線から△号線へ、それから分岐が続きます。一旦高速道路を出て、▲号線へ・・・
初めての都会の道路で出口を間違えば、、、。
道を間違うとナビは変な指示を出す。ナビに頼りっぱなしは喧嘩の元。

夫がパニックになり、迷子になり、切れる。(;`O´)oコラー!


結局、JRで行くことにした。(笑)
計画はやり直しだ。



つづく



.


posted by win-manma at 10:59| Comment(0) | TrackBack(0) |

2015年05月29日

ドイツの旅(8)

英語もろくに話せない60才過ぎの地味なバーさんがなぜ1人でドイツまで行こうと!と思ったのか


娘が○○省に入って直ぐの頃、留学希望者にその道が用意されていることを聞いた。
キャリア職員は希望国の大学に留学してMasterやdoctorを取得して帰国するという制度。

希望して留学が叶う人と、希望しても留学が叶わない人と、留学を希望しない人に分かれるのだととしたら、
当然その後の道は分かれるだろう事は想像に難くない。
先輩達を見て、出来ることなら自分も行きたいと言う。
その為には希望国の言葉、語学力習得のレベルが要求される。
検定試験を受け、その取得成績如何で留学のキップを手に入れることが出来るのである。

娘は毎日深夜残業をこなしつつ、休日は語学学校に通い続けた。
宿題をする暇もないほどのハードな仕事量を抱え、趣味や帰国後の衰えカバーというゆとりある面々に混じって少しずつ少しずつドイツ語の勉強を数年間重ねた。


ドイツを留学先に選んだのは
娘との雑談で決まっていった。
その頃はまだ入省間もない頃、旅行先でも決めるように気楽に、キレイな大自然とオーガニック、食べ物も豊。
漏れ聞くところによる質実剛健なお国柄が高校の校風に似てるよね。
あんたには合っているように感じるわ(*^_^*)、そんな無責任な感覚だけで語学学校を選んでしまったのだった。

この時、その道の険しさなど思いも及ばなかった。たらーっ(汗)



その内に年頃となり結婚もした。
それでも諦めず語学学校通いを続けられたのは、夫の理解あっての御かげだ。
母は婿殿に感謝し手を合わせたい心境だった。





数年の努力の末、やっと夢は叶い娘は新婚の夫を東京に残して単身ドイツに留学した。

婿殿は快く娘を送り出してくれた。

そんなことをしたら夫婦関係が危うくなるかもしれないと親としては内心心配もした。
しかし、婿殿は足繁くドイツを訪れ二人してヨーロッパ各地を旅している。
なんとありがたい婿殿だろうと思う。
この境遇を前向きに捉え、思い出をたくさん作っている。


これまでの努力とそんな二人の様子を見ていて、ドイツでの娘の姿をこの目で見ておいてやりたいと思った。
ドイツでの生活は娘にとって一生のターニングポイントになる。
30数年間娘を見守ってきた母は、その都度その都度の重要なポイントに関わってきたじゃないか。
よし!ドイツに行こう。ひらめき
こうして私は今年3月ドイツに旅立った。





この旅を終えて

寒い北ドイツの空気感ばかりが思い出される。
久しぶりに会い、相変わらずツーといえばカーと応える軽妙な会話のキャッチボールの楽しさはこの娘だからこそだと嬉しかった。
娘が帰国したら国内を親娘旅をしよう約束した。

私の出不精(引篭もり)が改善された。
外の空気を吸ってリフレッシュする味を覚えた。



グローバルな感覚というのは国内に留まっていても培われないと私は思っている。
一旦外に出て、日本を見る。諸外国を見て違いを感じる。
そうして、国際感覚を身につける。
そして、世界全体地球規模で物事を捉え、日本の立ち居地をイメージできる人になる。
これからは、このグローバルな視点を持って思考のできる人材を育てなければならない。

文官を留学させる目的は単に語学習得の為ではないはずだ。

諸外国を見て感じて大きく育って帰ってきてほしいものだとつくづく思った。



この旅で用意したグッズで役に立った物

[ジャックゴム]超軽量のセカンドバッグ JACK GOMME 1215 LIRIS
重量:210gで、これを斜め掛けして常に持ち歩きました。帰国してからも手放せません。

[モンベル] mont-bell ポケッタブルデイパック 15
重量:220gのナイロンのリュックです。
今、連続テレビ小説「まれ」でヒロインがロゴを消したものを担いでいます。
ビックリしました。(;´▽`A``「あっ!同じだ」

[ジムマスター] gym master HarrisTweedコイルビッグジップモバイルケース
Amazonのタイムサービスで5292円を1845円で買えました。ラッキーでした。
スマホを盗まれたら大変なのでバックではなく腰にこのケースを付けて鎖でスマホと繋いでいました。

