2023年02月12日

新年会にオードブル

我が習字の師匠は大忙し、教室を6〜7教室持っていて抱える師範だけで60人はいる。

年末年始はそれぞれの教室の忘年会新年会、書道協会のお偉いさんたちとの会食や会合とスケジュールでぎっしり。


いつもは先生の方からあんたたちどうする?と言ってくださっていたのに今年は何も言われない。


みんなもコロナだしね〜。と先生に言われないのをいいことにスルーするつもりのような雰囲気が漂う。

先生はそれをいち早く察知して言わないだけなのよ。と、思うが・・・。
去年会計さんの行き過ぎた認識を改めたくて、この教室の役員というかお世話係を変わってもらった。

その人たちに一任しているのだから私が口出しするのはどうだろうかと思ったが、
何もしないで教室で指導してもらうだけでは先生の考えやアドバイスを深く聞くチャンスが遠のき関係性が薄れる。
その関係性は失いたくない、簡単でいいからやはり一席設けたいわと思い「新年会しましょ?(^^;」と言うと先生も直ぐに応じてくれて、うち(先生のお宅)ですればいいよと言って下さった。


毎年言ってくださるのに、どういう訳か強く反対するする人がいてこれまで実現できなかった。

今年はその反対を聞き流して、先生のお宅でいつも教室でやってる添削をしてもらい、県展の作品のお手本を選び、そのあと新年会ということにした。


料理は料亭の仕出しを取ることにしたけれど、これにも反対が出てもっと安くて美味しい店があると言われ安い仕出し弁当になってしまった。

これには参った。(;'∀')

先生は85歳の女性、美食家で健啖家でお酒を愛してやまない元気なお年寄り。
毎年多くの生徒から美味しいお酒や料理が届き、毎日食べることを生きがいにするほどのグルメな人なのだ。

そこに安さ自慢の仕出し弁当では申し訳ない。あせあせ(飛び散る汗)


仕方ないので、オードブルを作って持って行くことにした。

70p角の銀のトレーに、「トマト・生ハム・クリームチーズ・カイワレのバジルソースマリネ」「ナッツ・干し葡萄・クリーブチーズボールのクラッカー載せ」「黒豚ロースとピーマン人参の塩麹炒め」を作り人数分載せて持って行った。



食事会をすると先生は必ず寸志としてお金を包まれる。
今回、最初にお知らせした料亭より下がる旨伝えなければ過分に用意されていたらこちらも困る。

その埋め合わせにとは言わないが、察してくれるだろうとふんで
ワインに合うおつまみ(チーズ系)とビールを持って行きます。とメールしておいた。


返信に「うちは酒類の持込み禁止です!」とメールがきた。

笑ってしまう。(^^)v




先ずはビールで乾杯!!

教室のメンバーで宴会をすると「私飲めないの」と皆が言う。

喜んで飲むのは先生と私ともう一人だけ。


先生は上等のワインと冷酒も用意してくれていた。

ワインを開けるのは私の役目だ、その美味さに驚いた。

「これ相当に美味しい!(^^)!」というとこの前飲まないと言っていた男性が一口飲んで「こりゃ旨い」
これ飲んでみ!飲まなきゃ損だよとみんなに勧める。みな飲んで食べてくれた。

和気あいあいのうちに宴は終わった。



好かった。(^^♪





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2023年02月06日

市長選 応援したけれど・・・。あせあせ(飛び散る汗)

16年ぶりに新しい市長が誕生する市長選挙が行われた。

東京で孫に久しぶりに会えた昨年秋
娘が「えー! つもりさんが北九州の市長選に立候補するって(;'∀')」と驚いている。

市議会議員団に請われ決意したらしい。現市長にも是非にと迎えられたと聞く。


同郷で高校の先輩で入省後可愛がっていただいた先輩。


応援してね。周りの人にも伝えて。
すごく頭の切れる人だし困難を克服するバイタリティーのある人だから。


早速九州に帰ってみんなによろしくお願いします。娘の先輩で一緒に仕事した人なんだって!というと皆「分かった(^^)v」と言ってくれた。


能力の優れた人が市長になってくれたら嬉しい。(⋈◍>◡<◍)。✧♡

大きな日本の流れ、世界の動きが読める人がトップに立って先導してくれたら、きっと地元は活性化して生活が活気づき潤いが生まれる。そのために一生懸命に働くために戻ってきたのだな。

