一年と三ヶ月と少し、長かった(^^;
軽舸迎仙客悠悠湖上來當軒對尊酒四面芙蓉開
紅杏生南國秋来發故枝勸君休采擷此物最相思
釈文
軽舸仙客を迎え悠悠として湖上に來る軒に當って尊酒に對すれば四面芙蓉開く
紅杏南国に生じ秋来れば故枝発く君に勧む采擷するを休めよ此の物最も相思せしむ
これを200枚ちかく書いた。
師の書いたお手本の「書」は筆圧を活かした力強いもの。
月に二度見て頂く。その度にダメ出しが出る。
行と行の間の空間の大切さ、強弱の配分、文字の形の悪さ、渇筆と潤筆との配列のバランス、見せ場
その時々で指摘されるが、なかなか身に付かない。
一年以上同じ字を書き続けたが飽くことが無かった。
書くのが嫌だとはならなかった。かといってこの字が好きかと聞かれれば決してyesとは思わない。
このお手本が好きで是非とも自分のものにしたいとも思わない。
どこまで書けるようになるのか、克服できるのか。それがモチベーションだったように思う。
最後のご指導を受けた時、強い字なのよね。筆圧のある人に向いている書体なのよ。と仰った。
そうか、この作品は私向きの字態なんだ。
そうか、強い字をスッキリと仕上げなければならなかったんだ。
キリリとしたハンサムな作品に仕上げなけらばならなかったんだ。
提出まで10日、仕上げのイメージがつかめた。
イメージがつかめても腕が付いていくほど生易しくはなない。(笑)
墨の色を濃い濃い紫紺に変えた。線を直線的に。
初挑戦だ、結果は落ちても通っても時の運と諦めることにしている。
仲間6人で、よく頑張ったね、みんな上手くなったよね。と努力を喜び合った。
打ち上げしなきゃね。(*^-^*)
おわったおわった!!
楽しかった。(^^)v
打ち上げでは旨い酒を飲むぞ (*'▽')
.
【暮らしの最新記事】