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X7 レンズキット
このカメラ1800万画素で560gです。
当時(3月)¥ 92,366が¥ 51,993でした。今は¥ 43,542 になっています。(x_x;)シュン
一眼レフで軽いのが出てくれて飛びつきました。(笑)
ネット販売のために使っていたEOS Kiss2が重く感じるようになって久しく、撮影の日の翌日は腕・肩の筋肉痛に悩まされていました。あせあせ(飛び散る汗)

強力防水 トラベルポーチ 旅行用ポーチ 海外旅行 小物入れ 洗面 サニタリー 収納 フック式 強力吸盤 アクリルミラー メッシュポーチ SA-15
大きさも適度で収納力もあり便利でした。
付属のフックも強力で一日中でも鏡に吊り下げていても大丈夫。
ただ、フックはポーチに繋がっていないので、旅の途中でホテルの鏡に貼り付けたまま忘れてしまい、その後はドアノブなどに掛けて使うことになりました。あせあせ(飛び散る汗)
¥ 4,980を¥ 1,580で買いましたが、今は¥ 980 になっています。

[アリフ ]Alife ジャケットグリッパー
ショルダーバックのリングに引掛けておいて手袋やスカーフ、コートなど持つと邪魔になる物落としやすいものを手早く吊り下げられる。とても重宝しました。


モンベル(mont‐bell) ネオプレン スリーフィンガーレスグローブ親指、中指と人差し指だけが出る手袋。カメラを写すのに大変重宝、ネオプレン素材(合成ゴム)、軽量で蒸れず風をまったく通しません。優れものでした。



他にもいろいろ無駄な買い物をAmazonでしました。(;´▽`A``

au携帯のGLOBAL PASSPORT は意外にも役に立ちました。
日本から仕事の電話が掛かり、説明に時間を要したので料金が心配だったのですが、設定料金内でした。


海外の空港やその他施設内でのwifiはお手軽には出来ませんでした。
機種やsimフリーや契約内容など万全の準備して渡航したほうがよいようです。
デュッセルドルフの空港でもwifi利用の時間制限がきつくて思うように通信は出来ませんでした。



最後までお付き合いいただきありがとうございました。
posted by win-manma at 15:46| Comment(0) | TrackBack(0) |

2015年05月13日

ドイツの旅(7)

ドイツの旅(6)からのつづきです。


最初に降り立った日、デュッセルドルフは現地時間の夕方、日本時間では深夜でした。
時差ボケを考慮して夕食を駅のレストランで取った後ホテルへ直行。

娘が言うには、ここで現地時間に合わせて無理をすると体内リズムが乱れるのだそうです。

訂正です。
ヨーロッパに日本時間夜遅くに着いた場合、無理をして寝りにつく時間を遅らせて現地時間帯になるべく合わせた方が良いそうです。
経験から言うと、身体は休ませておいた方が楽だと感じました。



おかげさまで、9日間の旅行で時差ボケは全く感じませんでした。


最終日のデュッセルドルフの朝は降ったり止んだりのハッキリしない空模様。
スーツケースをガタゴト言わせながら路面電車で駅に向かいました。
通勤時間帯と重なり、大変な混みようです。
ラッシュに揉まれて肩に斜め掛けしたバックが身体を離れています。
必死で引っ張るとファスナーが開いていました。がく〜(落胆した顔)
財布もバックにフックで繋がっているバックインバックの中のパスポートも無事でした。(;´▽`A``

なかなかタクシーを使いたがらない娘の堅実ぶりにこの時はケチ!と思いましたね。(笑)


デュッセルドルフとその近郊は多くの日本企業が進出していて経済は活発な都市です。
街を行く人たちをみる限りでは労働者が多いように感じました。


観光はライン川沿い。
旧市街地です。

スペイン料理店で遅いブランチをいただきました。
寒いのですが、皆さん外のテラスでコーヒーなど飲んでいます。

私達はお腹をすかせていたのでガッツリ重い肉料理を注文。
とても美味しかったです。
デュッセルドルフの地ビールも美味しかった。ビール

IMG_1442.JPG

この店の店長らしきお姉さんが格好良かった。目
スペインのフラメンコがバッチリ似合いそうな雰囲気で、テキパキと注文をさばく姿がよかったです。


この街は面白いオブジェがたくさんありました。

IMG_1435.JPG
ドイツでは豚はラッキーアイテム。子をたくさん産んで丸々と太った姿はなるほどですね。わーい(嬉しい顔)