エリート官僚の出世コースの道を捨てて地元に戻り、故郷を日本の重要拠点にすべく働こうとしてくれている。


しかし、結果は元厚生労働省のタケウチ氏に負けた。あせあせ(飛び散る汗)


私にはつもりさんの公約も言っていることもよく理解できた。
なぜ?私は娘の官庁訪問の時、各省庁が何をし、どんな人材を求め、どういう問題を抱え、どう対処しているのかを調べ行政や国の形を多少なりとも調べ学んだ。
娘がどの省庁に行くのか、そこでなにをしようとしているのかを知りたいと思った。ここで知らなければ娘の仕事を理解してやれず、もし苦難にあったとしてもただ祈ることしかできない無知な親になってしまうと思ったからだった。

結果、官僚が言う言葉がほぼ分かるようになった。


私のような人間は稀で、多くの人は国や市や県の方向性や戦略など興味のないのが普通だ。


人は「私に市長をやらせたら今の生活が楽になるよ。そのために頑張るよ!!」と言われたほうが親近感をもって迎えられる。感情的にも共通認識を持ってくれている人だと思える。


難しいことを言えば、偉そうに、上からモノ言うな!と反発される。それが官僚嫌いに通じる。

感情に訴えるのが選挙なのだとつくづく思った。



北九州はアジアへの出口であり入り口。
この地の利を生かして物流の拠点・流通網を作り経済の流れを作り地元を活性化し活気ある街づくりを行う。実現すれば北九州に人が流れ、物が流れ、経済が流れ込む。

そのためには国との連携が不可欠だ。内閣府で辣腕を振るったつもりさんにはその人脈とパイプがある。
これはすごいことなのだが、想像がつかないし、なかなか信用もしてもらえない。


国の奥深くで行われている仕事自体がイメージできないのだ。
専門的なことを言われれば相手は益々チンプンカンプン。


それよりも子育て支援や年金生活の負担軽減、等の生活に密着したことを何とかしてくれないのかこの人はということになる。


どぶ板選挙というのは昔小沢一郎氏が推奨した選挙活動方法。
有権者の一人一人に訴えかける選挙運動のこと。

名前と顔を覚えてもらいひたすらお願いする。

それが今も続く選挙というものらしい。



地元の現衆議院議員元外交官のオガタリンタロウ氏も辛酸を舐めた人だ。
常に国道沿いに立ち、車に向かって頭を下げ続け、2021年返り咲いた。
おかげで毎週見る顔になっていた。


東大在学中に外交官試験に最年少合格後外務省入省した超秀才。


その人が辻立ち3000回だそうです。


今回の負けの原因は内部分裂だということもささやかれている。

お神輿の上の人は地に足が付いていない。
担がれた人は担ぐ人の思いのままに連れて行かれるのが定めだ。


それを知らずに文句を言えば、放り出されるということか?あせあせ(飛び散る汗)


頭脳明晰で辣腕を発揮するバイタリティーあふれる人が人々からノーを突き付けられる。



世間というのは難しいものだと思います。





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2023年01月29日

断捨離決行

コロナでダウンしている時、楽しみを見つけて回復力につなげたいと考えた。

そこで、不用の物を処分してGoogleテレビ内臓の大型液晶テレビを買おうと思いついた。

最近はドラマの見逃し配信やプライムビデオで無料映画サービスが充実してきてテレビの活用方法が活性化している。
映画を見るなら大型の画面が良いよななどと思いながら布団にくるまって体力が戻るのを待った。


そして

夫のオメガの時計、ブランド物のバッグ数点、昭和っぽい金のネックレス・・・。
をmonobankに持って行った。


総額143000円になった。(*^-^*)


現金を手にした途端、大型テレビ熱が醒めてしまった。あせあせ(飛び散る汗)


貧乏人は慎ましく暮らすのが似合っている。
別に大型テレビじゃなくてもいいよ。私のPCはデスクトップ型で大きなモニターを使っているからAmazonのプライムビデオは今まで通り見ることは可能なんだし、スポーツ観戦する人にとっては大型テレビは迫力映像で楽しめるらしいが、私はスポーツ観戦をしない。見ても分からない運動音痴なのだあせあせ(飛び散る汗)


夫は野球やテニスを見たいらしいが、リビングの大型テレビで見るようになると考えたら・・・。
嫌だよ、邪魔だよ、そんなのはあなたの部屋でやってよね。と思ってしまった。
ライフスタイルが大きく変化することに気付いた。

夫に大型テレビ熱冷めちゃった。なんか勿体なくなくなったのよね。
美味しいもの食べに行った方が嬉しくない?と聞くと
そうだね。何食べる?と同意してくれた。

鰻なんてどう?
値上がりしてからうなぎ屋に行ってないよ。
一人4000〜5000円で豪華に(笑)


昔よく行った黒崎の田舎庵へ。

随分久しぶり、うな重の弁当箱が小さくなっている。
肝吸いが普通のしめじの吸い物になっている。


それでもここの鰻は美味しい。




次は何処に行こうかと探すのが楽しい。
天婦羅も良いよね。
蕎麦懐石も・・・・・・


さて、次は何を断捨離しよう。


(^^♪



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コロナ?インフルエンザ? どっちだろう

年の瀬も押し詰まった12月30日、大掃除しなきゃいけないと思いつつも体が重い。

タンスの引き出しに突っ込んだままの家電の保証書やカタログが気になっていたのでそれらをファイルに収めながら仕事のはかどらなさに溜息をついた。

黒豆と数の子の下拵えは済ませた。正月の材料は昨日買い物を済ませている。
明日肉屋と魚屋に注文しておいた物を受取り、がめ煮を多めに作ってお雑煮の具や出汁を準備すればいい。

魚肉が来る前に冷蔵庫のお掃除をしなきゃと思いつつ夜になってしまいその日は無理をせず寝ることにした。
お風呂に入って布団に入りいつもの様に寝る前の体温を測ると36.6度ある。

不眠症になって朝晩体温を記録するようになった。
人は朝目覚めるころには体温が上昇して、寝るころに体温が下がる。
これを把握していると自分の体調をつかむことができる。

28日は甲状腺の定期健診の日だったのだがこの日の朝の体温が35.6度しかなかった。
今日は不調だと認識しながらも病院に行き受付で検温され36.3度。問題ない!
採血後の待ち時間を利用して相続放棄手続き完了後の事務処理の為に法律事務所に出向いた。
一時間後検査結果。
懸念だったコレステロール値が下がった。前回処方されたリブロが効いたと先生がとても喜んでくれた。
そして今、発熱外来はコロナと見分けが付けにくく気楽に診てもらえない状況なのでインフルエンザワクチン接種もしてもらった。

30日夜から熱が出始めた。
心当たりとしては28日に感染または原因か。他は外食もしていないし、人と会って話もしていない。

まず疑ったのはインフルエンザワクチンの副作用。
たまに発熱する人がいるらしい。丁度3日経っての発熱、怪しい。

病院はもう正月休みに入っている。
31日、夫に肉と魚を受取りに行ってもらい正月の食料は確保を済ませた。

熱は下がらない、38.8度になった。
娘がコロナっぽいなと言う。彼女は先月罹患した経験者でよく分かっている。

Amazonで検査キットを買うことにした。
翌日(1月1日)午前中に届けてくれると書いてある。

翌日舌に載せて調べるも無反応。(陽性・陰性・無効)
赤いラインが出ない無効状態、検査結果が出ない。

二本目測定時間を無視して噛んでいたら赤いラインが二本出ていた。

娘に見せると出てるじゃん! コロナだよ!という。

この時点で咳はまだコンコンとした乾いた咳。
熱は37.5〜38.5度。
歯医者でもらったカロナール200を飲むと37.5度に落ち着いてきた。
夜になると咳がゴホゴホとした湿り気を帯びお腹も痛くなってきた咳による筋肉痛。
夜中ヒューヒューという自分の声で目を覚ます。

血中酸素濃度を測る測定器を買わなきゃならないだろうかと思いつつ、朝を迎える。
2日になったので薬局が開店する。
開店を待ち構えて夫が薬局に急ぎ、バファリンを買ってきてくれる。
奮発してバファリンpremium!!(笑)