IMG_1454.JPG

IMG_1437.JPG

IMG_1439.JPG

こんな物がお店の壁に鎮座している。まるで日本のお地蔵さんみたいに。


IMG_1433.JPG
こちらは市役所だそうです。


IMG_1448.JPG

食事の後街を散策。
上の写真のお店でバルサミコ酢を買いました。DSC_0007.JPG
100ミリで12.5ユーロ(容器は2.9ユーロ)でした。12.5ユーロは日本円にして1683円です。(^^ゞ
当然、美味しいです。exclamation×2 濃厚で、ちょっと甘めですが風味が抜群でした。

街中を歩き疲れてライン川沿いへ

IMG_1459.JPG

IMG_1458.JPG

河川敷にカフェがズラリと並んでいます。
暖房が効いたテーブル席でコーヒーをのんでマッタリ。
犬を連れた人が多く、ワンちゃんも一緒にテーブルに着いていました。
大きい犬は足元に座っています。
IMG_1462.JPG

IMG_1464.JPG

十分ライン川を堪能した後、時間が有るので歩いているとトイレがしたくなり、建物の中のカフェでひと休み。

河川敷のカフェは、トイレは共用で有料だったそうです。


その後、デパートの方へ移動。
デパートはどこも大差はないと思いつつも、毛皮のロングコートの婦人を伴った紳士を見て、
本物のお金持ちだ!きっと。(笑)ひらめき
なんて、人間ウォッチングして、いよいよ空港へ。


娘が「このまま一緒に帰りたい。たらーっ(汗)
そんな事言われたら、泣けるじゃん ( ┰_┰) シクシク

必死に涙をこらえて、あと少しだ がんばん(頑張り)なっせ!

そうね、もう少しヨーロッパ楽しむわ(^^ゞ
と、言われ。結構ドライなのねと一安心。(笑)


さぁ いよいよ出国手続きです。

私と持ち込み荷物のセキュリティーチェックブースへ、
娘は心配そうに檻の外から見ています。


手荷物は全てトレーに入れて、回転ローラーに乗ってチェックボックスを通過。
私もチェックアーチを通過、
チーンexclamation
はい!もう一度。
やはりチーンexclamation


強面のおばさんが、
『マダームヾ(・ε・。)プリーズ』
『イングリッシュ・フレンチ・ジャーマニー?』

「イングリッシュ ア リトル」

『オーケー』
『プリーズ シッダーン』
『leg up』

足を上げて、警棒のような形の棒で身体を軽〜るく撫でると、またしても腰の辺りでピッピピ、何度してもピッピピ。


その時、気付きました。
ホッカイロあせあせ(飛び散る汗)


ポケットから生暖かいホッカイロを出して渡すと、優しく睨まれました。たらーっ(汗)


はい、良いわよと言われ、無事通過。


なかなかチェックブースから出てこない母親を心配していた娘に大きく身体で丸のサインを出して、お別れ。


ドイツ出国チェック。
パスポートとチケットを見せてゴム印を押してもらい、無事通過。

・・・・・。

なんと、大事なチケットを挟んだ手帳をカウンターに忘れていたらしく、
後から来た旅行者らしき金髪のお姉さんに忘れていましたよ。と渡され、青くなりました。がく〜(落胆した顔)


20時10分発のana便の搭乗口でしばし待ち、いよいよ乗り込みます。

帰りの便は満席状態。
お隣は娘と変わらない年代の若者でしたъ( ゚ー^)イェー♪。わーい(嬉しい顔)


「トイレの時とか遠慮なく言ってくださいね」とご挨拶。
青年、親切なおばさんでよかった。という顔をしてくれました。


飛行機が安全体制に入ると直ぐにCAさんが新聞を数種類持って如何ですか?と言ってくれました。
これが、嬉しかった。るんるん
早速経済新聞をいただき、連載小説から読み進めます。
活字に飢えていた様です。
でも、驚いたことに、文章の内容がスラスラと入ってこない。

それでも嬉しそうに新聞に噛り付いている様子が意外だったようで、お隣の青年も通路を挟んだお隣もチラッと見ていました。

これでも経営者なんだぞ!
見えないだろうけど(笑)(;´▽`A``


ドイツを夜出発したので、日本に着くまでに少し寝ました。




やっと 日本に着きました。わーい(嬉しい顔)

ANAのラウンジでひと休みしようと思い、荷物を抱えて移動。

日本は暖かでした。
ボア付きの嵩張るコートをジャケットクリッパーで束ねてリュックに引掛けていたのですが、気が付くと有りません。
ラウンジの中を探したけれど見当たらない。

受付に落し物として無いか聞いてみます。
受付の人も探してくれました。

有りました。
ラウンジのイスの上に有ったそうです。

自分がとても疲れていることを自覚しました。(-д-`*)