熱が一気に下がる。35.9度
その後、37.0度前後を維持。


4日になった病院が機能し始めた。掛かりつけ医に電話。
忙しそうなのが電話でも伝わってくる。
手が空いたら電話をくれることにして待つ。

13時半に電話がきた。
状況を説明し、インフルエンザワクチンの反応だろうかと尋ねると考えにくいよと仰る。
詳しく経過を聞かれ、コロナ検査キットで時間を無視して計ったら陽性が出たいうと、そりゃコロナだろうねという。

今更調べても意味ないから安静にして回復を待った方がいいと仰る。
8日迄自宅待機してその後徐々に動くようにというアドバイスを頂いた。


眩暈はなかなか取れなかった。
昔のエレベーターに乗ったことがある人は知っているだろうが、昇降時にズーンというあの感覚が消えない。


体重が1.5kg減った。
顔がげっそりして頬が落ちている。


軽症でこれかというのが感想。


夫が料理の腕を上げた。
ビーフシチューを作ったり、豚ロースで鍋にしたり。
嫌な顔一つせず、コロナにも勝って頑張ってくれた。


ありがとう。(*^-^*)




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2022年12月25日

漢字の書き取り「とめ・はね・はらい」

今年もおかげさまで県展に応募し入選できました。拍手

筆文字の半紙サイズと条幅サイズ(136cm×34.5cm)を所属する会に毎月提出して評価を受けている。

筆とは別にボールペン・万年筆の練習もしていてこちらも会に提出して審判を仰いでいる。

何年か掛けてようやくボールペンは順師範に、万年筆は特級になった。

ボールペンは日常的に使うので自分の癖が出て、手本通りにはなかなか書けない。
今更小学生の書き取り練習のように素直に書けないのは性格の歪みかと思えてくるほどに書けない。

それでも続けているのはやはりきれいな文字に対する憧れがあるからだろう。
これは美的なものに惹かれる私の欲だ。

小学校の頃書取りでよく褒められた。
学級新聞作りを手伝わされて鉄筆でガリ版に書いたりしていた。


ボールペンや万年筆で書いて提出してもなかなか昇級できないのは、とめ・はね・はらいの正確性が問われていることが分かった。
一字一字丁寧に書け、書けていなければ落とす。と聞いて驚いた。

キレイに見えることよりも正確であることの方が大切だということらしい。
万年筆は特級までは楷書で書かされる。どうりで進級できないはずだ。


私は綺麗な文字が書けるようになりたくて練習しているのに、木偏の二画目の末尾がはねられていない?
そんなことを覚えたくて書いているんじゃないよと言いたいが、それが判断基準というならそれを満たすしかない。
これじゃ書道教室の真義を逸脱するだろうにと心配になった。


この様なことが小学校の一年生にも行われていると聞いて驚いた。

孫の書取りノートにびっしりと付箋が張られている。不備が指摘されているのだという。

てん、はね、はらい、接合点の隙間、等々

小学校一年生ではまだ鉛筆をコントロールする握力にも個人差があり、器用不器用の個性もある。
孫はまだ鏡文字を書くことがある。これは脳の処理能力が未発達だということだ。
そのような子にそんな細かな点やはねや隙間を指摘しても伝わるはずもないだろうにと思う。

それよりもきれいな文字楽しい文字を書く楽しさの方が先じゃないのか?

感性を育てる大切さの方が今の教育には求められているはずだ。
コンピューターに任せられるような仕事は世の中からどんどん淘汰され、感性や創造力を発揮して未来を切り開いていく能力が求められている。

昔、職場の上司が言っていた。
数枚の設計図が提出され見比べた場合、美しい設計に手が行くと。
数学者がよく言う、美しい数式。

一本の線が引いてある、美しい線と汚い線、それを識別するその感性こそが大切なのだ。

起点と終点の幅と色。
書道でいうなら起筆・送筆・収筆、起筆の強さと濃さ、走筆のスッと伸びた線の細さ太さ、収(終)筆の締め具合。

これを見て感じる目が感性だ。




初頭教育では勉強嫌いにさせない工夫が大切だ。

頭ごなしに間違いだぞ!と指摘されて直させられたら誰でも苦手になり漢字が嫌いになる。
勿論漢字に限ったことではない。

その根は深く残る。


文化庁が平成28年2月29日
常用漢字表の字体・字形に関する指針(報告)を発表している。
そこには
漢字の字体・字形については,昭和 24 年の「当用漢字字体表」以来,その文字特有の骨
組みが読み取れるのであれば,誤りとはしないという考え方を取っており,平成 22 年に改
定された「常用漢字表」でも,その考え方を継承している。
しかし,近年,手書き文字と印刷文字の表し方に習慣に基づく違いがあることが理解さ
れにくくなっている。また,文字の細部に必要以上の注意が向けられ,正誤が決められる
傾向が生じている。


「常用漢字表の字体・字形に関する指針(報告)」 (平成28年2月29日 国語分科会)
○ 手書き文字と印刷文字の表し方には,習慣の違いがあり,一方だけが正しいのではない。
○ 字の細部に違いがあっても,その漢字の骨組みが同じであれば,誤っているとはみなされない。


この様な指針が出ているにもかかわらず、「とめ・はね・はらい」問題は、小さな書道教室にまでも類が及んでいる。



何故か教育の場においては時々おかしなことがまかり通る。

娘を育てている時はゆとり教育に疑問を持った。
国は何を血迷っているのかと本当に腹が立った。

国全体がゆとり教育まっしぐらの中で異を唱えてもモンスター扱いされるのが関の山なので、独自で子供の成長を見ながら塾や家庭での指導を選びながら教育には力を注いだ。


くれぐれもおかしな方向に流されないように!
頑張ってください。



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2022年12月19日

読書三昧

今年もよく本を読みました。

111冊は確かに読んだようです。
他にも途中で時間の無駄か?と投げ出したものが数冊、最後まで読んだけれど面白くなかった物は撮らなかった。


全部図書館で借りて読むので、手元に残らない。
そうすると何を読んだのか分からなくなる。
そこでスマホで写真に撮り記録しておくことにした。

今、写真を手繰ってみたら内容を全く覚えていない物が何冊かあった。
面白くなかったなぁと思ったものは写真に撮らなかったのだから悪くはなかった内容のはずなのに、、、。


読み飛ばすという表現があるがまさにそんな感じ。
先が気になってドンドン急ぎ足で、しまいには駆け足で読んでいる。
もう少しゆっくり味わおうよと自分に文句言っている自分がいる。


neko.JPG

先日読んだ「猫も老人も役立たずでけっこう」養老孟司著

この中に養老さんちの"まる"は虎屋の羊羹の味が分かるようだという文章があり、更に他所の羊羹は食べないと書いてあり、私はこれに反応してしまった。


恥ずかしながら私は未だ寅屋の羊羹を食べたことが無い。

"まる"に対抗心を燃やしてしまった。

そんなに美味しいの?
私は外側に砂糖が薄っすら覆っている羊羹が好きなんだけど、本物の羊羹は奥行きが違うということ?


えーい!
食ってやろうじゃないか!
だが、なんせ高級品あせあせ(飛び散る汗)

toraya.jpg

小さい小さい箱入りを買ってみた。

うーんあせあせ(飛び散る汗)
確かに美味しいには美味しいが、違いがはっきり分かるというほどのことはない。
紅茶は食べたことが無かったからか確かに美味しいと思った。
小豆と黒砂糖は上品だと思った。

やはり高級羊羹は抹茶や煎茶などの改まった清らかな空気感漂う茶席で美しい菓子皿に載せて頂いてこそ美味しいのかもしれない。
駄菓子と同等に扱っては気の毒だ。勿体ないとはこのこと。


気の毒?
何に対して気の毒なんだ?
羊羹に対して?
まさか、たかが羊羹だよね。


(*^-^*)



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2022年12月10日

焼き芋鍋

DSC_0306.JPG


寒くなったのでストーブを出した。

毎年のことながら手間のかかるアラジンストーブ。
常に芯のご機嫌を見ながら手入れをしていないとキレイなブルーフレームが赤い炎を見せ始める。

円筒形の筒の上でお湯を沸かし、シチュー、おでんや黒豆やぜんざい等の手間暇掛ける料理に活躍している。

これで焼き芋を作りたいのだが、筒の上に直接サツマイモを置くと蜜がこぼれてストーブの上に黒い染みが付き、これが焼き付けられたようになって取れない。


今年こそはと思い立ち、焼きも鍋を探してみた。

先ずはネットで情報収集。

鋳物鉄は憧れるが7000円から10000円以上の物まである。
断捨離を心掛けている。物を増やすことに後ろめたさがある。

この鋳物鉄の焼き芋鍋は後の世代にまで受け継がれ使い続けられる価値ある品物だな。(^^;
私あと何年使うつもり?
後の世代?
娘や孫は絶対に要らないと 言うに決まっている。