ラウンジでビールを少しだけ飲んで、早めに国内線福岡行きの搭乗口へ。


飛行機がとても小さく感じました。
日本の夕焼けと車のライトを眺めながらのフライト。キレイでした。



... もう少しつづきます。
posted by win-manma at 15:09| Comment(2) | TrackBack(0) |

2015年05月06日

ドイツの旅(6)

ドイツの旅(5)からの続きです。

(6)を書いた翌日に娘から緊急連絡
ブログ間違ってるよ。
ケルン大聖堂があるのはケルン駅!!
ボンは通過しただけで降り立ったのはケルン駅だったそうです。<(_ _)>ふらふら



翌日は列車でケルン、そしてデュッセルドルフへ


ボンは娘が最初に暮らした街。
世界遺産のケルン大聖堂はその大きさが有名。
ドイツに来てそれを見ないと損をした気になって、ケルンの駅の前にそびえるケルン大聖堂をスケジュールに入れました。


マインツからボンまでの行程はライン川に沿って走る列車をチョイス。
生憎の空模様で景色がグレー掛かってはいましたが、きれいでした。
DPP_4787.JPG

IMG_1395.JPG

ラインくだりが観光として人気なのが頷けました。

いよいよケルン到着。
目的はケルン大聖堂のみ。
娘曰く、他はたいしたことないから。(笑)

DPP_4795.JPG


デカイexclamation×2
駅前だとカメラに全体が収まりません。
雨が降っていたのでザッと見て、ケルン大聖堂見ました。exclamation
そんな観光ばっかりじゃイヤだけど、ここはそれでイイやと思いました。
私はやはり繊細な美しさのほうが好みのようです。


そして

いよいよ明日は帰国

空港のあるデュッセルドルフに向かいます。

入国した時と同じレオナルドホテルへ


日が暮れて小雨の中ホテルに到着
フロントに向かうとかなり太目のお姉さんがフフンといった顔付きで受付を開始

今日の予約?
お名前は?
ん? もう一度お名前は?
?有りません。exclamation&question

「そんなはずないけど」食い下がると、


無表情に冷たく「明日の予約になっていますね」
「え===」
「もーキャンセルはできませんよexclamation

じゃぁ今夜一部屋ありませんか?
と、聞くと。
「スイートならあります」と冷笑しながら言います。

じゃぁ、スイートにしましょう、ベットはツイン?と聞くと
「ダブルです。ドコモポイント


この人、他人の不幸を甚振(いたぶる)る楽しみ方していると、娘の途方にくれた苦しげな表情とフロント嬢の含み笑いを堪えた冷笑を見比べながら感じました。

そして、「お向かいの三つ星ホテルに聞いてみたら?」と言うのです。


ドイツの四つ星ホテルなんてこの程度なのexclamation&question
フロントの不親切にあきれ返りました。
日本の宿泊施設では考えられない態度です。

外国人が予約のミスで困っている。
日本なら絶対に親切に色々な手を打ってくれると思いました。


フロント嬢はと見ると、後から来た西洋人達に満面の笑顔とサービスの物腰で接客していました。
時々居るようです。
東洋人を見下(みくだ)した人種だと信じている人。

教養ある人は何処に行っても気持ちはどうであれ、失礼の無いマナーで接してくれます。
ドイツに着いてこれまで、楽しく旅ができたのもそのようなドイツの人たちがたくさんいて、
列車の座席を代わってくれたり、重い荷物を笑顔で抱えあげてくれたり、ドイツ語が分からないと勝手に思い込んで片言の英語で一生懸命に答えようとしてくれる親切な人に接してこれたからでした。

意外にも英語がダメなドイツ人は多いようでした。そんな人は「本当にヤダー、どうしよう、聞こえなかったことにしよう」という極まった困った顔をしています。(笑)


このレオナルドホテルが四つ星に値しないホテルなのかどうかは知りませんが、
ドイツ到着の日に通されたこのホテルの部屋はステキでした。
チェックアウトの時のフロントの男性の態度もチャンとしていました。

今回初めて感情を露骨に示されて、娘も私もショックでした。

でも、最近。日本でもレオナルドホテルのフロント嬢のような底意地の悪さを恥とも思わない若い人多くなりましたね。
教養の無さを見抜かれても何とも感じない。
日本の教育の低下の結果だと思います。


結局、その夜はスマホでデュッセルドルフの四つ星を検索して、事無きをえました。
ただ、バスタブが無かったのが残念でした。


さてさて、明日はデュッセルドルフを観光して帰りの飛行機に乗り込みます。


あせあせ(飛び散る汗)
posted by win-manma at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) |