私が使わなければ憂いなく処分できる物を選ばなければ。
(; ・`д・´)

そこで高木金属の「ホーロー 焼いも器 24cm 石付き」をチョイス
これを選んだ理由は、メルカリで新品2800円(送料込み)を見つけたから。

Amazon4980円より相当安い! (*'▽')


これなら“一生もの”にはならないだろうから使わなくなったら思い切って捨てられる。(笑)


私は物を捨てられない人。あせあせ(飛び散る汗)

物に対する思い入れや執着心が強くて、身軽になれない。
手放すと風邪を引きそうな肌寒さを感じてしまう。(笑)


先日友人が使いもしない金のネックレス質屋で処分しようと思うのよ言う。

うちにも少しある。
ノリタケの派手な洋食器、分解掃除に出すのが惜しいほど出番がなかった夫のオメガの腕時計、ブランド物のバッグ、母の形見の金ネックレス。


友人は金のネックレスを質屋に持って行って79000円に換えてきた。


そうよね。
使いもしない物より現金よねたらーっ(汗)


美味しいもの食べた方がよっぽどいいよね。


石焼鍋はお芋だけではないらしい。
スイートコーン、栗、焼きナスも活けるようだ。

そうだ今日は生椎茸を焼いてみよう。醤油を垂らして美味しい日本酒が手に入ったからそれで一杯。
(*^^*)




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2022年11月26日

備忘録「土を喰ふ日々」水上勉著

映画「土を食らう12ヶ月」の原案を読んでみたくなり
図書館にリクエストすると直ぐに最寄りの図書館から届いたと知らせがきた。


水上勉作品を読んだことはなかった。

「飢餓海峡」「越前竹人形」など貧しい庶民の生活を題材にした暗い叙情的作品というのは苦手だ。

この手の苦労を背負った辛い物語を好まない質で、どちらかというと苦労を吹き飛ばす明るさを持った主人公が登場する物語が好きなのだ、読後感のさっぱり感を楽しみたい。
要するに私は苦労嫌いの馬鹿垂れだなと自分を顧みたりするこの頃である。



この「土を喰らう日々」は精進料理に親しんでいる水上さんの料理を12ヶ月に分けて載せてある。

水上さんは少年期、禅宗の寺で養われた小坊主の時に台所を任されてたらしい。
住職に精進料理を叩きこまれた様子が書かれている。


寺の料理は畑や山で食材を調達することから始まり、それを無駄なく幾通りもの料理に仕立て上げる知恵や技が要求さたと書かれている。


あー昔は自然と向き合いながらその日の食べ物を得ていたのだなと改めて教えられた。

今はスーパーや産直の店で多くの野菜や肉や魚を買い揃えてられる。
それを何でもかんでも冷蔵庫に詰め込み、いつ買ったのか忘れてしまったような食材が棚の奥に無残な姿で残っていることもしばしば。


先日読んだ
「本当に大事なことはほんの少し」ウー・ウェン著にも書いてあったように、買いだめしちゃだめだということを少し生活に取り入れるようになった。


おかげで冷蔵庫の中で野菜が凍ることがなくなった。詰め込み過ぎていたらしい。
そして食材を大切に扱うようになった。


そしてこの土を喰う日々を読むと美味しくいただくことの大切さ姿勢を学ぶことになる。


水上さんが数十年前の梅干しのことを題材にしておられた。

小僧時代の和尚が作られた梅干しが美味しかったとその梅干しを数十年後に頂いて涙するというお話。

その話を雑誌の載せると、若い読者からそんな古い梅干しが食べられるものかと非難された。
水上さんは怒っていた。今時の漬け方とは違うのだ!手間暇かけて大切に大切に作られる梅干しは何十年もいや百年以上もつのだと!


そうなのだ。
甘味料など使っていない紫蘇と塩だけで漬けて美味しい梅が世の中には確かに有る。


我が家ではあまり梅干しを食べないが時に欲しくなる。

そのために、御粥しか喉を通らぬ時の為に300g1000円の梅干しを買い置きしている。


これこそが本物の味という物が確かにある。
私はその味をいくつか知っている。



それを改めて思いおこして幸せな気持ちになった。



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2022年11月09日

備忘録「アルツ村」南 杏子著

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先日行きつけのグリーンコープ生協店舗で大きな声で喋っているというか文句を言っている老人がいた。

声は明るいのだが店の人と嚙み合っていない感じ、この店舗は会員制で少し高級感があるのでザワザワした雰囲気ではなく落ち着いて買い物ができる。


そのご老人、奥さんから注意されていた。「大きな声出して(。-`ω-)」と。

レジを済ませて表に出ると夫が珍しく笑っている。
どうしたのと聞くと

レジを済ませた客がエコバックに買った物を仕舞うテーブルで、備え付けのビニールの小袋に大きなキャベツを入れようと頑張っている人がいて可笑しかったらしい。
どう見ても入りそうにないのにねと笑っている。


たぶんあの老人だなと思った。
先日読んだ「アルツ村」に登場する認知症患者達の症状に似ている。

認知症患者を元リゾート開発地の広大な土地で収容しサポートする施設内で起こるちょっと(いやかなり)怖い物語。


認知症になるとこういう症状が出るのかととても参考になった。


先月夫の車で小倉駅構内にある掛かりつけの病院に行き、戻る時、パトカーに呼び止められた。

小倉駅前で一旦停止を怠ったと言う。


今まで何年も通った道だが一旦停止などした覚えがないと言っている。

警察官と夫が歩いてその場所に行くと一旦停止になっていたと言って戻ってきた。

普段、カーナビは「この先一旦停止があります」とアナウンスしてくれる。
通いなれた道、カーナビ言った?
腹立たしいが、切符を切られて罰金を払った。

後日、認知症検査を受けてくださいとの通知が来た。
絵を覚えたり、今日は何年何月何日?、、、、の試験を受け、手数料まで払う。
36点でアウト。
よほど進んだ認知症でなければアウトにはならないように設定してあるらしい。


年齢が進んでくると、私大丈夫?と思うことがある。
夫を見ていても大丈夫?と思うことがよくある。

スマホで認知症診断をするアプリを探してやってみた。
結果は大丈夫!だった。
少し安心する。


「アルツ村」の中に認知症の人が都会に住むと不具合が生じることが多いが、田舎暮らしだと「まぁいいか」と思えることが多く生きやすいと書いてあった。

そうかもしれない。

少々ボケても迷惑が掛かることや困ることが少なく穏やかに暮らせるらしい。

以前、近所に住む小さなお爺さんがいた。
青いヘルメットを被りニッカポッカ風の上下の作業服を着て腰に手ぬぐいを下げ、手にコンビニの袋を持って徘徊していた。
その歩き方がとても可愛かった。
いつの間にか見なくなった。どこかの施設に入ったのだろうか。本人の思うままにさせてやることはできないのだろうかと考えてしまった。


アルツハイマーではなく、脳の血管が切れて認知症になる場合は感情の起伏が激しくなり、怒りを抑えられなくという例も紹介されていた。

私はコレステロール値が高いのでいつか心臓か脳の血管が破裂する危険があると甲状腺の医者が心配してくれている。

甲状腺疾患でも認知症のような症状がでることがあるとも書いてあった。


ヤバいヤバい。(・。・;





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2022年10月29日

ジャストアンサーというネット詐欺?らしきものに引っ掛かったようだ

前回、相続で戸惑い悩んだことを書いた。

何に悩んだのか、
義妹から何の情報提供ないままでズルズルと時に流されてしまう状況。
法律知識が無くどういう利益や被害を被る可能性があるのかが全く知らない。
世間の常識からみて相続は正当な権利なのか。
皆さんはどういう風に考え対処したのか。

自分の置かれている状況が全く分からず、どうすればいいのかに悩んだ。


友人に相談しても私のような経験をした人はいなかった。

親が亡くなり兄弟で仲良く分けたよという人。
権利は弟に全部渡して、自分が生きている間は実家に住み続けられる約束だけはしたという人。
高齢の資産家のお一人様叔母さんのお世話を甲斐甲斐しくして愚痴る人。
長男が家を引き継ぐからお前らは全員相続放棄しろと言われみなそれに従った人。


そこでネットで情報を探してみた。

少しずつではあるが、なんとなく危険な状況に置かれていることが分かってきた。

このまま3ヶ月経過したら相続放棄もできなくなり、
もしどこかで弟が保証人にでもなっていて、負債が出てきたら私がその負債を背負う。負の責任を負う羽目になる可能性があることが分かった。


もう義妹の説明を待つゆとりは残されていない。
私が専門家に相談するしかない。

検索サイトを見るとその手の相談窓口が多いことに驚いた。
相続放棄なら当サイトにお尋ねください。
ちょっとしたご相談にお答えします。初回無料。
相続に強いスタッフ揃えています。初回30分5000円、0120・・・・ 

そこで見つけたのが遺産・相続問題サポート事務局
ここはよく話を聞いてくれて、今週中には動き出さないと間に合いませんよと教えてくれた。
費用を聞くと88000円ですとハッキリ言った。
ちょっと高いと感じて、検討しますと答えて電話を切った。

次に初回500円というジャストアンサーをスマホで見つけて読み進むと、相談内容を選択してさらに進む。
これから先は500円と示され、カード番号を記入、メールアドレスと続いて、少し不安を感じた。
メールアドレスは途中でやめて、戻る。をクリック。

このサイトから離れた。

先日カード会社の決済情報が届いたついでに今月の使用明細を見る。

そこにジャストアンサーの請求500円が計上されている。

10月16日にジャストアンサーのサイトを見た。その日のうちに請求されている。
何も相談せず、メールアドレスも知らせていない、当然ジャストアンサーからの確認メールも何も届いていない。

どういうことだ。?


鳥肌がった。

これ、もしかしてネット詐欺?


検索すると被害者の書き込みが多数出てきた。

500円のあと毎月4。500円引き落とされる。解約方法が分からない。etc

ジャストアンサー 消費生活センター というものあった。

解約はできたがお金は戻らない。等々



直ぐにクレジットカードを止めてくださいという書き込みを見つけた。

これだ!


私のカードは既に悪質な団体に握られていて悪用される可能性が高いと考えなければならない。


今は被害額500円だけれど、来月になればいくら請求されるが分かったものじゃない。



一晩中眠れないかった。24時間対応してくれるカード紛失窓口に明け方5時に思い切って電話した。

速やかにカードは使えない状況にしてくれた。


このカードはもう使えない使われることはないと思うとホッとした。


夜が明けて昼間もう一度確認電話を掛けた。
現在の使用状況を確認して、最後に使われたのはこの日のこの金額です。と確認され、これ以降のお取引はありませんと親切に対応してくれた。


カード会社のマイページで再度確認すると確かにベストアンサーの500円と自分が使ったものが計上されていた。覚えのない多額の請求は載っていなかった。安堵。


500円の被害で済んだということだ。

もし被害にあわれた方がいらっしゃったら、カード使用停止(紛失・盗難届)が先です。
その後、登録されてしまっていたら解約を試みてください。
ジャストアンサーの電話番号を載せて解約した経緯を書いた被害者もいました。それを私が勝手に載せることはできませんので検索してみてください。


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結局、相続問題の解決の糸口は見出なかったが、放棄の手続きをとるか、弁護士に依頼して相続争いをするかの2つしかないことは分かった。


ここは自分で決めるしかなさそうだ。
弁護士に話すと、相続争いの段取りの説明を始めた。この場合は事務手数料と違って成功報酬になるんだなと想像したが、放棄の方で進めてくれるように依頼した。


ちなみに、
費用は遺産・相続問題サポート事務局より随分安く済んだ。

遺産・相続問題サポート事務局から送られてきたパンフレットをみると、なんと電話対応してくれたのは受付スタッフで、契約すると司法書士が書類作りを手伝うにことなるようだった。


費用相場は弁護士の相場が3〜8万円+諸費用。これに対して司法書士3〜5万円+諸費用。

88000円とは随分相場より高いじゃないのよ。ぼったくりだったの?と思った。



情報があふれる程あり過ぎてどれを選べばいいのかさっぱり分からない。ここはよさそうだとコンタクトするととんでもない相手だったりする。


騙される方が悪い。バカは損すようになっている。

言葉巧みにとはこんな風なものなのかと思った。




危ない世の中になったもんだ。


怖い怖い。あせあせ(飛び散る汗)




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posted by win-manma at 16:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 暮らし